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2015/11/08

太田和彦さんのニッポンぶらり旅を読んだ

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『ニッポンぶらり旅 アゴの竹輪とドイツビール/太田和彦著(集英社文庫)』を読みました。
太田さんといえば日本中の居酒屋を訪ね、まさに居酒屋の達人なのですが、この本は居酒屋だけでなく、横浜、奈良、鳥取、松本、函館、小田原、鎌倉、木曽と、日本に残る良い風景を巡り、そこに住む人々の様子、さらに歴史まで振り返りながらの旅の様子が書かれています。

神社仏閣や歴史的な建造物なども紹介されていますが、どのエピソードも太田さんの優しい心がとらえた温かい筆致で書かれていて、そこに行ってみたくなります。また、そこで出会った地元の方々、子ども達、居酒屋でアルバイトする学生などの様子も書かれていて、それがまた心かよっていて、いいんだなぁ(゚ー゚*)。oO

また、この本の中で太田さんがかつて勉学にその他意欲的に励んだ「松本深志(ふかし)高校」の学園祭を訪ねるところがあります。
そこでの生徒達の様子は太田さんが高校生であった頃と変らず、最後の火を囲んでの生徒達の素敵な姿には涙なくしては読めない状態になりました。
太田さんも心から感動していたようですし、あらためて自らのふるさとは“ここだ”と沁みるように感じているところにも心動かされました。

さらに太田さんが小学生時代、小さな中学校の校歌を作った父親のことにふれ、十代の頃まで過した松本が予想以上に美しく生まれ変わり、父親の校歌が学校が併合されたあとも引き続き使われていることを知り、その学校を訪ね、校長に会い、父の書いたその校歌の現物を見たときには、また泣いてしまいました(T_T)

美しい風景や人の心が記され、優しい目での観察もあり、そして全編人情味あふれる太田さんのぶらり旅、ほっとする良い本でした。


【Now Playing】 Angel Eyes / The Oscar Peterson Trio ( Jazz )

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