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2015/03/29

マリー・アントワネットの最期までを記した本を読んだ

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『マリー・アントワネット ~フランス革命と対決した王妃~/安達正勝著(中公新書)』を読みました。
マリー・アントワネットと言えば、私の好きな宝塚歌劇でもフランス革命時を描いた演目に「ベルサイユのばら」や、「スカーレット・ピンパーネル」などがあり、つい最近では、「ルパン三世」のミュージカルでも、タイムスリップして、マリー・アントワネットの時代に迷い込む、などというストーリーもありました。

そこに描かれているアントワネットは、“誇り高い”という表現がピタリとはまるような女性として描かれていますが、いまだにさまざまな形でその生涯が描かれたり、研究の対象となっている女性はそう多くはいないでしょう。
つまり、人として、女性として、きっと魅力のある人であったのではないか、と思われるのです。

名門ハプスブルク家に生まれ、フランス王妃となったアントワネットは、結婚当時は夫のルイ16世が、今で言えば高校生、アントワネットは中学生の年齢です。
結婚後しばらくは、自分にとって心地よい環境づくりに力を入れていたようですが、宮廷のしきたりなどが当初、彼女を拘束していたようです。

子供がなかなか出来なかったことについても当時の手紙などを紹介して書かれています。いろいろと下卑た憶測が事実として記録に残されているのですが、でも著者の言うように二人が若すぎた夫婦であったことが一番の原因かもしれません。
初めて夫婦のいとなみに成功したときのアントワネットの母への手紙なども紹介されていて、ぜひ読んでみていただきたい(*^_^*)、そのときのアントワネットとルイ16世の様子がよく伝わってきます。

宮殿での華麗な日々からフランス革命の勃発で、アントワネットの運命は急流にのまれたが如くの様相になるのですが、アントワネット、ルイ16世共に、先行きの“読み”が楽観的過ぎたように思われました。
アントワネットは、「王制は絶対」やがて「元の王制に戻る」と頑なに思っていたこともわかりますし、ルイ16世も国民を捨てて逃亡することに強い抵抗を示していたことがわかりました。
特に、監視が弱かった時期がいくらでもあって、国外逃亡するのであれば、割と簡単に出来たのに、二の足を踏んでいたこともわかりました。

隣国が必ず革命から自分達を救ってくれると信じていたアントワネットの思惑は外れてしまうのですが、囚われの身になり、家族が割と狭い場所で一緒に過す時期が意外と幸福な時間であったことも宝塚でも描かれていましたが、印象に残りました。

この本ではフェルセンと表示されている“ベルばら”ではお馴染みのフェルゼンとの愛についても書かれていて、現在の私達には、夫のルイ16世と、ただならぬ仲のフェルゼンとの関係がなかなか理解できません。アントワネットが囚われの身になってからも、訪ねて来たフェルゼンはアントワネットと一夜を過していて、でも監視があったので、・・愛を交わすことが果たしてあったのかも、この本では疑問符が付けられています。

そして、何とも無慈悲な裁判の結果、マリー・アントワネットは、断頭台の露と消えるのですが、最後に義理の妹に手紙を書いています。すべてのページに口づけしたその手紙は義妹エリザベトには結局手渡されなかったのですが、現在もパリの国立古文書館に保管されているとのこと。見てみたいです。

夫と同じく、自分は潔白であり、最期のときにおいても確固とした態度を見せたいと思っていると、その手紙には書かれていたとのこと。
そして平静な気持ちであることも・・。
子供たちが気がかりであることも書かれていますが、こうしたマリー・アントワネットを取り巻くさまざまな事実と現実などが、より現代を生きる私達に何かを語りかけて来るのだと思います。

重い内容のある本でしたが、書きぶりは知識の乏しい私にもわかりやすいものでした。
これからフランス革命時を描いた舞台劇を見るときには、またひとつ異なった側面で見ることができるような気がしてきました。
良い本でした。


【Now Playing】 ゴンドラの唄 / 森繁久彌 ( 懐メロ )

『PEN散歩』・・Blog版

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facebookには載せましたが、3月28日の千葉はとてもあたたかい一日となりました。
ついこのあいだまでは、庭にはほとんど花は咲いていなかったのですが、ここにきてどんどん咲き始めました。
そんな様子をちょっとご紹介。“Blog版PEN散歩”うれしそうに咲く(#^.^#)花々をお楽しみください。

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2015/03/28

【はっPのアナログ探訪_0025: The Visitor / Mick Fleetwood (LP)】

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「フリートウッド・マック」のドラマー、“ミック・フリートウッド”のソロアルバムです。
アルバムタイトルが「ビジター」となっていますが、アフリカに出向き、現地ミュージシャンや気心のしれたミュージシャンと作ったアルバムのようです。

アフリカでの制作なので、まるでアフリカン・リズムで埋められるのかと思いきや、ロックのリズムが主体で、やさしく他のリズムが寄り添うような印象でした。


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このアルバムが出たときには、私のかなりのお気に入りでした。
なんというか、“優しい”のです、アルバム全体に渡って・・。

各曲とも、ほどよくポップで聞きやすく、ドラマーのアルバムらしく、打楽器の音はとてもクリアーによく聞こえます。
メロディーもミック・フリートウッドの容貌から想像するよりも(^^;)、より甘く、やさしい感じに聞こえます。


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B面後半にアフリカが前面に出てくる曲があるのですが、エレクトリック・ベースが全体を引っ張っているので、ロックとアフリカン・リズムのなかなか素敵な融合を聞くこともできます。そのあたりが、一番の聞きどころです。


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今聞いてみても、魅力あるアルバムです。
特に「You Weren't In Love」という曲は、素晴らしいメロディの名曲と言えると思います。サビの“泣き”の部分がたまりませんd(^_^o)

アナログ環境が整った今、またお気に入りアルバムの仲間に復活です!(*^_^*)

2015/03/27

『宝塚夜話・第二十九夜 < 各組への期待度比重の変化が・・ >』

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今年に入って宝塚観劇は宙組トップスター・凰稀かなめ(おうき・かなめ)さんのサヨナラ公演があったり、花組のミュージカルや、北翔海莉(ほくしょう・かいり)さんの日本青年館での公演、月組の珠城りょう(たまき・りょう)さん主演の公演など、魅力ある公演が続き、さらに雪組新トップスター・早霧せいな(さぎり・せいな)さんの東京宝塚劇場お披露目などが目白押し、いきなりマックス状態でスタートした感がありました。
宝塚歌劇101周年を迎えてなお、興味が尽きないのです。これはすごいことです。

そんな中、最近は、ちょっと中休み状態の私d(^_^o)

今後もいくつか観劇予定ではありますが、観劇するたびに各組への私の興味・期待度の比重が微妙に変化します。

最近、一番の私の期待度大の組は、雪組です。
今回の写真は、日生劇場の雪組公演「伯爵令嬢」での飛行船の中での格闘シーンですが、いやもう迫力がありました。
とにかく東京での「ルパン三世」を見たときにも、早霧せいなさんと、咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんのコンビの飽くなき探求心というか、ステージに懸ける二人の姿に、とても好感を持ちました。
見ているこちらにもその気迫や、楽しさが伝わって来て、また次回、雪組と会うのが楽しみになっています。

