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2015/05/19

根本的な解決なんて目指さない本

20150519_hideki_wada01

『感情的にならない本/和田秀樹著(新講社)』を読みました。
たまたま見つけた本ですが、まったく今までに読んだことのない内容でした。

“感情的にならない”と言っても、今までのこういう本だと、どうやって高ぶった感情を“抑え込む”か、という自分の心を制御するための方法というか技術みたいなものの紹介が多かったと思います。
そんなこと言えるのも、前々から「感情を抑える」ことの必要性が自分にあったからで、そういうアドバイスが書かれている本は何冊も読んできたような気がします。


この本で書かれていた特徴的なことは、

基本的なスタンスは「人の気持ちは変えられない」ということ。
逆に感情的に反応されてしまったら、「放っておく」。
悪意を感じたら受け止めずに「聞き流す」。
そして、「根本的な解決なんて目指すな」 (・_・;

こんなことでしょうか。

そして最も私がうなずいたのは、
『白黒ではなく、薄いグレーか濃いグレーかと考える』という考え方でした。

どんな人でも職場や、生活上付き合わねばならない人間関係の中で、「この人はイヤだ。ひどいことも言うし、自分に対して悪意を感じる。終いにはその人の顔を思い出しただけでイライラ、もやもや、不安感、混乱、などを感じ、さらにひどくなると、夜にその人物を思い出して、いてもたってもいられない心理状態になる・・もう、病的なところまできている・・。
こんなことに陥ったことはないでしょうか?無ければそれはよかったと思いますが、私には今までの人生でそういう人が最低でも三人いました。
その都度、かなり精神的にも身体的にも危ない領域にまで行ってしまいました。

そうなると、その人物が確かに悪い奴というか、非常識というか、その人は「黒」であると、決めつけて鬱憤を晴らそうとする回路が多くの人にはあるらしく、黒の材料を見つけるとそれを周囲の人に確認しようとするわけですが、ほとんどの人は「黒」ではなく、「グレー」として扱い、まあイヤな人だけど“折り合い”をつけていってるわけです。
それがまたショックで落ち込んだり、逆に「黒」だと言ってくれると、今度は「黒」の悪い奴なのに、“のうのうと生きている”と、これがまた癪にさわり、新たな「黒」の証拠探しを始めるという悪循環に陥るわけです。
これが私の暗い「影」の部分だと思い知りました。

「薄いグレー」か「濃いグレー」までにしておいて、「まあ、限りなく黒に近いけど、そんなこと言う人も世の中いるだろう、こんなこともあるだろうと、“グレー”の認識で折り合いをつけていく・・これがいいんですね。
こんなこと誰もがわかってるんじゃないの?!なんて思われる方もいらっしゃると思いますが、この本の帯を見ると10万部も売れていると書かれていて、そんなことで悩んでいる人はたくさんいるんです。
もう一冊この著者の本を併せて手に入れたので、その本についても読み終えたら、ちょっとだけまた感想を書いてみようと思っています。

今回は「感情的にならない本 -不機嫌な人は幼稚に見える-」のご紹介でした。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 日本人とおもてなしの心・徳永美佳 ( NHK-AM )

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