【はっPのアナログ探訪_0029: Please Please Me / The Beatles (Single)】
アナログ探訪、今回はビートルズの日本盤シングル・レコード、「プリーズ・プリーズ・ミー」です。
ビートルズのオリジナル曲で、英国での本格的ヒットは、このレコードから始まったと言えるでしょう。
掛けてみて、あれ?・・と、思ったのは、ジョンの声がまるで子供の声のようです。
う~ん、B面も聞いてみたけど・・このレコード盤、ピッチがおかしい。
微妙に“早回し”しているように聞こえる( ̄O ̄;)
ためしにCDのモノ・マスターで聞いてみるとジョンの声は大人の声(^_^;)です。
そもそものレコード盤に刻まれている音自体の回転がおかしいのです。
昔はこんなんで良かったのでしょうか・・…σ(^_^;)
ついでに、歌詞カードについていたD.J.高崎一郎さんの解説もすごい!ドラムは「ロリンゴ・スター」(^^;)と書かれていて、ポールの楽器は「バス・ギター」となっています。
ついでにビートルズ音楽は「原爆青年たちがドラムと電機ギターと時にはハーモニーを使って“騒音”を作り出す」と書かれ、ザ・ビートルズは無尽蔵のエネルギーを秘めた“原爆”、いや“水爆”です」となっていますΣ( ̄□ ̄;)
今、こんなことを書いたら不謹慎、非常識きわまりないのですが、なんともはや・・という解説でした。
定価330円で売られていたらしいこのレコード、歌詞カードの裏には、オデオン・ヒット・レコード選としてヘレン・シャピロやクリフ・リチャード、アダモなどの名前も見えますd(^_^o)
おもちゃのような音のレコードでした。
赤く透き通った、東芝のエバー・クリーンレコード、当時の“電蓄”で聞くと、雰囲気が出てくるような音でした。
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