たまにはこんな話題も
タイムリーな話題を避けることを旨とするこのブログですが、結果が出てから少しばかり時間が経ったので、ちょっと早いと思いますが、私の思っていることを書いてみたいと思います。
いつものことながら、「それは違う」とか、反対意見を滔々とコメント欄に述べようという方は、自ら汗をかき、苦労してブログその他SNSなどを構築し、自分でその意見を発表してください。このコメント欄に書かれても迷惑なので、書き込みされても全て“他人のふんどしで相撲を取り、自ら責任を取らずに他者を攻撃する人”の意見として掲載いたしません。
橋本大阪市長の「大阪都構想」が住民投票によって否決されました。
結果が出た後、高齢者に対して異常なほどのバッシングがなされていますが、これは住民投票に対する否定にも繋がると思いました。
橋本さん本人も言っているし、民主主義の結果として、はっきりと意志表示されたのに“意に沿わぬ”投票結果だからと事後に攻撃するのは「いいがかり」に等しいと感じます。
※私も、橋本市長の都構想に対する本なども読みましたが、「大阪都」を実現し、仕組みを変えたいというのはわかりましたが、でも、橋本さんからの「大阪をこうしたい、大阪の人をこうして喜ばせたい、こんなことをして大阪の人の笑顔を見たい」なんていう言葉はひと言もありませんでした。
橋本さん敗退の原因は高齢者や橋本さんを嫌いな人のせいではない。
どこにも橋本さんの大阪府民、市民に対するやさしい気持ち、よろこんでもらいたいという気持ちの“欠片(かけら)”も見当たらなかったことが原因だと思います。
自らの野望を実現させたい、という意志は強く感じましたが・・。
それは、他府県の住民で影響を受けることも多分無いであろう私も、橋本さんが大阪市長になったときからずっと思っていたことですし、このブログにもそのときに同様のことを書きました。
相手をコテンパンにやっつけることを喜ぶのは意識の低い人だと思います。
そしてそんな人が上に立ったら下の人達はさぞかしひどい目にあったことでしょう。
橋本さんも「二度と政界には戻らない」と言ったのだから、どうか二度と戻ってこないでほしいと個人的に思いました。
そもそも府も市も知事、市長の立場を勝ち取ったのだから、その時点で二重行政を無くしたらよかったんじゃないの、・・と思うのはなんの不思議もないことでしょう。
仕組みを変えることだけが目的だなんて、一般の人にとったら何の魅力もありません。
仕組みを変えたらこんなことができる、あんなことも、と、にこにこ将来を語れば勝てたと思います。
でも、それがご本人の心の中にも無かったのがわかったからこんなことになったのでは、と思いました。
これは私個人の意見なので、異なる意見がありましたら、どうぞ自分でブログなどを立ち上げてご自分の意見をご披露ください。それが一番です。思うがまま、いくらでも書けますよ、・・自分にそんな苦労をしてまで書きたいという、こころざし、信念があればの話ですよ。
日本は自由な国です。どうぞ持論を展開してください。自分で頑張って。
たまにはこんなことも書きます。
私だって強く書きたいこともあるのです。
【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 高木康政他 ( NHK-AM )
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