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2015/09/09

【はっPのアナログ探訪_0061: Rubber Soul / The Beatles ( LP )】

20150908_rubber_soul01

このアルバムも自分が所有しているアナログ盤で聞くのは数十年ぶりです。
1965年のこのアルバムでは、ビートルズは大人びた印象の音楽を聞かせてくれる一方、前期のイキのいいアイドルっぽいところも残していて、いかにもビートルズっていう演奏を聞ける丁度良いアルバムということが言えるかもしれません。

初めてビートルズのアルバムを買ってみよう、なんていう人にも“持って来い”のような気がします。

冒頭のドライブ・マイ・カーから、いきなりモータウン調で、これまでのビートルズとはちょっと違うよ、とネジを巻かれているような気がします。
そしてジョンの名曲「ノーウェジアン・ウッド」。当時の東芝のビートルズ担当の高嶋さん本人がおっしゃっていたように、あの「ノルウェーの森」という邦題はこの段階では付いていません(※私所有の日本盤)。


20150908_rubber_soul02

「ユー・ウォント・シー・ミー」、「ひとりぼっちのあいつ」、と次から次へと私の大好きな名曲のオンパレードです。

聞いていて何しろ音が艶やかで、深く、湿り気も感じられるような気がします。
いい音だなぁ'(*゚▽゚*)'

現行のCDでは、「モノ・ボックス」に入っている「ラバー・ソウル」にもちろんモノラルのこのアルバムと、そして当時のステレオ・ミックスもボーナス的に入っています。
2009年から正規盤となったステレオ・ミックスとは異なる当時のオリジナル・ステレオ・ミックスでこのレコード盤は楽しむことができます。

とにかく左右はっきりと分かれたこの当時のミックス。
リンゴの「消えた恋」などでは、右側のスピーカーから露骨なくらいの“完全分離”的なギターを聞くことができます(^o^)

さらにこれまたジョンの名曲「イン・マイ・ライフ」をレコードで数十年ぶりに聞いたのですが、リンゴのスネアのキレの良さは格別!d(^_^o)
ジョンのボーカルもリアルな感じ、ジョージ・マーチンの間奏もいい音で入ってますねぇ(^-^)、なんか中学生の頃に戻っちゃった。


20150908_rubber_soul03

そんなこと書いていたら、ジョージの「恋をするなら」が始まりました。
12弦ギターの美しい音色と、ジョージのかっこいいボーカル、そしてジョンとポールのいかにもビートルズなコーラス(゚ー゚*)、もう最高っすヽ(=´▽`=)ノ

ラストの「浮気娘(Run For Your Life)」、ジョンはインタビューで大嫌いな曲みたいなことを言っていますが、天の邪鬼のジョン、私にはいい曲だよd(^_^o)
特にコーラス最高っ!!

ああ・・もう終わっちゃった・・ (・_・;

このアルバムはいつ聞いてもいいなぁと、今また再確認いたしました。
夢中になってビートルズを後追いし始めた頃のドキドキする胸の感覚がよみがえりました。

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