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2015/02/28

【はっPのアナログ探訪_0007: Part Of The Union(パート・オブ・ユニオン) / Strawbs(ストローブス)(Single)】

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もともとはイギリスのブルー・グラスを中心に演奏していたグループで、ストローブスと改名してからフォークからフォーク・ロック、さらにポップなサウンドのロックへと変化してきたバンドです。

この曲は、海外でもヒットしたと思いますが、日本でもスマッシュ・ヒットではなかったかと思います。


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ギターをはじめとするアコースティック楽器の爽やかな音と、ドラムのキレのよいリズム、美しい発音のボーカルが相俟って素敵なポップ・ロックを聞かせてくれます。

我が家に残されていたこのレコードもスクラッチノイズも無く、きれいな音で鳴ってくれています(゚ー゚*)。oO
この曲がヒットしていた頃が懐かしい方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

2015/02/27

【はっPのアナログ探訪_0006: 真珠の涙 / ザ・スパイダース(Single)】

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このシングル盤は「スパイダース結成七周年記念シングル」と銘打たれて発売されています。
歌詞カードの一角には、何と星加ルミ子さんと湯川れい子さんのお祝いの言葉も添えられています(゚ー゚*)。oO


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ドラムの田辺昭知さんはご存知のとおり、現在は大手芸能プロダクション“田辺エージェンシー”の社長さんになられています。

ギターのかまやつひろしさんはジャズギタリストのティーブかまやつさんの息子さんで、森山良子さんの従兄弟、スパイダースの多くの曲を生み出しました。
ちょっとストーンズのブライアン・ジョーンズを意識しているような風貌でした。

堺正章さんは、スパイダースのボーカルでした。バンド解散後は、ドラマに司会に大活躍され、こちらも皆さん知ってのとおり、芸能界では大御所に。

井上順さんは、軽い“ノリ”の歌とトークも抜群で、夜のヒットスタジオの司会をされていたこともありました。テレビのCMなどでも活躍されていました。そして、堺さんと共にコメディアンとしてもテレビで私達を楽しませてくれました。


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井上孝之さんは、ギターとボーカルも取れましたが、多くの方は、テレビの刑事ドラマ「太陽にほえろ」のテーマ曲の演奏でご存知でしょう。井上バンドの“バンマス”でした。
沢田研二さんが歌謡界で大活躍していた頃にもバックで演奏をつとめ、その格好良さはダントツでした。

大野克夫さんは、キーボード。井上バンドでも軽々とカッコイイフレーズを弾き、ルックスの格好良さも光りました。

ベースの加藤充さんは、一番の年長者でしたが、渋みのある、そして“骨”の有るリズムを紡ぎ出していました。


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日本のGS(「グループ・サウンズ」と、当時は言った)界を当時引っ張っていたのは間違いなくこのスパイダースでした。
「真珠の涙」はかまやつさん作曲のとても美しい感動的な楽曲で、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、スパイダースの中でも名曲のひとつであったと思います。

B面「赤いドレスの女の子」は、かまやつさんらしいロックっぽい“カッコイイ”リフと共にスパイダース独特の“ノリ”で楽しませてくれる曲でした。


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さすが大御所らしく、シングル盤なのにジャケットは三つ折りで、歌詞に添えて譜面や、七年間のスパイダースの歩みも年表にまとめられ、カレンダーまで付いていました。
過去に発売されたシングル、アルバムも紹介されていて、貴重なものを持っていたのだな、とあらためて感じました。

時代のサイケな雰囲気も感じる絵柄が懐かしい逸品でしたd(^_^o)

2015/02/26

【はっPのアナログ探訪_0005: カリフォルニアの青い空(It Never Rains In Southern California) / アルバート・ハモンド(Albert Hammond) (Single)】

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これは全米でもヒットした曲ですよね。
とてもいい曲でした。
ジャケット裏の紹介文を読むと、このタイトルは当時のラジオ関東(現ラジオ日本)の「ワイド電話リクエスト」で募集され、決定したものだそうです。

マチャアキ(堺正章)さんの、「さらば恋人」に酷似したというか、「さらば恋人」が酷似しているのですが…(^_^;)最初のメロディは“そのまんま”です。

ドラムのスネアの音もシンバルの音も非常に乾いた音で、まさにカリフォルニアの青い空を思い起こさせてくれます。
メロディも秀逸だし、ボーカルも郷愁を誘うようで、文句なしの100点満点のヒットチューンです。


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イントロが始まっただけで、全てのメロディが頭の中で回り出し、私にとっても懐かしい名曲です。
若い世代でこの曲をご存知ない方、YouTubeなどでも検索すると必ず聞くことの出来る素敵な曲です。ぜひ、試聴してくださいね。王道のヒット曲のふるえるような感動が味わえます(゚ー゚*)。oO

2015/02/25

【はっPのアナログ探訪_0004: 夜と朝のあいだに / ピーター(Single)】

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年代も古いものですが、あのピーター(池畑慎之介)さんの鮮烈ヒット曲です。
あまりにも低く太い声とその中性的というよりは女性的なルックスのギャップがたまらないデビュー曲でした。


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当時は野太く聞こえた声も、あらためてアナログ盤で聞き直してみると、記憶よりも高い声に感じ、もちろん若く、ちょっとだけ可愛くも聞こえました。
太いけれども澄んだ声質は、今聞いても魅力的です。


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シングル盤の通常アダプターを付けて聞く大きな穴はなく、“手裏剣”のようなものが抜かれていて、当時こんなドーナツ盤もあったなぁと思いだしました。


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その後のピーターさんの活躍は皆さんご存知でしょう。
今も不思議な魅力をたたえつつ、舞台などで活動されています。
今、この時代に聞いても新鮮な楽曲と歌声でした。

2015/02/24

【はっPのアナログ探訪_0003: Owner Of A Lonely Heart(ロンリー・ハート) / Yes(イエス)(Single)】

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プログレッシブ・ロックの雄として一時代を築いた「イエス」がデビューから15年経った1983年に“ポップ”に再出発した時のヒット・シングルです。
あのイエスが見事にポップな曲づくりを見せ、しかもクールな演奏、最初聞いたときには、これがあのイエスなの?と驚きました。
同じ名前の違うバンドではないのか、などと思ったりしたものでした(^_^;)


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ものすごく風変わりなイントロから、ドラマチックな展開の曲に入り、最後まで予測の出来ない音づくり、そして見事なポップ・ソングと化しているのには、「これでいいのか、イエス」と思いつつも、「素晴らしいっ!」と最初に聞いたときには素直に感激いたしました(*^_^*)

テレビ、ラジオ、その他色々なところでのBGMなどにも使われていたと記憶しています。
イエスの変身ぶりを久しぶりにアナログで楽しみました。

2015/02/23

「 Bandito -義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ- 」観ました

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既に宝塚歌劇・月組東京特別公演『 Bandito -義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ- (作・演出:大野択史)』を観ておりましたので、その感想を。