次は宙組でしょうか。
凰稀さんが退団され、朝夏まなと(あさか・まなと)さんと、実咲凜音(みさき・りおん)さんの歌がうまく、二人のダンスにも魅力を感じる麗しいトップコンビが誕生しました。
今まで役回りがあまり娘役トップとしての見せどころの少ない演目が続いた実咲さんも、お二人のトップお披露目となる「トップ・ハット」で、きっと期待以上のものを見せてくれるのでは、と期待が高まっているところです。

その次は私の中では花組です。
明日海りお(あすみ・りお)さんのトップお披露目は済んだのですが、相手娘役・花乃まりあ(かの・まりあ)さんとの新コンビがいよいよ東京宝塚劇場でお披露目となるわけで、実にこれも期待度大です。
想像するだけで毎日が楽しくなります(*^_^*)

そして星組ですが、柚希礼音(ゆずき・れおん)さん、夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さんの6年間に渡る長期トップコンビがいよいよ退団されるということで、ラストの東京宝塚劇場公演は見逃せない・・だけれども、チケット入手はファンにとって大変難しいこととなっております・・( ̄O ̄;)
人気があるだけに、それがファンには困るんですよね(^_^;)
さらに柚希さん、夢咲さんのトップコンビのあとは、北翔海莉さん、妃海風(ひなみ・ふう)さんの新トップコンビが既に決まっていて、これにも期待が高まります。
4番目に書きましたが、その期待度は僅差であることを申し添えます。それに日々変わっていきます。

ラストになってしまいましたが、月組の龍真咲(りゅう・まさき)さんと、愛希れいか(まなき・れいか)さんのコンビも充実期を迎えているように思います。
次回作のミュージカルも楽しみですが、気になるのは、単独二番手がいない状況です。
凪七瑠海(なぎな・るうみ)さんと、美弥るりか(みや・るりか)さんの“併設二番手”みたいな状況はちょっと“座りが悪い”ように、特に最近思います。
そこに珠城りょうさんの存在がググッと出て来て、なんだか微妙な感じがいつまで続くのか、と、やきもきしてしまうのです。
期待度は高いが、それが気になるのだ・・という感じなんですd(^_^o)

私的なことですが、私の仕事上の環境も変わることになり、今後はなかなか自由に観劇が出来ない状況にもなりそうなので、今までみたいに何回も観劇記を書くことは出来ないかもしれませんが、その都度力を込めて書きますので、「最近、宝塚のこと書かなくなったな」と思われることもあるかもしれませんが、どうか時々このブログを見に来ていただけたらと思っています。

・・結局、全組興味が尽きないっ!!というのが、ほんとの話です(*^_^*)すいません、以上です。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 部谷京子他 ( NHK-AM )

2015/03/26

【はっPのアナログ探訪_0024: 恋に乾杯!(Love Is What You Make It) / グラス・ルーツ(The Grass Roots) (Single)】

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軽快で陽気で、アメリカンなサウンド。
アコースティックギターの躍動感あるカッティングと、キーボードの弾むような爽快フレーズ、「ヒット曲とはこうあるべきだ」と言えるくらいに素敵なヒット・チューンでした。


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実はB面の「Someone To Love」もA面になってもいいくらいの素晴らしい曲です。
A面よりもちょっと黒っぽい印象があって、そのソウルフルな感じもまたよいのです。


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何度でも聞きたくなる、ハマってしまうシングル・ヒット曲で、私の大好きなレコード盤でした。久しぶりに針を落としてみて、初めて聞いたときのワクワクする楽しさがよみがえりました。

2015/03/25

【はっPのアナログ探訪_0023: 外道拾得LIVE / 外道 (LP)】

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日本のハードなロックバンド、「外道」をご存知の方がどれほどいらっしゃるのか・・。
ギター、ベース、ドラムのたった三人で重戦車のようなハードなサウンドのロックを展開し、加納秀人氏が弾くストラトキャスターが繰り出す、迫力あるギターサウンド、インプロビゼイションがこのバンド最大の魅力であったと思います。


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そして、ベースの青木正行氏の演奏もグイグイと強烈だが、MCも脅かされているように感じるくらいの怖いものでした( ̄O ̄;)

ドラムの中野良一氏はツー・バスドラムで“ドコドコ”とリズムが刻まれ、和太鼓の乱れ打ちのようなドラムソロも圧巻でした。

「ビュンビュン」という曲が始まると、暴速族のみなさんが熱狂し、たしか町田警察署の前で外道はコンサートを行い、集まった暴走族に「みんな、おまわりさんの言うこと、よく聞くんだよ」と語りかけると、「はぁ~い(#^.^#)」という元気な暴走族の皆さんのお返事があったりして、なんだかなぁ~(^_^;)と思いましたが、実に不思議なバンドでした。

この京都のライブハウス「拾得」でのライブは、その外道の魅力が炸裂しております。
演奏は大迫力、心臓が飛び出すくらいのギター、ベース、ドラムのど迫力演奏に気絶寸前ですΣ( ̄□ ̄;)


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写真にある歌詞カードのようなものは、このレコードを聞いて私が作った自作歌詞カードです。まだジャケットの中に残っていました、・・恥ずかしい(^^;)、当時よっぽど好きだったんでしょうね。

そして、このレコードには、歌詞、MC中に放送禁止用語が乱発&頻発して、『ピーッ』っていう音があちこちに入っていて、初めて聞いたときには、あまりのピーの多さに「なんでライブレコードにするであろうに遠慮無く禁止用語を乱発するのか、と思いましたが、外道の普段のライブはいつもこうだったんでしょう、逆に言うと、外道の魅力は禁止用語を含めたものであって、その魅力がパッケージされたと思えば、それはそれで良いのでは、などと思い直しました(*^_^*)


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時代の流行などには関係なく、自らが信じるロックの道(外道)をひた走ったバンドでした。
日本のロックの歴史を語るには、欠かせないのがこの外道ではないかと私は思います。
CD化された音源も出ているとは思いますが、やはりレコードで、この「拾得ライブ」か、ファーストアルバムの「外道」で、そのロックの熱きサウンドを堪能していただきたいと思います。

2015/03/24

【はっPのアナログ探訪_0022: Q:Are We Not Men? A:We Are DEVO! / DEVO (LP)】

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このバンドは特異な“いでたち”と、非常に非人間的な(アンドロイド的?)サウンドが他に無いもので、演奏しているプロモフィルムも見ていて不思議かつ、ちょっと不気味で、私の天の邪鬼な心にヒットしました。


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バンドのサウンドは非常にシンプルで、余計なサウンド・エフェクトもなく、一聴して単調に感じそうですが、実はそれぞれの曲が魅力あるものになっていました。
けっこうイイ曲が多いんですよd(^_^o)


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アバンギャルドな曲調かと思うと、意外とポップなのです。
逆に今の時代に聞くと、そのポップさがよくわかります。


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実は私、このDEVO(当時、ディーボと発音されていた)の武道館コンサートを見ているのです。
演奏もはっきりと聞き取れ、レコード盤の音よりもやや過激さは感じさせましたが、とてもいい演奏をしていました。
舞台上にスクリーンを張って、当時は珍しい映像もコンサートの一部として加わっているのが新鮮でした。
たぶんズボンの下の膝にはレガースが入っていたのだと思いますが、ギターを弾きながらジャンプし、そのまま膝から落ちて行くパフォーマンスには驚いたことが記憶に残っています。

