『宝塚夜話・第三十六夜 < 男役・娘役トップ同士のラブラブ度について >』
久しぶりに公演の話題ではなく、宝塚の話題を。
昨日から東京に雪組がやって来て「星逢一夜(ほしあいひとよ)/ラ・エスメラルダ」の初日を迎えましたが、トップスターの男役・早霧せいな(さぎり・せいな)さん、咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんの親密度というか、ラブラブ度についてはファンの皆さんすでにご存知でしょう(#^.^#)、素敵なトップコンビ続行中!です。
早霧さんが三番手、二番手時代に本公演以外で主演を務めた作品も見てきましたが、素晴らしいとは思いましたが、相手娘役と作り上げていく、というような部分に関しては作品の内容があまりそういうものではなかったということもありますが、あまり感じず、早霧さんの男役としての孤独な部分が際立っていたという印象でした。
それが、咲妃さんが雪組に来て、「伯爵令嬢」でプレお披露目をしたときから、明らかに二人とも互いに刺激を受けて、それが新鮮で嬉しくてたまらない・・という様子が誰にも感じられたと思います。
もう“愛し合っている”と言ってもいいくらい・・(^^;)
それがファンにもうれしく、また雪組の組子達にも“嫉妬”するくらいの仲の良さで、さらに相乗効果を生むように、雪組が今までとは異なる力感を舞台で見せてくれるようになっています。
私もその様子を見ていて、「いいなぁ」と常々思っているところです。
その雪組の東京公演、観劇をいたしましたら、また報告いたします。
トップ同士のラブラブ度と言えば、同時退団された宙組のトップコンビ、大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)さんと、野々すみ花(のの・すみか)さんのコンビが思い出されます。
二人はほとんど運命的な出会いを感じていたのではないかと思います。
大空さんがプロデューサー的に描く精緻な舞台には舌を巻きましたが、しかし、トップ二人が、見ているこちらも赤くなるような“ラブラブぶり”を舞台上で見せてくれると、なんだかファンとして照れつつもとても嬉しいのでした(^-^)
トップが麗しいほどの親密度を見せてくれること、それはファンにとっても喜びなんだな、と雪組の早霧さん、咲妃さんを見ていて感じたのです。
そう言えば、同じ雪組のかつてのトップコンビ、音月桂(おとづき・けい)さん、舞羽美海(まいはね・みみ)さんも、“運命共同体”的な結び付きで、素敵なトップコンビなのに、次から次へと押し寄せてくる凡作、駄作の数々を修行するかの如く舞台を全力で演じ、サヨナラ公演「仁 -JIN- 」では、見事に満開の花を咲かせたことも思いだしました。
二人の互いに支え合う姿も美しいと思いました。
今回は、トップコンビの親密さがファンにとっても、舞台にとっても、好影響をもたらしているのではないか、というお話でした。
さあ、雪組、行ってくるぞぉっ~'(*゚▽゚*)'
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