月組期待の男役、珠城りょう(たまき・りょう)さんが主役サルヴァトーレ・ジュリアーノを演じる1940年代のイタリア、連合国占領下のシチリア島が舞台のミュージカルでした。

シチリアの実態は、マフィアが牛耳り、そんな閉じられた世界で組織に支配される身から逃れようと罪を着せられた珠城サルヴァトーレは傷を負いつつも脱出するのですが、その時憲兵がついた嘘がまことしやかに広がり、それを信じたちょっと悪い(憎めない)奴らが慕いだし、義賊として動くことになってしまった珠城さんと、脱出したときに助けてくれた修道女のアマーリア(早乙女わかば/さおとめ・わかば)と、ジュゼッペ公爵(一樹千尋/いつき・ちひろ)を中心に物語りは展開します。

伯爵家の婿養子で、妻の死後も伯爵を名乗り、政治的野心を“悪巧み大盛り”(^^;)で演じる光月るう(こうづき・るう)さんの演技も光りました。
また、シチリア・マフィアのボスを演じた貴千碧(たかち・みどり)さんも渋い悪の演技が良かったd(^_^o)

したたか過ぎる公爵の未亡人、マッダレーナを演じた咲希あかね(さき・あかね)さん、米国のジャーナリスト(秘密諜報員?)の千海華蘭(ちなみ・からん)さん、ほかどの役にも光が当たり、皆が皆素晴らしく目立ち、心に残る舞台となっていました。
これは専科・北翔海莉(ほくしょう・かいり)さんと花組選抜メンバーで行われた前回の日本青年館での公演でも同様に感じたことでした。
こういう作り方をされた演目は、実に物語りに厚みが増し、観客的にも非常に満足感の高いものになる、という実感を今回も感じました。


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主演の珠城さんは、前回の月組本公演「パック」では、過去に天海祐希さんが演じた役をもらい魅力的なキャラクターを力一杯演じて好評でしたが、今回も勢いそのままに、運命のいたずらで義賊になってしまった男を、あるときは男らしく、また戸惑いの様子を見せたり、悩んだり、決断したりと揺れ動くサルヴァトーレ・ジュリアーノに成りきって好演でした。
私の周囲の客席からは、「まあ立派になって、・・でも可愛い」などとプログラムを見ながら声があがっていました(*^_^*)
たしかに、たくましく成長しつつも、愛されるキャラクターですよね、珠城さん。

早乙女わかばさんは、珠城さんの心に残る過去に見捨ててしまった後悔が残る女性とオーバーラップするような役で、しかも宝塚の娘役らしい純粋な心を持ち合わせる修道女の役を“王道”の演技で見せてくれました。
早乙女さんは、まさに宝塚娘役のお手本のような方ですが、近年はそれに加えて何かひとつかつての娘役には無かったものを併せ持つ娘役がトップになっているように感じますので、そこであと一歩のトップ娘役が回って来ないのかな、という印象も感じてきました。
でも、今回の王道中の王道の娘役ぶりはさすがだと思いました。
オマケのショーでの珠城さんとのデュエット・ダンス(リフトでは珠城さんがいつもの宝塚よりも1.5倍多く回していました'(*゚▽゚*)')でも、その麗しさには目を見張りました。

そして宇月颯(うづき・はやて)さん。元米国のマフィアでシチリアに逃亡した男を演じましたが、物語のキーとなり、しかも非常に落ち着いた重厚な演技で、これは男役としてまた一歩先に踏み出したな、という強い感触を持ちました。
身のこなし、セリフ、さらにラストのショー部分での見事な歌と立ち回り、満点の男役を見せてくれました。素晴らしいっ!(*゚▽゚)ノ

ジュゼッペ侯爵の一樹さん、この方も毎回絶妙な大人の演技を見せてくれますが、まさに脱帽のひと言です。

全体に、深く強い感動の残る良い作品でした。
そして、月組らしい丁寧な演技、舞台づくりが光りました。
珠城さんも女子の心をとらえる魅力がますます増した(#^.^#)と思いました。
満足感いっぱいで会場を後にいたしました。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2015/02/22

「ガス燈酒場によろしく/椎名誠」を読みました

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『ガス燈酒場によろしく/椎名誠著(文春文庫)』を読みました。
椎名さんが週刊誌に連載している「風まかせ赤マント」というエッセイ?の文庫化されたものです。
連載は千回にも及び、その文庫化最新刊です。

小学生になるお孫さんも登場することになり、椎名さんも、もうお爺さんなのだなと、あらためてしみじみとしてしまいました。

でも、元気ですよ!(^o^)
今回も“雑魚(ざこ)釣り隊”を結成し、海に出たり、ファッションショーのモデルをやったり、若い店員の妙なマニュアル言葉に???となったり、海外の過酷な環境を旅したあとの日本、東京での全てが修理補修されている人の勤勉さや、交通の安全、至便に感謝したり、逆にそこまでする必要があるのか、と思ったり・・けっこう“揺れ幅”の大きな書き方もされていました。・・これもいつものことですけど(^_^;)

ただ、この本の中、途中で東日本大震災が起こります。
その後には、東京の今までの電力をふんだんに使った明るさや、その他電気が無尽蔵にあるような今までの考え方を日本人はもっと考え直さなければいけないんじゃないか、とトーンが変化し始めます。

宮沢賢治の文学の気配が風景の中に濃厚に充満している、岩手県の雫石に行ったときのことが書かれている部分で、ここちいい風や雲、山の緑や川、その音などの様子に、椎名さんは「この見渡す限りおだやかに太陽の光をうけて“しん”とした音のしない静かな町、田園、鎮守の森、農道、町のいろいろな人、これだけでいいんじゃないか。」と書いています。

町の中央通りでは、古めかしいむかしながらの商店が並び、道路といっしょになってやわらかい曲線を描いている・・さびれているというかもしれないが、日本中の田舎の町並みがみんな同じ風景になっていってしまうなかで、むしろ「生き生きしている」と感じるとおっしゃっています。
私も同感なのです。

新幹線もどんどん延伸し、リニアなどの超高速鉄道もやがて現われ、通信手段も考えられない進化を遂げ、人の持つ“時間”や“距離”を無きものにしようとすることが人にとって幸せなことかというと・・幸せとは全く関係がないようにも私には感じます。
新幹線も無く、コンピューターも無く、携帯電話も無い頃の人たちが不幸せだったのかというと、“幸せの尺度”は全く異なるもので、それとは関係なく幸せだった人は幸せだったし、不幸な人は不幸でした。

私にとっての幸せも、家族全員で笑顔で会話しているときが一番のもので、また今まで知り合った方々といろいろなお話をしたりして楽しいひとときを過しているときがまた幸せの瞬間です。

