ミュージカル「Let It Be」を見ました
ビートルズのデビューから解散直前のレット・イット・ビー、アビー・ロードまでのバンドの姿を、実際に演奏や舞台セット、そして本人に似せた演者の“そっくり振り”で見せてくれるミュージカル?!「Let It Be」を見てきました。チケットについては船橋のビートルズ資料館・野口さんにお世話になりました。ありがとうございました(^-^)良かったですよ。
あのキャバーンの頃のビートルズ、初期の躍動感ある楽曲と演奏、楽器もビートルズの写真でよく見るリッケンバッカーや、グレッチ、ギブソンのアコースティック、へフナー、そしてドラムはラディック、お馴染みのスーツに身を包み、“疑似”ビートルズがステージにいました。
果たしてポール・マッカートニーの本物のコンサートを見てもいるのに、“そっくりさん”の演奏で“乗れる”のか?!と思いましたが、実際にはジョンやジョージ、ポールの役のプレイヤーが、ギター、ベースを弾く姿、リンゴの手首をうんと下にもってくる初期独自の叩き方でリズムを刻むのを見て、「たしかに舞台上のセリフまでよく研究している」とも思いましたが、実際に私が感じたのは、ステージ上の彼等自体に魅力があるのだな、ということでした。
そうでなけりゃ、二時間以上のステージを持たせることはできないですよ。
全編ビートルズの曲ではありますが、これは立派なショーでした。楽しめました。
客席は今までに私が経験したことのない、高齢者率90%以上の“濃い”観客席でした。リアルタイム経験者もかなりいたと思います。途中で「立ち上がる」ことを求められたときには、“ノリノリ”で手拍子、体を左右にユラユラ、ツイスト(前半最後のツイスト・アンド・シャウトで・・ただ手拍子は“音頭”に近いものだった(^_^;))まで飛び出し、楽しいコンサート?でした。私もバック・イン・ザUSSRや、ヘイ・ジュード、レボリューションでは力の限り歌いました(#^.^#)
ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスは、LOVEバージョンのジョージ・マーチンのオーケストラ・アレンジから一気にホワイト・アルバムのエリック・クラプトンの泣きのギターまで持って行き、ジョージ役のギタリストの確かな“腕”も感じました。
アコースティック・コーナーで、ポール、ジョン・ジョージ役の3人が椅子に腰掛け次々と演奏するのを見たときには、「もしジョンとジョージが健在でこのようなステージを4人でやってくれたら、どんなにか素晴らしいコンサートになるだろう」と突然思って、想像するうちにちょっと涙ぐんでしまいました。
武道館での演奏も模したり、サージェント・ペパーズ・・の衣装での後期の楽曲の演奏もなかなか聞かせるものでした。
ただミュージカルというには、舞台セットや、映像などはビートルズ・ファンには懐かしく独特の世界観や流れを感じさせてくれましたが、ちょっとビートルズのエピソードを含んだストーリー仕立ての芝居みたいなものが入っているともっと面白いかも、と思いました。ジョージ・マーチン役やブライアン・エプスタイン役が登場したりしてね!d(^_^o)
でも、正直こんなに演奏を楽しめるものだとは思っていなくて、素晴らしいステージに満足しました(゚ー゚*)。oO
行ってよかった(^o^)・・またバンドやりたくなってきたが・・どうしよう(^^;)
【Now Playing】 1ami9 / 菊地亜美 ( ラジオ日本 )
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