ギターの音は割と生音に近かったこのバンド、今聞いてみてもちょっと魅力あるロックバンドだと思いました。
今頃、どこでどうしているのか・・(゚ー゚*)。oO

2015/03/23

ポール来日直前!ビートルズ私設資料館を訪問しました。

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いよいよポール・マッカートニーの日本公演が迫ってまいりました。
野口さんのビートルズ資料館、ポール来日前の「ポール特集」の展示を見せていただきに船橋に出掛けました。


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ポールのウイングス時代を含む、様々なレコードが展示されています。
外国のレコード盤のジャケットは見ているだけで楽しく、日本盤とは異なる色々な写真も楽しく感じました。


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館長の野口さんから解説された「イエスタデイ」の弦楽のスコア。
プロデューサーのジョージ・マーチンによるあの弦楽四重奏の譜面です。


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スコアの右肩に目をやると、イエスタデイ バイ・ポールマッカートニー、ジョン・レノン、ジョージ・マーチン and モーツァルト(^o^)と書かれていて、彼等のユーモアを感じ、思わず当日の参加者の頬も緩みました。
これは素敵なコレクションです、私もとても楽しくなりました。


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上の写真は、ポールと、ありし日のリンダさんです。
これも野口さんからコメントがありましたが、なんと!これ、飛行機の中なんですよね(^^;)どこかホテルの一室かと思いました。
さすが“生ける偉人”ポール、ゴージャス過ぎます( ̄O ̄;)


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後半は二階でレコードを聞かせていただきました。
当日の参加者からのリクエストは、ポール特集なのでポールの曲に限定したのですが、いやはや皆、マニアックな曲ばかりでした(*^_^*)
そして、野口さんとっておきの音の良い盤で掛けていただき、その迫力に驚きました。
音圧はもちろん、通常我が家で聞いている時には聞こえなかった音も聞こえたし、ベースやバスドラの音は特筆もの、グングンと前に出てくる感じは、なかなかCDでは味わえないものではないかと思いました。

スピカー・ケーブルも高価なものに変更されたとお話しされていましたが、なるほど以前に聞かせていただいた時よりも更に骨太な音になっているように感じました。

ビートルズが大好きな人ばかりが集まっての資料館訪問、また楽しいひとときを過させていただきました。野口さん、ありがとうございました。

皆さん、武道館コンサートへの準備も怠りないようで、“ビートルズ貧乏”状態で行けない私はうらやましい(^_^;)、私の分まで堪能してきてくださいね。


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AM )

2015/03/22

『PEN散歩』・・Blog版

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愛用のカメラPENを持って自宅から遠方まで、様々な場所で撮ってきた写真をご紹介する『PEN散歩』、facebookにも直にアップしておりますが、こちらブログでも一部アップいたします。
自動でやがてfacebookにも掲載されると思います。


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長い冬のあいだ、庭の様子も寂しいものでしたが、ここ数日で花が少しずつ咲き始めました。
そのようすをちょこっとご紹介。


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草花は敏感ですね、ちょっとした気温、天候の変化に鮮やかに対応しているように思えるくらいの反応で花が咲き始めました。


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きょうも、いい天気です。
うれしそうに咲き始めた庭の花、アップいたしますね。


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【Now Playing】 サンデー・ヒット・パラダイス / 三宅裕司 ( ニッポン放送 )

2015/03/21

【はっPのアナログ探訪_0021: 原子心母(Atom Heart Mother) / Pink Floyd (LP)】

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その昔、ロックなどの洋盤専門店に行って“えさ箱(レコードを縦に入れてある箱)”を漁ると、この「原子心母」の“牛”の異様なジャケットに驚きました。
アルバムの邦題も「原子心母」なんて、「Atom Heart Mother」の、まんま直訳みたいですが、このタイトルも不思議な感覚でした。


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アルバムジャケットや邦題だけでもインパクトはかなりのものですが、中に入っている曲は、とてもロックだけの範疇には収まらず、当時はプログレッシブ・ロックなどと呼ばれていて、最も先進的なロックの形態ではないか、などと言われていたと思います。


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もうロックは、単なる若者のエネルギーの発散の場だけでなく、アーティスティックな方向に進み始めたのだな、と感じたものです。
また、そういうところに“才能”が集中するものです。
かつてのモダンジャズからフリージャズあたりにかけての時期もジャズに才能が集まっていたのではないかと思います。


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シンセサイザーと言えば、当時はプログレッシブ・ロックには付きものの楽器でした。
日本ではこのピンクフロイドのほかに、イエス、エマーソン・レイク&パーマーが御三家的な存在でした。
いずれのバンドもシンセサイザーを駆使しておりましたが、その使い途は三者三様、一番“前衛”っぽかったのは他でもない、このピンクフロイドでした。


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あらためてレコード盤に針を落とすと、当時聞いていた緊張感のようなものはさすがに自分も変わってしまったし、薄れてしまいましたが、それでもこの“新しい世界に踏み込んでいる”感は、まだまだ新鮮さを保っているのに驚きました。

なんだかやさしい気持ちで聞いてしまうのですよね、当時は真剣にステレオセットに向かい、音楽と対峙するように聞いていたのですが、久しぶりにアナログで聞くと、割と力も抜け、素直にこの「原子心母」の世界を楽しむことができました。

たしかに、何か「風格」さえも感じさせてくれるアルバムでした。

2015/03/18

【はっPのアナログ探訪_0020: Hey ! ミスター・ポリスマン / 石川秀美 (Single)】

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石川秀美さんを覚えていますか?(#^.^#)
アイドル歌手だった彼女は、同期シブがき隊の薬丸裕英さんの奥さんになって5人のお子さんがいる、というところまでは知識にあります。

しかし、よくこういうレアなレコードが私のところにあったな(^_^;)と思います。
つまり・・買ったんですよね、私が・・(^^;)

あらためて聞いてみると、よくあるアイドル・ソングではありますが、サビの部分ではかなりロックンロール調になり、“ノリ”の良い曲となっておりますd(^_^o)
それに、彼女の長いおみ足を強調した超ミニスカートで歌うルックスは事務所の戦略どおり機能して、それなりにファンも多かったのではないかと思います。


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B面の「さざ波」という曲は、けっこうアイドルにしては大胆で、「初めてなんです 優しく ほどいて 胸のリボン」という歌詞から始まり、どんどん大胆な展開となっていました(///∇///)・・B面を掛けてみることなど買った当時はあまり無かったので、あらためて知りました。

まだまだ、こうした歌謡曲のレコードがストックされておりますので、徐々にご紹介したいと思います。本日はこれまで。

2015/03/17

「ご近所パラダイス」を読んだ

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『ご近所パラダイス/ねじめ正一著(新潮文庫)』を読みました。
ブックオフで手に入れたのですが、25年も前の本です。
ねじめさんが直木賞作家となり、高円寺商店街が、ねじめさんの著書のタイトルに因んで「高円寺“純情”商店街」と、商店街そのものの名を変えてしまったりして、あちこちの商店街から“商店街おこし”の講演を頼まれて困っている様子なども書かれています。

テレビ番組で「おもしろ珍商売」を取材し、銅像屋さんを紹介したら、その銅像屋さんに自分の銅像をもらってしまい(^^;)、自宅に持ち帰ったものの、どうしてよいやら困り果て、あちこちに「この銅像を置いてくれませんか」と尋ね歩くお話など、ねじめ節が炸裂して笑わせてもらいました(*^^*)

近くの喫茶店で「もの書きお断り」という店を発見し、その理由を知ろうとしたり、この本が古いのがわかるエピソードでは、川嶋紀子さんが婚約を発表してからの報道への対応の様子や、お父様の独特の面白さについて語っている部分でも、ねじめさんならではの文の面白さを感じました。
やはり独特の“ねじめ節”が愉快なのです(*^_^*)

直木賞の賞金100万円の使い途を考えているうちに、ちょっとずつ使ってしまい、「このままではいかんっ!」と、元の100万円に戻すべく、どうしたらいいか、当時の中学時代の同級生の海江田万里さん( ̄O ̄;)・・この頃は経済評論家だったようです・・に相談しようとしたり・・(^^;)。

ねじめさんは、民芸品店も商っていて、そこのバイトがロッカーで、髪の毛を立てていて、民芸品屋の店員には似合わないからと切ってもらおうとお願いすると、少しずつ毎日切ってくるのですが、どうしてもロッカーとしての自分の存在を譲らないバイトくん(^_^;)
店員としてはとってもいい仕事をするのですが、困ってしまうねじめさん。
で、店員くんが、ねじめさんが元々詩人だということを知り、その過激な詩に驚き、ねじめさんを見直してしまう話なども味わいがありましたd(^_^o)

とにかく25年前の本ですから、話題が懐かし過ぎて思い出せないこともあったのですが、ねじめさんの名調子を楽しめました。
ブックオフ、ありがとう!


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

2015/03/16

【はっPのアナログ探訪_0019: The Who Sell Out / The Who (LP)】

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ザ・フーの特異なアルバムと言えるかと思います。
ジャケットも特異ですけど(^_^;)
アルバム全体がラジオを聞いているような構成になっていて、曲調もなんだか大人しくて、英国の香りもプンプンしているような、ポップス調ロックとでも言えばよいのでしょうか。
ビートルズのサージェント・ペパーズ・・あたりの位置にあるアルバムなのでしょう。


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ピート・タウンゼントの嵐のような“腕ブンブン”のストロークを見せるギターも聞かれないし、キース・ムーンの“破壊行為”のようなドラムも影をひそめています。

ギターサウンドもどちらかというと、繊細でシャープな音に終始しています。
そしてコーラスもきっちりとキメていて、この頃のビートルズのアルバムのように曲と曲の間がはっきりしていません。まさに、コンセプト・アルバム的たたずまいです。
エンディングもサージェント・ペパーズ・・を彷彿とさせるものがあります。


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で、アナログ盤で聞くと、これがまた風情ある時代を感じさせる名アルバムの風格をかもし出してくれます。
当時の時代の雰囲気を感じるには、このアルバムはまさに“持って来い”のアルバムと言えるでしょう。
でも、・・ザ・フーのファン以外でこの盤を所有している人は少ないでしょうね(^^;)

2015/03/15

【はっPのアナログ探訪_0018: Music From The Penguin Cafe / Penguin Cafe Orchestra (LP)】

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ひと頃、ロックなどのガンガンくるものや、ポップスなどの“装飾過多”な音楽を聞くことがつらい時期がありました。
それでも何か部屋にいるときに、静かで気に障らないものを聞きたい・・そんなときに聞いていたのが、この「ペンギンカフェ・オーケストラ」のレコードでした。

ぼぅっと、心静かに珈琲などを飲みながら読書する・・不思議で静かで、奇妙な特徴を持っているこの音楽は重宝しました。


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聴き方によっては、なにかコンセプチュアルなものを感じ取ったり、新しい音楽として感動のうちにアルバムと対峙して聞く、というような姿勢を取る方もいらしたかもしれませんが、・・私にとってはあくまでBGM的な聞き方が中心となっておりました。


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ジャケットや、中に入っていたイラストを見ると、レコードに収録されている音楽そのままにクールというか、シュールなペンギンの様子が描かれています。


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一時期、このアルバムの中の曲がよくテレビ番組などでBGMとして使われていたことがありました。
BGMとしても、作品として聞いても、不思議に心の中に残っているアルバムです。

2015/03/14

「杳子・妻隠」半分まで読みました

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『杳子(ようこ)・妻隠(つまごみ)/古井由吉著(新潮文庫)』、前半の杳子を読み終えました。
この文庫の帯には、お笑いのピース・又吉さんの推薦文が載せられていて、「脳が揺れ比喩ではなく実際にめまいを感じました。身体に直接影響を及ぼす小説があることに驚きました。」と書かれています。

「杳子」と「妻隠」の二編が収められているのですが、現在「杳子」を読み終えたところで力尽きました。

主人公の杳子は、たとえば自宅からあるところまで行くにしても、その過程にそれぞれ通過ポイントのような目印を脳内に焼き付け、それにそって双六を進めるように歩くのですが、途中の通過ポイントで、いつもと異なる様子になっていたりすると、また家に帰ってきてもう一度振り出しから歩き始め、いつまでたっても目的地に近づけないような・・そんな女性。

杳子と山で出会った男性が、杳子と付き合う?ことになり、恋人とも他人ともつかない不思議な関係と、杳子のあまりにもじれったい、どこへ行くにも何をするにも三歩進んで二歩下がるみたいな状態に、その登場人物の男性も、読んでいるこちらも混乱します。

杳子と付き合っている男性の気持ちになって、杳子のそんな様子を理解してみようとか、どうしてそうなんだと思ったり、逆に杳子になったような気持ちで心の不安定な浮遊するような状態になったりもして、なんだかこちらの精神状態がおかしくなってきました。

結論めいたものは何もなく、最後には男性が杳子の家を訪ねるのですが、ここでも不安定な結末のない漂うような終わり方・・。

実は私も主人公の杳子のように、意味もないのに物事を行うときに自分なりのルールをつくって、それが崩れると、何もかも自己も崩壊するような、そんな経験が有り、他人ごととして読めなかったのです。

なので、読んでいてもどんどん不安や、いてもたってもいられない焦燥感のようなものを感じて、又吉さんの言うように“身体に直接影響を及ぼす”現象に見舞われました。

次第に本を手にするのも、文字を目で見ることも、意識が過剰になり、ぎこちなく、しまいには本を読むこと自体が怖くなってきて、とにかく読み終えるのに時間がかかりました。

ということで、まだもう一編の「妻隠」が残っているのですが、しばらくこの本はお休みして別の本でリハビリしようかと(^_^;)思います。


【Now Playing】 いらち俥 / 桂南天 ( 落語 )

【はっPのアナログ探訪_0017: 岬めぐり / 山本コウタローとウィークエンド ( Single)】

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懐かしいこの曲、レコード盤に針を落としてみると、目の前がパッと開けるような爽快なサウンドでした。
記憶では、もっと“こぢんまり”とした印象だったのですが、アコースティックギターのきれいなつま弾きと、美しいコーラス、ストリングスの絡みは想像外の壮大さを感じさせてくれました。