いくら便利になって労力が少なくなったといっても、その分人の働く機会が失われるどころか、労力が少なくなった分、ひとりの人間に考えられないような過重といえる仕事を強いているのがその結果のようにも思います。つまり、結果として幸せになっていない、ということ・・。

最近、そういうことをよく考えます。
この本を読んで、また、あらためて考えだしました。
千回に及ぶ連載をまとめているこの本ですが、そのうち76回分が椎名さんの判断で未掲載とのことで、勢いにまかせて書いたものの、文庫化の段階で読み返して没にしたとのことです。内容にトーンの違いがあったり、怒ったかと思うと反省の日々を送ったりする椎名さんですが、地元出身の大好きな作家のひとりです。
今回も楽しく読ませていただきました。


【Now Playing】 Azure / Akira Kosemura + Haruka Nakamura ( Instrumental Music )

2015/02/21

【はっPのアナログ探訪_0002: Butterfly(バタフライ) / Danyel Gerard(ダニエル・ジェラール) (Single)】

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素朴なアコースティックギターと、コーラス、ハンドクラップの基本サウンド。
優しい、つぶやくようなフランス語(たぶん)のボーカル。


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さわやかで、そよ風のような曲でした。
あらためてアナログで聞くとしみじみと良い曲です。


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さいごにはブラスセクションも入って盛り上がるのですが、エンディングはそっと口笛と共にふわっと終わります。
この曲はある程度ヒットしたのでしょうか、そのへんはよく存知上げないのですが、子供の私には“じゅめじ”とか、“でぞびぞ”としか聞こえない歌詞…σ(^_^;)が妙に魅力的で何度もレコード盤に針を落とした記憶があります。
日本のテレビに出演していたような記憶もあるのですが、それは・・定かではありません。

2015/02/19

【はっPのアナログ探訪_0001: A Collection Of Beatles Oldies / The Beatles (LP)】

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レコードプレイヤーを購入して、嬉しがっている私(*^^*)“はっP”でございますが、この度このブログに【はっPのアナログ探訪】というカテゴリーを設け、今まで私の部屋の隅で永い眠りに就いていたアナログ・レコードの数々を聞きながらアナログ盤の良さを再確認しつつ、楽しみながらあれこれ書いていこうと思い立ちました(*^_^*)

その第一回目としては、やはり何と言っても“コテコテ”のビートルズ・ファンである私としてはビートルズの音源でスタートしようと・・そういうことで、未だCD化されていない1962年メジャーデビューのビートルズの1966年までの前半戦“いいとこ取り”のベスト盤、「オールディーズ」を選択いたしました。


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このアルバムは、たぶん私が買ったビートルズのレコードでは三枚目であったと思います。
レット・イット・ビー、ラバー・ソウルときて、このオールディーズです。

とにかく、「ビートルズをもっと聞きたい、もっと知りたい」と夢中になっていた私には、この初期から中期あたりのヒット曲&ナイスな曲がぎっしり詰まったアルバムは最高の勉強材料でした。
飛び上がるほどのいい曲が次々と押し寄せてきたあの時の感覚は今も新鮮に胸に残っています。

もちろん当時、アナログで聞いたわけで、今またそのアルバムを同じレコード盤で聞くと、CDとは異なる“わくわく感”、“躍動感”を感じます。何よりも耳にやさしい・・。


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全曲お馴染みのベスト曲であったのですが、一曲だけ「Bad Boy」は、英国でまだレコード化されていなかったんでしたっけ、ファンへのプレゼント的にB面2曲目に収められていました。ジョンが張り切ってます(*^^*)

衝撃的だったのは、「ヘルプ」と「抱きしめたい」でした。
ヘルプについては、「今まで聞いたことのない展開とメロディー、リンゴのすごいリズム感、渦の中に吸い込まれていくようなギターフレーズ、感動しました'(*゚▽゚*)'

抱きしめたいは、「これがアメリカで大ヒットし、世界進出のきっかけとなったというのは当然だ、大興奮!!」という印象でした。


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その他の曲も珠玉の名曲ばかり!
CD化は今後もされないでしょうが、とてもいい選曲のレコードでした。
私に取っても“思い出”の一枚です。


【Now Playing】 Ticket To Ride / The Beatles ( Rock )

2015/02/17

レコードプレイヤーを購入し・・久しぶりに聞いてみた

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このあいだのブログでも書きましたが、レコードラックに眠っているアナログ盤をどうしても久しぶりに自宅で聞いてみたくなり、ついに安物ですがレコードプレイヤーを購入しました。

あれこれ苦労してベルトを巻いたり、針をくっつけたり、色々やった挙げ句、ついに試聴できる状態になりました♪d(^_^o)

最初はレコード・ラックの中から何故かビートルズのマジカル・ミステリー・ツアーを取り出して聞いてみましたが、・・「おおっ!!めっちゃいい音じゃありませんか( ̄O ̄;)、想像以上の繊細な再現と、スクラッチ・ノイズの無さ、さらにCDではほとんど感じられなかった生き生きとした空気というか、“気配”を感じます'(*゚▽゚*)'、こりゃ予想以上のうれしい展開でした。

ようしっ!と、いきなりのアコースティック・ピアノのレコードに突入!!、George Winston の Autumn に針を落としてみました。
この盤を聞いたのは二十数年ぶりかもしれません。

ジョージ・ウィンストンのピアノ・ソロ、当時もその静謐さと繊細なメロディにキータッチ、・・他にはない Windam Hill Records のレーベルの独自さを感じたのですが、それも美しく再現してくれました。

あぁ・・これは数多く処分してしまったが、まだ数百枚残っているアナログレコードを聞く楽しみが人生に加わった、(゚ー゚*)と、うれしくなりました。

もう聞くことはないかも、と思っていたレコード盤(*^^*)、こんなに素晴らしいものだとは思いませんでした。
私が初めて自分の小遣いで買ったアルバム、ビートルズのレット・イット・ビーも、甘く、柔らかな音で再生されました。
あのとき聞いた、あの音です”!(#^.^#)

なぜかCDで散々聞いてきたのに、忘れていたCDには入っていない音が聞こえてきました。いや、こりゃ驚きの連続ですΣ( ̄□ ̄;)

あんたっ!!アナログはいいよっ☆(*゚▽゚)ノ
レコードプレイヤーは手に入れた方がいいっ!!

