ニンフォマニアック NYMPHOMANIAC を見た
千葉市中央区にある千葉劇場で上映される映画は、いい作品だけど大きな会場が似合わなかったり、それほどの観客動員が見込めなかったり、一部のマニアックなファンに支持されているような作品が多いのですが・・・。
表題の「ニンフォマニアック」という映画、かなり過激なものらしいけど、千葉劇場が上映するのだから見に行ってみよう、・・ということで行って来ました。
監督のラース・フォン・トリアーは、2009年に「アンチクライスト」、20011年に「メランコリア」を発表。
続くトリアー“鬱(うつ)”三部作の最終作だと・・ええっ!Σ( ̄□ ̄;)そんな作品と知っていたら来なかったよと思いつつ観客席に(・_・;
そもそもニンフォマニアックとは、“色情狂”のことらしいじゃないの。
主人公は色情狂を自認する女性・ジョー、彼女の誕生から50歳までのエロスの放浪というか“放蕩”を路地裏で倒れていたところを助けてもらった男に語るという形で進められました。
もうとにかく、淫欲まみれの主人公の女性・ジョーの人生は、ひどいものだし、何章かに分かれているそのエピソードが、どれもこれも今の自分には耐えられないものでした。
この監督、けっこうマニアックに人気があるようですし、滅多に世間が何と言っているかなんて気にもしない私が鑑賞後に、少し気にしてみたところ、若い人には「やってくれた」などと喜ばれているようです。
しかし、何が何やら私には理解不能な領域の映画でした。
どうしても気持ち悪いし、退廃的だし、暴力的だし、作品全体に耐えられない空気が漂うわけですが、これを支持する若い人ってけっこういるのではないか、と思いました。・・私とはちょっと合わないと思いました。20代~30代前半くらいまでだったなら、何とか見られたとは思いますが。
で、最後まで耐えに耐えて見続けましたが、この作品は二部仕立てになっていて、これから連続上映で 「Vol.2」が公開されるのだそうです。
えっ?行くのかって?!…σ(^_^;)・・・・・・・やめときます( ̄O ̄;)
11月から上映される第二部は、予告編を見ても、より過激になっているようで、きっと私には無理です。
というわけで、今回は、いい映画のおすすめというわけにはまいりませんでした。
【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 白鳥英美子他 ( NHK-AM )
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