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失恋後の傷心曲であるにもかかわらず、若々しいやるせなさを4分ちょっとの長さでキラキラと表現しています。
サビに来るとこちらも胸いっぱいになります。
こんないい曲だったんだ、とあらためて思いました。

2015/03/12

【はっPのアナログ探訪_0016: ロックバルーンは99(99LUFTBALLONS) / ネーナ(NENA) (Single)】

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今回は、いかにも80年代っぽいサウンドだったヒット曲、ネーナの「ロックバルーンは99」です。
ドイツ、ベルリン出身の新人グループでした。

そして、ドイツ語で歌いながらも全米でヒットさせるという離れ業を成し遂げました。

ちょっとヨーロッパを感じさせる“小洒落た”サウンドと、曲中でリズムが“タメ”を効かせたものから、アップテンポに変わり、そしてまたゆっくりに戻ってくるという展開も新人バンドとは思えないものでした。
バンド名は、ボーカリストの女性の名をそのまま使っていたかと思います。


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一時期、テレビ番組などでもBGMにこの曲が流れていたり、かなり耳に入ってくる機会の多かった曲ではなかったかと思います。

あらためて針を落としてみると、あの頃のエコーをたっぷり効かせたり、電子的な音を多用したりするサウンドが懐かしく、しかも今聞いても良い曲です。
この曲を覚えている方も多いと思います。最近はなかなか聞かないですね、もったいないd(^_^o)

2015/03/11

【はっPのアナログ探訪_0015: しおしお / たま(LP)】

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ずいぶんと昔の話になってしまいました。
三宅裕司さんが司会をして深夜の人気番組となった『いかすバンド天国』。
そこで勝ち抜いて一気にブレイクした「たま」という奇妙なバンド。
やがて、レコード大賞の番組にまで出演してしまいました。


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この「しおしお」というアルバムは、“いか天”の番組出演後、「たま」がCDでメジャー・デビューする前のインディーズ・レーベル「ナゴムカンパニー」から出していたレコード盤です。
私も妻もその楽曲と、四人の不思議な魅力の虜になりました。


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四人のメンバー、知久寿焼(ギター、マンドリン、ハモニカ)、柳原幼一郎(オルガン、アコーディオン、ピアノ)、石川浩司(たいこ、がらくた)、滝本晃司(ベース)は、個性がそのまま人になったような人たちでした。
特に知久さんと、柳原さんは、ビートルズのレノン・マッカートニーコンビのようで天才的なものを感じました。


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私と妻は、メジャーデビュー後の有楽町よみうりホールでの初コンサート、中野サンプラザ、市川市文化会館、千葉県文化会館でのコンサートに出掛け、当時は夢中になっていました。
もちろん、メジャーデビュー後のCDもよく聞きましたが、このレコード盤のプライベート・レコーディングっぽい仕上がりのものもよく聞きました。


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特にこのレコードは、スタジオで加工されたようなエフェクト音は、まるで無く、だからこその“たま”らしい“素”のままの彼らの音楽を聞くことができます。


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どの曲も魅力満載!「オゾンのダンス」「らんちう」「ロシアのパン」「かなしいズボン」など、曲名を聞いて懐かしくなる方もいらっしゃるかもしれません。
「つげ義春」さんの漫画を音楽にしたら「たま」になる、そんな印象でした。


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アナログ・プレイヤーを手にしてよかったと、このレコードを聞いてあらためて思いました。
それにしても、「かなしいズボン」は怖い・・・。

2015/03/09

【はっPのアナログ探訪_0014: 片想いと僕(I'd Love You To Want Me) / ロボ(Lobo) (Single)】

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この曲も久しぶりに聞くこととなりました。
謎を秘めた放浪のフォーク・ロック・シンガー、カントリー・フィーリングをバック・グラウンドにしたシンガー・ソング・ライター、などと紹介されています。

このやさしく切々と歌われる曲は“泣き”に“泣き”まくる“さび”が素晴らしく、これでヒットしなけりゃおかしいよ、d(^_^o)というくらいのいい曲、名曲です。

冒頭からちょっと“溜め”気味に入り、ドラムもたっぷりと“溜め”を取って、聞く者の心を一気に掴み、素晴らしい“さび”に持って行く、王道のバラードです。


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今聞いても胸に迫るものがあり、不滅の名曲と言えるかと思います。
このレコードも10年以上ぶりに聞きましたが、これからも心に残る曲であると、あらためて思いました。

2015/03/08

【はっPのアナログ探訪_0013: Jeff Beck With The Jan Hammer Group Live / Jeff Beck (LP)】

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CDに買い換えてはいないアルバムだったので、久しぶりに聞きました。
あの頃、ジェフ・ベックはジミー・ペイジ、エリック・クラプトンと共に“ギター御三家”などとギター小僧たちに言われていましたっけ。

このアルバムでは、それこそエレクトリック・ギターのあらゆる音色が試されているように感じますし、エフェクター類もきっとたくさん使われているものと思われます。

ビートルズの「シー・ズ・ア・ウーマン」も全くタイプの異なる曲として演奏されています。リズムなどもレゲエチックにしたり、トーキング・モジュレーターを多用していて、「流行っていたんだろうな」と感じました。


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B面に入ると、もうギターかシンセかという区別のない世界に入り、逆に私が苦手なフュージョンっぽい展開となり、やや引き気味となります(^_^;)
でも、この頃のこういう激しく耳に突き刺さるような音はむしろアナログで聞いた方が似合うように思いました。
まろやかな音で、余裕を感じながらレコードが回っている感じがします。聞いているこちらもゆったりと聞くことができます。


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ラストの Blue Wind は、当時人気のある曲だったと思いますが、今聞いても“イキのいい”演奏です。
もうベックとギターは同一化しているようで、ギターは生き物のよう。
途中から「トレイン・ケプト・ア・ローリン」が入って来て、ロックな感じもいいです。

時代の空気を感じさせてくれたジェフ・ベックの良盤レコードでした。

2015/03/07

【はっPのアナログ探訪_0012: Abbey Road Talks / The Beatles (LP)】

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今回は私のアナログ盤コレクションの中から、大好きなビートルズのBootlegの一枚を聞いてみました。
ジョンのナレーション(インタビュー)のあとにそれぞれの曲が始まるような構成のこのアルバム、【159/500】とジャケットに書かれているのを信用すれば、500枚プレスされたものの内の1枚ということになります。


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では【A面】からご紹介

①「サムシング」は、公式に公開されているテイクではなく、アコースティックギターとピアノ中心の完成には近づいているけれども軽い印象のテイクが収録されています。

次の曲との間にインストゥルメンタル曲が入っています。
ポールがベースをボンボン・ボロボロと連続して弾き、ギター、ドラムがそれに合わせるような曲。
これも、このアルバムを手に入れるまでは聞いたことのないものでした。

②「マックスウェルズ・シルバー・ハンマー」は、かなりクリアーな音で、ポールの声はほとんど生声で息づかいもわかります。
リバーブとかエコーなどは、ほとんどまだ施されておらず、ベースもアンプから出た音そのままな感じです。ハンマーの音はもう入っています。
ギター、ドラムは公式発表テイクそのままのプレイ、ただしシンセサイザーはまだ加えられていません。

③「オー・ダーリン」は、ほぼ公式発表テイクに近づいている感じです。
ポールのボーカルは、まだ野太い公式テイクになる前で、歌い出しは軽い感じで、サビにシャウトしますが、まだまだ練れていないようです。歌詞も公式テイクとは異なっています。

④「オクトパスズ・ガーデン」は、かなりアビーロードでのテイクに近いものです。
マスターとなっているテープが悪いのか、音が安定しないユラユラした感じで再生されます。
間奏のギターも公式発表のものとはテイクは異なるがフレーズは同じく弾いています。
曲中に入るちょっとしたフレーズもお馴染みの公式テイクとは異なっています。
リンゴのボーカルは公式発表のものとはテイクが異なっています。


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ここから【B面】です。

①「ユー・ネバー・ギブ・ミー・ユア・マネー」は、ギターとドラムは公式テイクとほぼ同じですが、ポールのボーカルは異なり、コーラスも入っていません。
エンディングをどうするか、まだ決まっていない感じで、延々といろいろやって、試している感じです。最後は不思議なピアノが入って来ます。で、ドラムもギターもどうしていいか分からない感じになり、終了・・。

②「ミーン・ミスター・マスタード」は、まだ“制作過程”という段階のものでした。
エレピのブンタタ・ブンタタという伴奏に合わせて、歌詞も含めて試行錯誤している様子がわかるようなテイクでした。
ジョンはその場のアドリブで歌詞を作りながら歌っています。リンゴもフィルインをどうするか試している様子がわかります。
途中からは、全く発表されていない展開になり、ファンにとってはとても興味深い内容です。

③「ゴールデン・スランバーズ/キャリー・ザット・ウエイト」は、ポールのボーカルは完全別テイク。
エコーもかかっていません。
曲の骨格を作っている最中という印象ですが、ドラムは完成されているのがわかります。
オーケストラはまだ入っていません。
ピアノの弾きっぷりからは、完成形のイメージはポールの中で出来ている感じです。
そして、クレジットにはありませんが、そのまま「ジ・エンド」に突入します。
三人のギター・ソロ合戦も同じフレーズで展開されていますので、ギターについては本番採用テイクのようです。

④「ハー・マジェスティー」は、アビーロードに入っているテイクは最後にスッと音が絞られるのですが、こちらはそれはなく、ギターの余韻を残したままです。
ポールの声もかなりクリアに聞こえます。

これらのアビーロード収録曲の別テイクの数々は、公式発表のアンソロジーにも収録されておらず、かなり興味深い内容です。
ファンにとっては、ジョンのナレーションと共にうれしい一枚です(*゚▽゚)ノ

【はっPのアナログ探訪_0011: Children Of The Revolution / T.REX(Single)】

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アナログ探訪第11弾は、グラムロックのT.REXです。
このレコードは、リンゴ・スター監督の映画「ボーン・トゥ・ブギー」からのシングル・カットです。
しかも来日記念盤としてA面1曲、B面2曲という変則なドーナツ盤となっておりますd(^_^o)


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歌詞カードには、日本のファン・クラブ会長さんの自宅の電話番号まで載っていて、時代がしのばれます。

このT.REXの「Children Of The Revolution」というシングル曲は、日本でもけっこうヒットしていたんじゃないでしょうか。
重厚で、華麗で、しかもヘビーで、これは今の時代に聞いてもカッコイイ曲です。

エレクトリック・ギターのバリバリ・ギャンギャンいう爆裂音に度肝を抜かれ、ズシンズシンくるリズムにも、ただただ圧倒されるのみです。


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来日記念盤ということでB面に2曲もいれて、合計3曲の大サービスです。
しかもB面の曲もA面に負けず劣らずカッコイイのです。
当時のロックファンも、このエレクトリック・ノイズに打ちのめされ、感電したのではないでしょうか( ̄O ̄;)

私も、今回このレコード盤に針を落とし、電撃をもろに受けました(///∇///)
こんな“カッコイイ”ロックはぜひアナログ盤の大迫力で味わっていただきたいものです。

2015/03/05

【はっPのアナログ探訪_0010: なごり雪 / イルカ(Single)】

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だいぶ軌道の乗ってきた“アナログ探訪”、今回はイルカさんの「なごり雪」です。
やはりこれはCDで聞くよりも、レコード盤が似合っています。

伊勢正三さんの作詞・作曲。
編曲はなんと松任谷正隆さんと書かれています。そうだったんだ・・。

汽車を待つ君の横で僕は

時計を気にしてる

季節はずれの雪が降ってる

この冒頭、たった三行でまぶたにその光景が浮かんでくるじゃありませんか。
私はこういう光景が浮かんでくるような歌詞や、メロディ、サウンドで構成されている楽曲が好きです。
シンプルな楽器構成の、メロディの良いこの曲、やはり名曲だとあらためて感じました。


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東京で見る雪はこれが最後ねと

さみしそうに君がつぶやく

・・もうここで涙目になります(^_^;)


二番に入り、動き始めた汽車の窓に顔をつけて君は何か言おうとしている・・・「さよなら」とくちびるが動くのがこわくて下を向いている・・この歌の主人公・・(T_T)

あらためて当時のレコード盤で聞くと、イルカさんの声も“若い”し、高く澄んだ歌声です。この曲にはぴったりです。

たぶんイルカさんご本人か、作者の伊勢正三さんのどちらかがラジオでおっしゃっていたのですが、『なごり雪』という言葉の表現は、この曲ができるまでは無かったのだそうです。
「なごりの雪」という表現は昔からあったそうで、たしかに辞書などで調べてみると【の】が入っているんですねd(^_^o)

で、この曲がヒットしてから「なごり雪」という表現は一般的なものになったのだそうです。当事者が言っているのだから間違いないでしょう。


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いつ聞いても良い曲です。
そして感動の度合いもまったく薄れることがありません。
人が大人になって、さまざまな岐路に立つとき、こんな歌が“じん”とさせてくれるんですよね。
今回はレコードを聞きながら書いてみたのですが、胸に懐かしいような、淡い恋心のような甘酸っぱいものがひろがりました。

2015/03/04

【はっPのアナログ探訪_0009: 裸足の季節 / 松田聖子 (Single)】

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今回のアナログ探訪は大物ですよ!d(^_^o)
松田聖子さんのデビューシングルです。
資生堂エクボ洗顔クリームのCMソング「裸足の季節」です。
ヒットはしなかったものの、あらためて針を落としてみると、かなり“生声”に近い歌い方をしていて、太い感じの歌声と、歌謡曲的な“こぶし”が回っているのが特徴です。


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このあと、「青い珊瑚礁」でブレイクするわけですが、まだあのアイドルになる前の松田聖子さんのちょっと素人っぽい歌が聞けます。
それにジャケット写真も“ぶりっ子”以前、“アイドル”未満という印象で、まだスターのキラキラ度が出ていません(*^_^*)
でも、私が一番好きな松田聖子さんの曲は、これなんです。いかにも「歌謡曲」って感じがいいのです(゚ー゚*)。oO

YouTubeでエクボのCMソングの映像を見つけたので(映像には聖子さんは登場しません、歌だけです)、下記をクリックするとご覧いただけます。

エクボCM映像

2015/03/03

【3/3】ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!- 今度はその後のショーの方

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前回、前々回で雪組のミュージカルの「ルパン三世」についてご報告しましたが、今回は後半のショー「ファンシー・ガイ」についてです。

私が宝塚観劇を復活させてからは、雪組と言えば、水夏希(みず・なつき)さん、音月桂(おとづき・けい)さん、壮一帆(そう・かずほ)さんと、割と内に秘めたるものを表現していくトップスターだったという印象が残っています。
今回の早霧(早霧せいな/さぎり・せいな)さんは、雪組には珍しく、発散していくタイプのように感じました。
それも会場全体を見渡すかのように大きく羽ばたくような印象です。

しかも、早霧さんの外見的な印象は、若々しく颯爽としたものがあり、このショーの「ファンシー・ガイ」の“ガイ”な部分もうまく強調されていて、とても楽しめるショーになっていたと思います。

相手娘役の咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんは、組替えして壮さんがトップの時のショーでも感じていたのですが、舞台にスパッと入ってきて、余裕ある笑顔で一気に観客の視線を集めることができる人だと思っていました。
今回もあらためて、そう思いました。
さらに自らがトップ娘役であり、相手方のトップスターを盛立てながらも、“二人の存在”を華やかに見せてくれていると思いました。

そこに花組から組替えでやって来た、望海風斗(のぞみ・ふうと)さんのスケールの大きなステージングと歌唱が入ってくると、よりショーの厚みが増したように思います。
また、星組から雪組に来て、すっかり雪組の中心となった夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さんのゴージャスな存在はたいへんな戦力で、今回もショーをグングン引っ張っていました。
まだまだ退団せずに、夢乃さんの明るく力強い舞台を見ていたかったと思いました。夢乃さん、今までありがとう。

そしてやはり宙組からの組替えで来た鳳翔大(ほうしょう・だい)ちゃんも、いつもキラキラで舞台映えのするカッコイイ男役です。
今回、前列から二番目という素晴らしい席が、COOP(生協)の注文表から注文して当たったのですが、目の前の銀橋を渡る大ちゃん、カッコイイ!!☆(*゚▽゚)ノ

中堅男役に入って来た、彩凪翔(あやなぎ・しょう)さん、彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんも、どんどん男役の格好良さを身につけてきましたね。
今回の私が感じた印象では、歌劇団は彩風さんの方に出番を多くしたように思ったのですが、思い過ごしでしょうか。ちょっと二人の位置関係が微妙になってきたと・・早とちりかもしれませんけど・・。

とにかく、ショーの方もミュージカル「ルパン」に負けず劣らずの良い出来でした。
トップお二人のデュエットダンスも初々しくて、こちらの頬もゆるみっ放しです(*^_^*)
お二人のちょっと薄緑色がかった衣装も素敵でした。
また、フィナーレでの早霧さんが背負った羽についても、中心にレースのようなものがあしらわれ、美しく慎ましやかな雪組を表現しているかのようでした。

もう一度見たいくらいなのですが、チケットはどこにもない・・(^_^;)
機会があれば・・見たいのですが、金銭的にもちょっと無理かな。
素晴らしいものを一回でも見られたのですから我慢しておきましょう。
それでは、これから雪組を見る人、「いいよぉ~っ!d(^_^o)」


【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )

【2/3】ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!- を見ました

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前回からの雪組公演の感想、続きです。
主演のお二人、早霧せいな(さぎり・せいな)さんと、咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さん、夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さんについては前回ふれましたので、今回はそのほかの方についてもふれておこうと思います。


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花組から組替えで今公演より雪組生となった望海風斗(のぞみ・ふうと)さんは、もともと雪組にいたのではないかと思うくらいしっくりと組に馴染んでいました。
雪組のしっとりとした感じにも違和感なく入り込んで、しかも花組で培ってきた華麗さもそのままに錬金術師のカリオストロ伯爵を大きなスケールで、しかも人間味もところどろこで見せてくれる細やかさとコミカルな部分もうまく織り交ぜながらの好演でした。
さすが、という感じです。

峰不二子役の大湖せしる(だいご・せしる)さんも大熱演!!
超色っぽい不二子ちゃんも妖艶に見せてくれましたし、アニメどおりの予想外の裏切りなど、見せ場はたくさん、そしてどの見せ場も不二子ちゃんの魅力を余すところなく演じてくれて、この人の“懐”の深さをあらためて知りました。

石川五ェ門の彩凪翔(あやなぎ・しょう)さんも、見事な剣の使い手ぶりを鮮やかに舞台上でスピーディーに見せてくれました。
何より、“カッコイイ”(゚ー゚*)。oO
宝塚の男役で五ェ門を演じきれるのか、と、見るまでは思っていましたが、何の心配もいりませんでした。さすが雪組男役の中心に居る人は違います。“あっぱれ”です。

次元大介を演じた彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんも、アニメそのままの斜に構えた銃の使い手を渋くキメてくれました。
五ェ門と次元のコンビは、水戸黄門の助さん、格さんみたいなもので(*^_^*)、この二人が見事な立ち回りをせねば物語が成立しません。
それに、不二子ちゃんのお色気は由美かおるさんみたいな役割でしょうか(^_^;)、早霧ルパンを見事に支えていました。文句なしの好演です。

その他主要な役どころの皆さんも、きっちりとお稽古されたのでしょう、洋版錦絵のように舞台に華やかに存在し、どの役も輪郭がきっちりとしていて、早霧さんの雪組、好スタートを切りましたね(*゚▽゚)ノ


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写真は昨日の新聞に掲載されていた、この公演の記事です。
やはり“べた褒め”です。
早霧さんのトップ、現在、光り輝いて力強く突き進んでいます!(#^.^#)いいぞぉ~っ!!


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今回、プログラムを購入したのですが、トップお二人のお披露目公演らしく、お二人の言葉が掲載されていました。

早霧さんは咲妃さんに対して、自分の意見をちゃんと持ち、芯がしっかりしている。隣にいるだけで安心感がある、ともおっしゃっていて、“とどめ”に、雪組に彼女が組替えしてきた事は「神様からの贈り物ですね」と、最高の賛辞をあたえています。
直接咲妃さんにも語りかけていて、「どんな道であろうとも、一緒にいてくれると分かっているから心強いよ。横には私がいるから、一歩一歩恐れずに歩んでいこうね。」・・って(///∇///)
大好きなんですね、咲妃さんのこと。

そして、咲妃さんも、「舞台を愛するちぎさん(早霧さんのこと)の相手役をさせて頂ける事を本当に幸せに思いますし、そんなちぎさんを私も全力でお支え出来ればと思います。」と、こたえています(゚ー゚*)。oO
早霧さんに対して直接には、「これから様々な作品に巡り会える事を思うと今からとても楽しみです。どんな時もお傍を離れず付いていきます。」・・と、(#^.^#)コメントされています。
よくできた娘役です(*^_^*)
これを読んで、またお二人のことが、そして雪組のことが今まで以上に大好きになりました。
がんばれぇ~っ雪組!☆(*゚▽゚)ノ

※さらに三回目の感想に続く・・。


【Now Playing】 悲しき天使 / メリー・ホプキン ( Pops )

2015/03/01

【1/3】ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!- を見ました

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宝塚歌劇・雪組東京公演『ミュージカル ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!- /ショー ファンシー・ガイ』を見て来ました。
とても良かったので、三回に分けてご報告しようと思います。
きょうは、第1回目。

この公演は、東京宝塚劇場での雪組トップスター・コンビ、早霧せいな(さぎり・せいな)さん、咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんのお披露目公演でもあります。

原作のモンキー・パンチ先生、オリジナル作曲の大野雄二先生、共にこころよく今回の企画に賛同いただけたようで、宝塚の新たなチャレンジが実現しました。

もう、見て驚きました。
ルパンの早霧さん、峰不二子の大湖せしる(だいご・せしる)さん、五ェ門の彩凪翔(あやなぎ・しょう)さん、次元大介の彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さん、銭形のとっつぁんの夢乃聖夏(ゆめの・せいか)さん、それぞれがアニメがまるで立体化したように動き始め、これはアニメ・ルパンファンが見ても納得の舞台化ではないか、と感じました。
もちろん音楽はアニメでお馴染みのあのテーマソングが生演奏で繰り広げられます。


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冒頭は現代、ルパン一行ががマリー・アントワネット縁の首飾りが展示されている会場に忍び込み、首飾りに手を掛けた途端にフランス、マリー・アントワネットの時代にタイムスリップしてしまうという奇想天外のストーリーでした。銭形のとっつぁんも一緒にタイムスリップ(#^.^#)

そこでルパンは本物のマリー・アントワネット(マリーちゃ~んと呼ぶようになる)と出会い(^_^;)、アントワネット妃(咲妃みゆ)を夜に城から連れ出し、市井の様子を見せてやります。
「パンがなければお菓子を食べればよい」という有名なセリフが入った演劇がウケているのを見てアントワネットがショックを受けるのですが、ルパンは「今からでも遅くはない、民衆の声に耳を傾けるんだ」と励まします。

酔って城に戻った二人、咲妃アントワネットが「あなたは未来から来たのでしょう、私の未来はどうなっているの」と聞かれて、・・ルパンは「一生、家族と幸せに暮らすんだ」と答えます。断頭台の露と消える・・とは言えないですから・・。

舞台に上がると“大女優”になる咲妃さんの本領発揮、客席ではそのやり取りを聞いて涙してしまう人も・・。

錬金術師のカリオストロ(望海風斗/のぞみ・ふうと)の力を借りて現代に戻るのではなく、アントワネットの死刑直前の8年後にタイムスリップし、歴史を変えずに救い出そうとするルパン一行と、8年間置いてけぼりにされた銭形のとっつぁん(夢乃聖夏)が、その間何をしていたかも観客に勇気と涙を誘います。
いやもう、素晴らしいストーリーでした。

全員が全員、見事なほどの“成り切り”を見せ、それぞれのキャラクターの魅力を満開に表現している舞台は楽しく、驚きも伴い、わくわくし、これは・・最高の出来ではないでしょうか。

早霧さんのルパンという役への果敢な挑戦は大成功だと思います。
オリジナル・アニメの雰囲気を崩さず、しかも早霧さんが作り上げたルパンは自由で、ひょうひょうとしているが、人生の機微にふれ、“熱い”ところを見せるナイス・ガイなところも魅力的でした。
ラスト、夜景にエッフェル塔がイルミネーションで浮かび上がる中、ピョンっと、がに股で飛び上がる後ろ姿は、もう完全にアニメのルパンそのものでした。

相手役、咲妃さんは、時代の異なるルパン一行とのやり取りを実にうまく演じて、それがあったればこそのストーリーの深みを創りだし、また宝塚ではお馴染みのマリー・アントワネットという女性の魅力も深めてくれました。素晴らしい。

今回が最後となり、卒業される夢乃聖夏さんはさすがの演じっぷりでした。
アニメの銭形警部そのままに、そして宝塚の魅力も添えて演じられ、観客皆を引きつけていました。

本日はここまで。次回はその他の主要な役どころの方々、そして早霧、咲妃コンビの良さについてもふれたいと思います。
ショーはまたその次の回にしようと思います。
それでは、雪組ファンの皆さま、お楽しみに(*^_^*)


【Now Playing】 明日へ喝! / 渡辺陽一 ( ニッポン放送 )

【はっPのアナログ探訪_0008: ケンとメリー ~愛と風のように~ / BUZZ(バズ)(Single)】

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日産自動車(当時、社名は異なるかも)の『ケンとメリーのスカイライン』のCMソングです。


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アナログ盤を所有しておりましたので針を落としてみました。
とてもシンプルなギター、ベース、ドラム、ハモニカの構成が静かで美しいです。
盛り上がりの部分でストリングスが入りますが、それも自然の美しい光景が浮かんでくるような感じで、「ああ・・いい曲だな」と感じます。


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今のクルマのCMとはちがって、“若者・あこがれの生活感”が表現されている当時のCM映像を下記をクリックすることで見ることができます。時代は遠くになった、という感を強く感じました。

↓ここをクリック
当時のCM映像

中谷彰宏さんの「怒らない人は、うまくいく。」を読んだ

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『怒らない人は、うまくいく。/中谷彰宏著(Gakken)』を読みました。
中谷さんは、ビジネス書から小説、エッセイ、その他幅広いジャンルでの著作があり、ラジオなどでの語りも聞いたことがあるのですが、トークも豊かな知識に裏付けられた明るく楽しく、興味深いものがあり、天が二物も三物も与えたもうた方と言えると思います。

タイトルからして「怒りを静めよう」という内容かと思いますが、「怒ってもいいのだ、でもその瞬間だけにしておけ」ということなのだと解釈いたしました。
怒ることによって得点1を得るが、99点を失う、と書かれています。

怒ることで自らの損失になることは多々あれど、プラスになることは少ないってことでしょうか。
その事例をいくつか挙げられていますが、全くもってごもっとも、と反省を込めて感じました。
特に、いつまでも怒りを引きずることは、多くのマイナスを生むことが“わかっていたけど”鎮められず、私も今まで生きていた中で多くのものを失ってきたのかもしれません。

また、逆に自分が怒りを受ける側になったら、・・その怒りを受け止める引き出しをいくつも設けてまともに対抗せずに受け流せるように、というようなことも書かれていました。
これも難しいことですが、たしかに怒りには怒りをもって相対するとろくなことにはならないと感じます。今までもそんな結末を迎えたことが幾度かあったような気もします。

怒りを露わにしたり、すぐに怒る人は、「自分を認めてほしい、自分を見て!」という気持ちが強いのかもしれません、私を含め・・。ここでもまた反省…σ(^_^;)

中谷さんの著書って、本屋さんなどでもよく見かけます。下記写真のとおり、氏の主な作品が巻末に掲載されているのですが、“主な作品”とうたわれているにもかかわらず、すっごい量です。
この人、毎月新刊を出しているのか、と思うくらい。


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天才的な閃きを持ち、新たなアイデアを紹介してくれ、また、物事に対して気付かなかった視点から見ることを教えてくれる中谷さんの存在は、私にとって驚異であり、憧れにも似たような気持ちにさせてくれます。

「怒りは、自分の今の気持ちを見失っている状態です。イラッとするのは、混乱している状態です。」という中谷さんの言葉、肝に銘じておきます。


【Now Playing】 大人のジャズタイム / 島崎保彦・阿里耶 ( ラジオ日本 )

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