アナログ中心に聞いていたあの頃の自分が何と幸せだったのか、と、反省いたしました。

また、いろいろなアルバムやシングル・レコードなども聞いてみて、このブログに感想を載せてみようかと思います。
オトナだから飛び上がっては喜ばなかったけど、静かに“大人の喜び”を噛みしめました(#^.^#)


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / NHK ( AMラジオ )

2015/02/16

レコードプレイヤーでもう一度アナログ盤を聞こうと思う

自宅のレコードプレイヤーが故障してから、もう7~8年も経ってしまったかもしれません。
そんな中、ビートルズ私設資料館に出掛けたり、その他イベントなどでアナログの音盤を聞く機会が何度も有り、「ああ、CDとは別物の音だ。もう一度自宅でレコード盤を聞いてみたい。」と思うようになり、いろいろなところで「アナログ盤の生産枚数が近年、かなりの増加傾向にある。」と耳にしたり、書店に行くと、オーディオや音楽関係の雑誌コーナーにアナログ特集本なども置かれていて、もう“決行”する時が来た(大袈裟f(^^;)、と思い始めました。


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写真のArchive LPというプレイヤーが木目調のボディで、「スピーカー付きで、それなりにいい音がする」などと、ネットにもアップされていまして、気になり現物を見に行ったのですが、実物はターンテーブルがビニール製でグラグラしていて、ちょっと考えていたものとは違い、迷いに迷った末、購入は取りやめました。


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コンパクトで、持ち運びできるような楽しいプレイヤーにも目移りがしたのですが、せっかく安物ながらPHONO入力付きのアンプも手に入れたので、アンプに繋いで聞くものにしようかと思っているところです。

プレイヤーを購入したら、レコードラックで眠っているアナログ盤を聞き直して、その感想をアップしてみますね。


【Now Playing】 Rain / The Beatles ( Rock )

2015/02/15

ビブリア古書堂の事件手帖<6>を読みました

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『ビブリア古書堂の事件手帖<6>~栞子さんと巡るさだめ~/三上延著(メディアワークス文庫)』を読みました。この大ヒット・ミリオンセラーシリーズも6作目になったのですね。

今回は、シリーズ1作目の物語が始まるきっかけとなった主人公の古書店主・栞子(しおりこ)さんが傷害事件の被害者となる事件がなぜ起こったのか、この本のお約束である古書の謎を解きながらの展開でした。

太宰治の稀覯本を巡る盗難事件を四十七年もの歳月を遡って当時のことを知るさまざまな人と会い、“薄皮”を剥ぐように少しずつ、少しずつ解き明かしていくのです。もちろん前回から主人公の栞子さんと付き合うようになった店員の五浦大輔と一緒に。※今回は奥手の栞子さんからの積極キスシーンもあり( ̄O ̄;)見逃せないですよ。

徐々に解き明かされる謎と共に栞子さんと大輔の祖父母の謎も浮き上がってきて、知れば知るほど物語の登場人物が、皆、過去につながりを持っていることがうっすらと判明します。
というわけで、第6作のエンディングを迎えてもまだまだ複雑な過去の事実は残り、次回作も気になる・・(*^_^*)、うまいなぁ、引っ張るなぁという展開でした。

古書を巡って、人はこれほど凶悪になったり、恨み辛みを増幅させたりするのか、というふうにも思いましたが、でも人それぞれの人生が一冊の書物に染み込んでいるわけで、読書好きの私には何となくわかるような気もしました。
そして作者の実によく調べ上げられている古書をめぐるエピソードにはいつものことながら舌を巻きました。

前五作同様、読書好きが楽しめるエンターテインメント・ミステリーでした。
ビブリア・ファンの方、早く読んだ方がいいですよ!(*^^*)


【Now Playing】 ハート・デリバリー / 薬師丸ひろ子 ( ニッポン放送 )

2015/02/14

2006年に録った藤岡琢也さんと浅井愼平さんのラジオ・JAZZ番組のカセットテープを見つけた

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別の用事でオーディオケーブルなどを収納しているケース内を探していたときに、表題のカセットテープ3本を見つけました。
私もすっかり記憶の彼方に忘れ去っていた NHK のラジオ番組「ときめき JAZZ 喫茶」の録音テープでした。

「ああ、こんな番組あったな」と、現存しているカセットデッキで、懐かしく思い、掛けてみました。

ケース内のインデックスに私が手書きした日付を見てみると、2006年3月から5月にかけて録ったものでした。

スタジオ内の架空ジャズ喫茶には、週替わりでマスターが二人。
藤岡琢也さんと浅井愼平さんです。

聞いてみると、藤岡さんは、ビッグバンドや、エラ・フィッツ・ジェラルドなどのシンガーのレコードを自宅から持ち込み、“マスター珠玉の選曲”として番組を聞いてくれるリスナーをお客様に見立て、「いらっしゃい」と架空ジャズ喫茶空間に呼び込み、やさしくそれぞれの曲、ミュージシャン、シンガーを紹介、さらに自らの様々なジャズの楽曲との出会い、そのときの心躍るような気持ちを振り返って非常に楽しい番組に仕立てていました。

浅井さんは、志をもって上京し、そのときに都会で感じたことや、時代の空気、当時の日本の様子などのエピソードを交え、藤岡さんの紹介する曲よりもやや年代が新しいものを紹介していました。


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すっかりこの番組を忘れていた私、とても心なごみました。
いい番組でした。
今、こういう番組はあまりないな・・、とも思いました。
ラジオ日本で土曜日の午後11時から流れている「オトナの JAZZ TIME 」くらいでしょうか。しかもAM放送というのがいいんですよね。夜も更け、ひっそりと自室でオールド・ジャズを聞くのにはやはりAMで小さなラジオから流れてくるのが馴染むような気がします。

私が録ったテープは、2006年5月まであったのですが、その後6月に藤岡さんが病気療養のため一時降板します。
その間、林家正蔵さんや、渡邉裕之さん、弘兼憲史さんが代理マスターを務めていました。
その後、悲しいことに10月に藤岡琢也さんが亡くなり、以後、林家正蔵さんがマスターに就くことになったのでした。

思わず全部聞いてしまったのですが、藤岡さんのほんとうにうれしそうな、曲やアルバム、自分とジャズの出会いの頃のエピソードを紹介する様子は、こちらも思わずにっこりしてしまうほどの高揚感ある楽しさがありました。まさに名調子!、そんな感じでした。
録っておいてよかった貴重な音源でした。


【Now Playing】 オータム・リーブス / ケニー・バロン ( Jazz )

2015/02/11

JR飯岡駅ナカギャラリー『 Jazz南揺展 』に出掛けた

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前回、前々回のこのブログでご紹介したのは、表題のイベントに出掛け、そこで教えていだいた横芝光町立光中学校の芸術部展に帰路、立ち寄った様子でした。

で、今回は当日の目的・本編!私の中学時代の担任の先生の昨年に続いての珍しい企画展にうかがったときのお話と作品のご紹介です。


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JR飯岡駅ナカに併設されている「ふれあい館」で先生が今回企画したのは、先生の絵画作品などと共に「 Jazz 」を楽しもう、Jazzyな気持ちで作品と音楽、そして今回、先生とコラボした加瀬揺子さんの作品とのインプロビゼイションのような融合まで楽しんでしまおう、というものでした。

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展示室内は先生お気に入りのジャズが流れ、先生とコラボしている加瀬揺子さんがその場で作品も描いている、さらに皆で近所の和菓子屋さんがつくっている素朴なパン菓子などを食べながら珈琲を飲んだり、子連れのお客さまなどには、子供さんにもこの場で色々描いてもらったり、と楽しい日常的でもあり、非日常的でもある空間となっていました。

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そのときに撮った写真をブログ内に散りばめて掲載いたしますので、どうぞご覧ください。


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レコード盤に時計と、板を切り抜いたものを台にした“面白Jazz時計”なども楽しくて先生らしいと思わず頬が緩みました(*^_^*)


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その他、ジャズの演奏シーンを様々な技法で描かれたものや、先生とは作風が異なる加瀬揺子さんの作品が、互いに良い効果を生み出す結果ともなって、とても居心地の良い展示室でした。

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展示にもありましたが、先生はジャズ界の巨人、特にコルトレーンとの活動が有名なジャズドラマー、「エルビン・ジョーンズ」と親交がありました。

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エルビンの最晩年、亡くなる直前に、何とエルビンとニューヨークの超一流ミュージシャン(デルフィーヨ・マルサリスもいた)によるプライベートなコンサートを千葉の八日市場の田圃の中にある「松山庭園美術館」のアトリエに招き、開催したことがありました。
司会は先生、そして先生の描いた大きな絵をバックにエルビンのたぶん生前最後のドラムプレイを触れられるくらいの間近で見ることが出来ました。
・・もう、当時の先生ったらびっくりさせてくれました。
草野球に行ってみたら、アメリカから助っ人としてヤンキースのジーターがいたみたいな感じ、と言ったらわかりやすいでしょうか( ̄□ ̄;)
本当だったんだっ!!と呼ばれた私もびっくり!!☆☆( ̄O ̄;)


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私も大好きなジャズ。先生との会話も弾みました。
先生には、いつも助けられます。
私が落ち込んだりしていると、不思議と電話や手紙をいただきます。
そして、イベントに誘ってくださいます。
まさか中学時代はこんな関係になるとは想像もしていませんでしたが、ほんとうに良い先生と出会えてよかったと思っています。
大病されてからも、より健康に留意し、ますます元気に活動されている先生、私も見習います。

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【Now Playing】 Tommorow Again / Marek Jakubowski Trio ( Jazz )

2015/02/09

前回の続き、光中学校芸術部の作品展

前回のこのブログでご紹介した「横芝町立光中学校芸術部展」について、中学生の素敵な作品を続いて少しですが、ご紹介いたします。

私の中学時代の担任の先生の企画展を訪ねた時に、私と同じく先生の教え子である光中学の芸術部顧問の先生を紹介され、帰路「横芝光町立図書館」に立ち寄りました。

前回ご紹介した「巨大なルノアール」も見事でしたが、他の作品展示もおもしろいものがたくさんありました。


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まずは展示室入り口付近に灯をともして展示されていた、いくつものランプシェード。
きれいですよねぇ、いきなり驚きました。


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続いてご紹介するのは、「銀河鉄道」の絵。


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二作品ありましたが、どちらも幻想的で美しい作品でした。


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それから、これはちょっと変わった“苔”でつくられた作品。
この写真以外にもいくつも作品があったのですが、“生きている作品”と言えるこの作品。
たたずまいが可愛らしく(*^_^*)それぞれがそれぞれの表情をかもし出しているようで楽しいものでした。


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次は、「切紙立体の世界」と題されたこの作品もジャンルを問わぬこの展示の良さが光っていると感じました。
その世界観がまた魅力的です。


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続いて“デザインされたタマゴ”!
これもポップで楽しくて、すごく“自由”を感じました。


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こちらは絵画作品ですが、リアルなうえに、何か擬人的な雰囲気も感じさせ、思わず作品の前で立ち止まってしまいました。力作です。


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今回最後にご紹介するこの作品は、樹脂を使った可愛くファンタジーな作品(゚ー゚*)。oO
これもおもしろかったなぁ'(*゚▽゚*)'
まだまだたくさんの面白作品、そして意表を突いた作品、中学生らしい常識にとらわれない作品などが展示されていました。
3月22日(日)まで展示されているとのことなので、横芝光町近辺の方々、せひとも若い生徒さんたちの作品にふれて、生き生きとした空気を楽しんでいただきたいです。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2015/02/08

この絵、みてください

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ルノアールの“模写”?かと、思うかもしれません。
でも、でもこれが驚きの・・・。


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こんなに大きい絵なのです。
千葉県の横芝光町立光中学校芸術部の部員達の共同作品!小さな画用紙に描かれたものを貼り合わせていくと、このような圧倒的な作品になります。
すごいでしょう'(*゚▽゚*)'


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8日の日曜日、中学時代の先生がJRの飯岡駅に併設されている施設で絵画とJAZZを楽しんでもらう面白い企画をされていて、片道60キロ近くあるのですがクルマで出掛けてみました。そこで私のような先生の元教え子がいて、現在美術の先生をされていて、その方が指導されている部活の作品展が「横芝光町立図書館」で開催されていると知り、先生の強烈なプッシュもいただいて、帰路に立ち寄ってみたのです。

先生のおっしゃっていたとおりの、“圧巻”と言える生徒達の力作にふれて、図書館入り口を入ってすぐに立ち尽くしました。
見応え抜群、迫力ある作品ですが、図書館に入ってくる皆さん、目もくれずに図書室の方に入って行くので・・忙しいんだな、現代人・・、と思いました。
せっかくの展示物、建物に入ってからも書類を見たり、スマホを見たりで、辺りに目をくれる機会もないようです (・_・;

この中学の芸術部は、人数減少の美術部と読書活動中心の文化部が統合されて4年前に始まったそうです。皆が皆、美術作品を作ることが得意ではないそうですが、展示されている様々なジャンルに渡る作品は、中学生らしく、思い切った表現がとても初々しいのです。


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写真でおわかりになるかわかりませんが、実際に薪で焼いた土器などは、生徒個々の個性と味わいがとてもいい!(゚ー゚*)。oO


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それぞれに置かれた場所によって焼き加減も異なって、それもとても良い(*゚▽゚)


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せっかくなので作品の一部をご紹介しようと思ったのです。
何枚か写真を撮ったので、次回もその作品をご紹介しようと思います。
そのあとで、私の中学時代の先生の企画も別途ご紹介いたします。
次回もお楽しみに(*^_^*)


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【Now Playing】 今晩は 吉永小百合です / 吉永小百合 ( TBSラジオ )

「白夜の誓い/PHOENIX宝塚」見納め(※一部ネタばれがあるので、これから観劇する方は観劇後に見てくださいね)

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宝塚歌劇・宙組東京公演『白夜の誓い/PHOENIX宝塚』、トップスター・凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんのサヨナラ公演の見納めに行ってまいりました。

今回の席は何故か“おばちゃん団体旅行”集団席の“まっただ中”( ̄O ̄;)
なんでこんなことになったのか、観劇記のあと、ちょっとそれについてもふれてみますf(^^;

前回の観劇記にも書きましたが、千秋楽も近づき、ますます進化している様子が感じられました。
凰稀さんは、まさに“孤高のトップスター”という感じ。
どんどん突き詰めて自らのトップとしての理想に近づこうという“追い求める”気持ちを強く感じました。

娘役トップの実咲凜音(みさき・りおん)さんは、前回は凰稀さんの求める姿に近づこうと、非常に緊張感のある演技を見せていましたが、今回はそれをさらに乗り越えて、落ち着いて静かに、そして内に秘めたものを演技として表現されていて、気の毒になるくらいの追い詰めたものを感じました。一見して、“やつれた”ように思いましたし、まだ一週間以上あるこの公演を何とか乗り切ってもらいたいと思います。
それにしても、さすが若くしてトップ娘役を張っているだけのことはあると、その気力・迫力に驚きました。

また、次期トップスターに決定し、引き続き娘役トップを務める実咲さんと新トップコンビを組む朝夏まなと(あさか・まなと)さんも、いったんは凰稀さん演じる国王グスタフを裏切るような行為をしながらも悩み苦しみ、婚約者からの愛を感じ、やがて改心し、グスタフ国王のために尽力するリリホルンの姿をうまく描いていました。

凰稀・グスタフの面倒を幼い頃から見て、育てあげ、グスタフが国王となってからも陰ながら支えるテッシン伯爵を演じた専科の汝鳥伶(なとり・れい)さんの名演技も光りました。

そのほか宙組の皆さんの充実ぶりはさすがと思わせるものがありました。
大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)さんがトップになった頃から、この公演中の進化ぶりというものが組の特徴と言えるものになったかもしれません。

ショーでは、実咲さんも少し肩の力が抜けている様子がうかがわれ、組全体としても“楽しませる”ショーに心がけ、しかも圧倒的な勢いを感じさせてくれ、大満足の出来でした。
特に朝夏さんのスケールは大きいけれど、とても“やわらかく、やさしい”印象を受けるダンスは、次回からコンビを組む実咲さんの俊敏だけれどもそれぞれの動きのフィニッシュがやわらかくきれいなダンスとはピッタリのように感じました。
また、歌についても、ソフトな印象の朝夏さんと実咲さんのきれいな歌声はマッチするように思います。とても楽しみです。

今回の公演で退団される組子には、千葉県松戸市出身の風羽玲亜(かざはね・れいあ)さんがいるのですが、ショーでは、風羽さんが銀橋(客席前の華やかなエプロンステージ)で歌い、ステージに戻ってからも歌い上げるシーンがありました。
それをわかっている観客も風羽さんが歌い始めると大拍手!!'(*゚▽゚*)'
昨年100周年を経た宝塚、歌劇団側の粋なはからいと、あたたかく送り出す観客の様子にうれしさがこみ上げました。

そして、・・今回のおばちゃん団体席の私…σ(^_^;)
おばちゃんたちは、開演前に話を聞いていると(すごくでかい声)、初めての宝塚観劇のようでした。

第一部のミュージカル、ラスト舞踏会のシーン。
凰稀グスタフ国王の願い、オペラハウスが完成し、武力を前面に出すのではなく、国民の生命を大切に、そして文化の華を咲かせようとするその祝宴シーンの真っ最中に凰稀さんの同期であり、今回一緒に退団される緒月遠麻(おづき・とおま)さん演じるアンカーストレムが現われ、いきなり凰稀さんを射殺!! (・_・;

そのとき、「まあきれいだとこ」と、とうっとり舞踏会を見ていたおばちゃん軍団の驚き!といったらありませんでした。
「ああっ」と一斉に声が上がりました。
あまりのことにおばちゃんたちはその後、茫然。
静かに崩れ落ち、駆け寄る王妃の実咲ソフィア。凰稀さんは幼い頃からの友だちの緒月さんが小さい頃に木を削って作ってくれた「伝説の剣」を懐から出し、ただ一人の親友だった、今もその心は変わらない・・(T_T)と、うしろから抱える実咲さんの涙と共に絶命・・。
私の左後ろ席のおばちゃんは、「あぁ・・私、私泣く、泣くよ」と周りのおばちゃん仲間に宣言してから前につっぷして泣き出したようです。

さらに第二部、ショーのラスト、トップコンビのデュエットダンスでは、実咲さんが素晴らしい笑顔で凰稀さんと見つめ合い、その直後強烈な凰稀さんから実咲さんへのキッス!'(*゚▽゚*)'・・前回、前々回見たときよりも、より愛溢れるものに感じました・・ちょっと長くなりましたし(#^.^#)。

フィナーレのパレードが始まり、お客さんのあまりにも大きな感動の拍手に、銀橋でお客様への挨拶を終え本舞台に戻ってきた朝夏さんも客席に振り向くときにはすごい勢いでターンし、背負っている大きな羽がギュンッとなびき、それを見た実咲さんも同じく勢いよくターンし、同じく羽がビュンッとなびきました。気合い入ってましたぁ~(*゚▽゚)ノ

で、私の左うしろのおばちゃんの生命反応が感じられなくなっていることに気付いたのですが、幕が降り、客電が点き、うしろを振り返ると、声も出なくなり、ふるえながら泣いているおばちゃんがおりました(*^_^*)

お友達のおばちゃんたちが背中をさすり、「あんた、何そんなに泣いてんの」と笑っていましたが、私は泣いているおばちゃんの初観劇の感動具合に感動してしまいました(T_T)
「素晴らしい初観劇になりましたね」と、声を掛けたくなったのですが、心の中で前のめりになり泣いているそのおばちゃんの背中に語りかけました。

おばちゃん軍団の中に入り、一時はどうなることかと思いましたが、なんだか良いものを見た、そんな気持ちで劇場を後にしたのでした。


【Now Playing】 オトナのJAZZ TIME / 島崎保彦・阿里耶 ( ラジオ日本 )

2015/02/07

「本当はちがうんだ日記」を読んだ

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『本当はちがうんだ日記/穂村弘著(集英社文庫)』を読みました。例の如くブックオフで見つけました(*^^*)

著者は歌人で、ほかに評論、エッセイなども書かれているとのことですが、私にとっては初めての著者。

“自意識が強すぎて身のこなしがぎくしゃくしている”、そんな様子がずうっと描かれている「日記」?風のエッセイです。
人はこう見ているんじゃないか、と思った瞬間に金縛りに遭ったように身体も心も動かなくなったり、思っていることと反対の行動をとってしまったりするというのが「私によく似ている」と、立ち読みしたときに感じたのです。
で、読んでみたわけです。

