フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

« 今年も先生の個展へ | トップページ | 「原稿零枚日記」を読んだ »

2014/12/18

【簡単・3分宝塚講座 Vol.27(宝塚は見てみたいものの、いつ見ればいいの?!)】

20141218_takarazuka01


今年は宝塚100周年ということで、ずいぶんとテレビなどでも色々な番組にタカラジェンヌが出演したり、本場宝塚大劇場でも大きな催しがあったりしたけど、もう大騒ぎは終わってしまって、今さら宝塚を見るのも時機を逃したんじゃなかろうか、とお思いの“あなた”!!そんなことはありませんよ。

宝塚は、あなたが「見てみようか」と思ったそのときが“ベスト”な時なのです(^-^)/☆
いわゆる男役と娘役のトップスターを中心に五つの組がある宝塚歌劇団、そのトップスターの新陳代謝も激しいのですが、そのたびに各組の伝統のようなものは引き継がれるものの、新たな魅力を持った新トップスターが今までにない新鮮な舞台を繰り広げます。

だから、今すぐ見てみようと思い立っても、そのときがいつもベストなのです。
ざっと各組の「今」をご紹介すると、『花組』は新トップスターの明日海りお(あすみ・りお)さんがトップお披露目公演を宝塚と東京で終えたばかり、娘役の新トップスターも決まり、新しいトップコンビで東京・国際フォーラムにおいて1月から公演を行う予定です。新トップコンビ初の舞台であなたが宝塚デビューするのもいいかもしれません。
とにかく、劇団が満を持してトップに送り込んだ、美形の男役トップスターは美しく、気高く、カッコイイのです(゚ー゚*)。oO

次に『月組』。
トップスターの龍真咲(りゅう・まさき)さん、娘役トップスターの愛希れいか(まなき・れいか)さんを中心に、フレッシュでキラキラとした舞台を展開しています。
また、この組にはスター性の高い組子(組に所属している歌劇団員)も多く、二番手スターの凪七瑠海(なぎな・るうみ)さん、美弥るりか(みや・るりか)さん、さらに頭角を現してきた珠城りょう(たまき・りょう)さん、宇月颯(うづき・はやて)さん、紫門ゆりや(しもん・ゆりや)さん、・・枚挙にいとまがありません。娘役も早乙女わかば(さおとめ・わかば)さん、琴音和葉(ことね・かずは)さん、海乃美月(うみの・みつき)さん、・・こちらも魅力いっぱいのスターばかりです。誰かのファンになってより深く宝塚に踏み込んでいこうという方におすすめです。

『雪組』は、トップスターが入れ替わったばかり。男役トップは早霧せいな(さぎり・せいな)さん。娘役トップは咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さん。
お二人は日生劇場で、大劇場での本公演を前にプレ・トップお披露目をしたばかり。
早霧さんの役への取り組みは真摯で、見ている者の心に響きます。
そして、若手ながら“女優”の風格を持つ咲妃さんのコンビは、あのアニメの「ルパン三世」を演目に大劇場デビューを果たします。
東京宝塚劇場にももちろんやって来ますので、ちょっと変わったこの演目を楽しむのも良いかも(゚ー゚*)。oO
彩凪翔(あやなぎ・しょう)さん、彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんという超イケメン中堅男役コンビも控えていますので、カッコイイ男役が好きな方にもおすすめです。

続いて『星組』は、6年間という長期に渡ったトップスターの柚希礼音(ゆずき・れおん)さん、夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さんのコンビが来年のひと公演をもって退団されます。
このお二人の人気者トップコンビの最後の演目から入って豪快なダンスを披露し、歌もうまい主演男役の堂々たる姿を目に焼き付けながら宝塚デビューするのも良いでしょう。
また、今まで体育会系な印象だったこの組に、ベテランの新トップスター北翔海莉(ほくしょう・かいり)さんと、娘役トップスターには妃海風(ひなみ・ふう)さんという若手だが歌も芝居もダンスもうまい、今“ノっている”娘役が決定しています。
作り込まれた舞台を楽しく観ることができる予感があります。
柚希さん退団後でも、新トップコンビの新たな世界が楽しめますよ。

最後に『宙組』。
こちらも、男役トップスターの凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんが既に宝塚大劇場でサヨナラ公演を終え、年明けには東京でサヨナラ公演を行います。
凰稀さんの美しい男役姿と、シャープで繊細な演技を見届けながら東京宝塚劇場で宝塚デビューをされるのも良いと思います。
また、次期トップスターは、朝夏まなと(あさか・まなと)さんという気品ある立ち姿もダンスも華やかな男役に決定しており、娘役トップとして残留する実咲凜音(みさき・りおん)さんという、美しく清楚で、歌も芝居も巧みな娘役とコンビを組むことになっています。
このお二人も既に全国ツアーで主演コンビを組んでいます。素敵なトップコンビの予感もしていますので、凰稀さん退団後も宙組はますます勢いがつくのではないかと思います。
また、星組から組替えで真風涼帆(まかぜ・すずほ)さんという、いかにも宝塚の男役といった風情を醸し出す方もやって来ますので注目です。
宙組は男役の“イケメンぶり”が特徴であり、いざという時の結束も強い、インパクトある組です。
娘役にも怜美うらら(れいみ・うらら)さんという美人娘役の成長株がいます。
現代的な宝塚を見ることから始めたいという方におすすめです。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AM-Radio )

« 今年も先生の個展へ | トップページ | 「原稿零枚日記」を読んだ »

宝塚」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 今年も先生の個展へ | トップページ | 「原稿零枚日記」を読んだ »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック