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2015/04/08

池内紀さんの居酒屋本

20150408_osamu_ikeuchi01

『今夜もひとり居酒屋/池内紀(いけうち・おさむ)著(中公新書)』を読みました。
著者、池内紀さんはドイツ文学者でエッセイスト。
私は、NHKのFM放送、月一回の「日曜喫茶室」という1時間45分の長尺トーク番組に“喫茶室”の「ご常連」役で登場する池内さんの様子に、いつも「いいなぁ、素敵な語り口だなぁ」と思っていました。

全く肩に力が入っておらず、常に自然体、独特のやさしい語り口、そしてゲストの方のお話に喜びを感じながら耳を傾ける様子がとてもいいのです。

その池内さんが書いた「居酒屋本」、やはり“いい本”でしたd(^_^o)

私が何度か書いた、やはり“居酒屋の達人”の太田和彦さんのご著書でも説いておられましたが、居酒屋に入ってからの自分の“身の置き方”というのは非常にデリケートであり、微妙な店主との間合いなどが必要で、この池内さんも“達人”の領域に入っておられると感じました。

読んでいると、私も自分の居場所として具合のいい居酒屋(マイ居酒屋(^_^;))がほしくなってきました。

居酒屋に入ると一番奥はよく空いている。
たいていは、椅子の上にカバンやコートがつまれて、物置場状態になっているが、池内さんによると、いささか窮屈ではあるが、利点もあるという。

他の人の邪魔にならず、店の主人にとっては、自分の分を心得たように目立たぬ隅を選んでくれる客はうれしい心配りと感じてくれるという・・。
そして店内がそっくり見えて、壁が反響板となって声もよく聞こえ、客をサカナにして酒を飲むことができる・・と教えてくれました(#^.^#)
そんな達人的なお話も満載で、居酒屋での肴と料亭の料理を比べたり、地元の酒“のみ”のわずかな種類の酒でいく店と、全国のお酒が飲めるような店についても池内さんがおもしろく語ってくれます。

そろそろ酔ってきて、どんなタイミングで店を出るか、なども臨場感あふれる筆致で書かれています。
居酒屋好きには面白すぎる、ちょっとくだけた、読んでいるだけで酒と肴がほしくなってくる本でした。おすすめ!(*^_^*)


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