「エスプレッソが好きだ、理由は素敵な飲み物だから」と言い、本場イタリアの立ち飲みスタイルや、パリのカフェでパリジェンヌの優雅な仕草を想いつつ注文するのに・・、「苦くて飲めたものではない」と飲めない著者。
パリジェンヌになったつもりでもう一口飲んでみるがダメ。
でも、また頼んじゃうんだって! (・_・;

このエピソードを読んだときから、「何か私とちがう」と思いはじめたのですが、女性への尋常ならぬ思い入れや、妄想が披露されるに至って、「完全にちがう」と確信!…σ(^_^;)

いつも帽子を被っているスイーツ好きの女性に、「二度と帽子を被らないか、二度とケーキを食べないか、どちらかを選ばなくちゃ駄目」って言われたら「どっちをとる?」と質問する著者に困惑するその女性・・。
私も困惑しました。もう何が目的で何を言ってんだかわかりません。
ここらあたりから、急速に著者と著書に対する興味が激減・・、なんとか読み終えましたが、不思議な後味の悪さが心に残りました。

「似ているんだけど、私の感覚と違う」・・が私の著者に対する感想でした。

同じ音楽好き同士で会話が“弾む”かと思っていたら、ロック、ジャズ好きの私と、そのフォークソング及び“かつての”ニューミュージック好きの人では微妙な感覚の違いが大きな“違和感”につながり、会話は“弾む”どころかツーバウンドもしない・・、そんなことがよくあります。それと似た感じになってしまいました。

私でさえこんな印象を持ったので、“常識人”及び“全うな人”には何が書いてあるのかわからない本になってしまうかも。


【Now Playing】 永六輔その新世界 / 松元ヒロ他 ( TBSラジオ )

2015/02/06

役に立ってます!(#^.^#)

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毎日の更新はなかなか出来ないこのブログですが、更新がない日でも500件前後ものアクセスをいただき、更新があった日には700~1000件のアクセス数、・・ありがたいことです、そしてまたうれしいです。

写真は、YAMAHAの「TSX-B72」という Bluetooth 対応のスピーカーで、ライン入力端子も有り、さらに AM/FM のラジオチューナーも付いていて深夜などに小音量で音楽やラジオ、さらに iPadに収められている音楽を聞くのにも重宝してここ最近お気に入りの機器です。

小さいけれども、YAMAHA は YAMAHA 、それなりにいい音出しています(#^.^#)

私の唯一の贅沢、我が家に受信装置を設置しているUSEN放送のチューナーには出力端子が二系統あるので、片方はパワーのあるオーディオシステムに、そしてもう片方はこの YAMAHA の小さなスピーカーに繋いでいます。
800チャンネル以上もある様々なジャンルの音楽や海外のFM放送などをこの小さなスピーカーで夜も更けた頃に聞くのはとても心地よく、“ほっこり”いたします(*^^*)


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そして、iPadに収められた1000曲以上のジャズや、ロック、ポピュラーミュージックを手元の操作で選曲しながら聞くことも至福の喜びです(*^_^*)

現在の夜のお友達(^^;)、もうこれなくしてはいられない体にされてしまった・・…σ(^_^;)
今夜もまたこれで深夜放送などを聞いているところです。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 加藤登紀子他 ( NHK-AM )

2015/02/02

「ザ・ビートルズ レット・イット・ビー」という本を読みました

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『ザ・ビートルズ レット・イット・ビー/スティーヴ・マッテオ著:石崎一樹訳(水声社)』を読みました。
これはビートルズが最後に発売(制作ではない)したアルバム「レット・イット・ビー」が、どういう経緯で作られることになったのか、また彼等の自作曲だけでなく多くのオールディーズなども演奏、録音されたいわゆる「ゲット・バック・セッション」での演奏曲についても、資料、証言などから追いかけている本です。

私が生まれて初めて自分のこづかいで買ったアルバム(LPレコード)は、このレット・イット・ビーでした。すでにビートルズは解散していて、ビートルズが最後に世に出したアルバムからビートルズを逆に追いかけることになったのです。
ほとんどビートルズについて知識のない当時の私がレコードを聞き、第一印象で感じたことは、曲間に彼等の会話などが入っていて「自由だなあ」ということでした。

その後何年かして同名の映画も見たのですが、だらだらとリハーサルをして、ろくに完成させる様子なども無く、クライマックスのアップルビル屋上でのライブ以外は四人の雰囲気も微妙で・・なぜこんな不思議なフィルムを撮影したのか、という思いがありました。

で、この本を読んでみると、もともとはヘイ・ジュードのプロモーション・フィルムを作成したときに、多くのファンと共に演奏した(今もあのフィルムは見ることが出来ます)ライブに近い状態に、1966年のアメリカ・ツアー以来ライブから遠ざかっていた四人の気持ちが少し昂揚したようです。
そして、割と少人数の前でのライブを前提にリハーサルをして、ライブの中継時にはそのリハーサルの模様も編集して流そうというのがそもそものきっかけだったことがわかりました。

その後は、ライブをどこでどんな形でやるかなど、どんどん迷走し、あの映画前半のフィルムスタジオでのリハーサル自体が何のためにやっているのかまでよくわからない状態になっていったようです。
ただ、ジョンのその後のインタビューなどでは、そのリハーサルが非常に辛くひどいものだったようなことも言われているにもかかわらず、当時の関係者の証言では、映画のような険悪な場面ばかりではなく、むしろ和気あいあいとして四人がけっこう楽しんでいた、という様子も披露されていて、ますます謎が深まるばかりです。

今回、この本を読みつつ、1970年発売のオリジナル・アルバム「 Let It Be 」と、2003年にリリースされた、フィル・スペクターの施したオーケストラのオーバー・ダビングと、ウォール・オブ・サウンドと呼ばれた強烈エコーを排除した本来の“ライブ一発録り”的な「 Let It Be Naked 」を聞き直してみました。

私がオリジナルの「 Let It Be 」のアナログレコードを購入した時に付いてきた東芝音楽工業のブックレットには、「全体に散漫な印象」と書かれていて、「自分で売っておいてそんなこと書くなよ」と思ったものですが、もちろん“散漫”ではなく、今も私にとっては良いアルバムです。アルバムとしてビートルズからの洗礼第一号だったのですから思い入れもたっぷりです。第一いい曲ばかりだ。

それから後発の“ネイキッド”は、すぐそこでポールやジョン、ジョージが歌っているかのような臨場感ある音にあらためて驚きます。楽器の音についても同様。
本来の目的であった、加工されていないビートルズの一発録りアルバムにすべきだったのにいくつかのテイクが編集されている・・とお怒りの向きもありましたが、私からすると「いまさらそんな失敗テイクそのままなものを作って何がいいんだろう」と思います。ま、人それぞれですけど。
ただ残念なのは、どの曲もエンディングの後の急激な音の絞り方が妙に不自然で、ちょっとそこで醒めてしまうということもあるのですが。

