9/21(SUN)ビートルズ私設資料館を訪ねて・3回目です
前回の訪問記は、資料館館長の野口さんに facebook でシェアしていただいたおかげで、このブログ・アクセス数も“うなぎ登り”でした。
やはり、あのジョンが造ろうとしていた茶室の話題は私のようにそのエピソードを知らなかったファンにとって、そしてその噂を知っていた人にとっても嬉しいような、ちょっと胸がドキドキするような出来事でした。
そして、そういった資料を展示する、というのが大変意味あることだなと、あらためて感じました。
訪問記の3回目は、後半・資料館二階に上がってのリスニングについてです。
予定どおり、ジョンのアルバム「 Walls And Bridges 」について、三種類のアナログ盤を聞かせていただき、当日参加者の多数決でその中のどれを片面全部続けて聞くかを決めましたd(^_^o)
私が手を挙げたドイツ盤の非常にクールな感じのものは否決(^^;)されました。
なぜ聞きたかったかというと、今まで聞いたことがないほどの差異を感じたので、他の曲を聞いたらどうなっているのか、という興味からでした。
でも、音圧が高いレコードを聞くというのは刺激になりますね、普段聞いているCDや、 iPod での音とは、脳を刺激する部分が異なっている・・と、いつも感じます。
そして、皆からのリクエストも掛けていただいたのですが、最もショッキングだったのは、この金属製のボックスに大事に保管されていたジョンのアセテート盤に収められた「 Mother 」のレコードです。
※「アセテート盤」って、よくビートルズの資料本などを読んでいると出くわす言葉ですが、まだレコード生産する前の段階で参照用に作られた、金属板に樹脂のようなものを吹き付けているのでしょうか、そこにアナログで記録された通常のビニール盤に外見は似ているものでした。
これもまたビートルズ資料館で、私は初めて拝見したのです。
野口さんがプレイヤーに掛けるときも、難儀していましたが、溝の位置などがわかりずらいのでしょうね。
そして掛かった「マザー」・・・驚愕の別バージョンは、ギター中心のサウンドで、私も初めて聞くものでした。
「すごい・・・」言葉も出ないくらいの衝撃を受けました。
リスニングが終わってからもご一緒した方と二人で「素晴らしかった」と頷き合ったのでした( ̄O ̄;)
曲のラストのジョンの叫びも、レコード化されたものとは異なり、鋭く、突っ込んでくるような過激なもので、・・こっちの方がいいな・・と思いました。
この日のハイライトでした。感服いたしました。
また、ジョンの死後に発売されたアナログ盤シングルの「 Love 」についても3種類聞かせていただきました。イントロのピアノはフェイド・インしないものでした。
このパターンも初めて聞きましたし、やはり盤によってその音はかなり異なるのです。“カッティング”っていうものが、どれほどレコード盤に入っている音に大きく影響するのかということを知ったのも、この資料館を訪れてあらためて感じたことです。
最後にこの写真は、すでに絶版になっているとのことですが、世界のビートルズ・レコードの写真を収録している貴重な資料でした。
日本盤の部分では、様々な“帯”が掛かっているレコード盤の写真を見て、一同「おおっ!!」って声が上がりました'(*゚▽゚*)'
今回も来てよかった「ビートルズ資料館」、野口さん、ありがとうございました(゚ー゚*)。oO
そして今回参加者の皆さん、「よかったですよねぇ~」(*゚▽゚)ノ
【Now Playing】 Yellow Submarine / The Beatles ( Rock )
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