この本の日本発行は2013年ですが、オリジナルは10数年以上前で、本文中に2004年には映画「 Let It Be 」のDVDがリリースされる予定と書かれてあって、当時はかなり作業が進んでいたことが推測されます。
それを当て込んでのものだったのかもしれませんが、2015年2月の現在に至るも実現されていません。
出来れば、ここ数年の内にぜひリリースを!と願っているのですが・・。そこにはこの本で証言されている「“明るい”レット・イット・ビー」バージョンも「Disc2」として編集し直して入っていると、ファンとしてはたいへんうれしい!!(*^^*)

ゲット・バック・セッションと呼ばれていた最終的に「 Let It Be 」というアルバムになり、またアルバム「アビー・ロード」のリハーサルともなった一連のセッションは多くの海賊盤も生み、当時のマニアには懐かしい思い出もあるかもしれません。
そんな様々なファンの思いも込め、もう45年も経ったのです、しがらみ抜きに何とか映画のDVDまたはブルーレイ、急げないでしょうかね(#^.^#)、下手すると私の寿命でさえ危うくなってきたので、関係者の皆様、よろしくお願いいたします<(_ _)>


【Now Playing】 Free As A Bird / The Beatles ( Rock )

2015/02/01

初めて「新人公演」を観ました

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宝塚歌劇・宙組新人公演を観ました。宝塚の「新人公演」を観劇したのは初めてのことです。うれしかった・・(#^.^#)

宝塚歌劇団は、本場宝塚大劇場と東京宝塚劇場で行われる約一ヶ月の公演が本公演として基本的に各組入れ替わりで行います。
そして両専用劇場での長い一ヶ月の公演中、一日だけ入団七年目までの生徒だけで、本公演と全く同じ演目を行うのですが、同じ劇場、舞台装置、セット、衣装、オーケストラ、本公演と変わらぬ環境が若手を待ち構えています。
なので、懸命に稽古して臨み、若手らしく生き生きとした演技で緊張感ある舞台が繰り広げられます。

そして、本公演での重要な役どころを得た新人は将来有望というわけで、主役などに抜擢されれば嬉しい反面、大変な責任と緊張を伴いながら舞台を務めることになります。

今回の主演男役は桜木(さくらぎ・みなと)さん。2009年初舞台の期待の若手男役です。
まだまだ可愛い感じの男役ですが、とても“華”のある美しさと、よく通る甘い声にも魅力を感じました。
本公演でも良い役を得ていて、今回の新人公演はご本人も精一杯、力いっぱい演じ、期待に違わぬ熱演だったと思います。

私自身が新人公演観劇初体験ということもあったので、ちょっとその雰囲気などにもふれつつ書いてみたいと思います。

会場内は、開演前からいつもの公演よりも落ち着いた静かな印象でした。
・・言い方がまずいかもしれませんが、まるで試験会場のような、静かだけど緊張感が客席全体に張り詰めている、そんな感じなのです。
また、新人公演に来るということは、入団以来、若手も若手の“ひよこ”のような時から生徒に期待して応援している人もたくさんいらしていると思います。我が子を見守るような感じの方も多いのではないでしょうか。
立ち見も出る満員であるのに、劇場内のざわざわとした感じがなくて、空気がいつもと異なるものでした。

新人公演の内容について、私が感じたそのままを書かせてもらうと、「セリフ」がとてもはっきりしていて聞きやすく、ストーリーに入り込みやすいと思いました。
歌も丁寧に歌われていて、いつもよりペースは“緩め”に感じましたが、観劇するこちら側としては、“ノリ”やすいとも思いました。
ただし、あまり「間」を取り過ぎるために、後半がダレてきたという印象も受けました。

でも、でも、宙組・若手組子の物怖じしない演技と歌はなかなか良いと思いました。好感が持てました。


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主演娘役は、本公演でも主要な役を演じている怜美うらら(れいみ・うらら)さん。
本役の実咲凜音(みさき・りおん)さんとはまた異なったスケール感のあるソフィアを演じていました。
ただ、銀橋(客席に半円形に突き出したエプロンステージ)をソロで歌いながら渡る見せ場で、声が三回“ひっくり返る”というハプニングがありました。
以前、現在トップの凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんが二番手だった頃、相手娘役を演じた怜美さん、そのときにも、私が観た回ではソロ歌唱の時に声がひっくり返ったことがありました。
緊張すると、それが原因で声がひっくり返ってしまうのかもしれませんが、本人も客席も動揺し、なんとも言えない空気が漂いました。
銀橋歌唱後半、なんとか立て直せるかと思いきや、そのあと音程がにわかに狂い始め、見ているこちらもドキドキでした。
怜美さんと言えども、新人公演独特の雰囲気は、大きなプレッシャーを感じるのでしょう。

そして我らが和希そら(かずき・そら)さん。本役・緒月遠麻(おづき・とおま)さんのアンカーストレムを演じ、セリフの滑舌も良く、声質も男役らしく、しかもよく聞き取れ、さすがという感じ。
さらに舞台での立ち姿、立ち位置も新人公演らしからぬものを感じました。
感情の表現も一歩抜きんでていたと思います。
剣を使った“殺陣”については、本公演に出演されている先輩方でも、あれほど見事に出来る人はほとんどいないのではないか、と感じました。とにかく速いっ、そして舞台で正面を見ているのに、周囲、後ろから来る相手をドンピシャのタイミングで受け、立ち回りするのには舌を巻きました。

本役・朝夏まなとさんのリリホルンを演じた留依蒔世(るい・まきせ)さん、本役・七海ひろき(ななみ・ひろき)さんのニルスを演じた瑠風輝(るかぜ・ひかる)さん、その他大きな役を得た方々もなかなか落ち着いた演技と歌を見せてくれました。

無事たった一回の公演を終え、最後の舞台挨拶で桜木さんが「今回もいろいろありましたが・・」と、おっしゃっていて「どのシーンだろう」と思い返すと、・・主役グスタフの桜木さんが、幼い頃からの親友アンカーストレム・和希そらさんに引導を渡す最重要シーンでセリフの間が“放送事故”的に長かったのを思い出しました。
あれは、・・セリフが出てこなかったのですね、きっと。
その場面で二回、舞台が止まった感じがしました(^^;)、舞台上の二人の間にものすごい緊張感が漂っていました。
でも、これが新人公演。凰稀さんに「失敗してもいい、楽しんで来い」と言われたという桜木さん(挨拶時にその話を披露)、いろいろあったけど、とても良かったですよ。

最後に
新人公演は、宝塚歌劇の持つ良いシステムだと思いました。
この大きな舞台で本公演で先輩方が演じている役を経験することは、大きな経験、宝となること間違いないです。
そして、見ているこちら側も、「よし、これからは、あの子を応援しよう。」などと思うことも間違いなし(*゚▽゚)ノです。


【Now Playing】 永六輔その新世界 / 外山恵理他 ( TBSラジオ )

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