【1/2】1966 QUARTETのコンサートに行ってきました
表題の「1966 QUARTET」のコンサートが千葉市若葉区の「千葉市若葉文化ホール」で開催され、行ってまいりました。
二回に分けてその様子をご紹介いたします。
1966カルテットは、1960年代にビートルズの東芝での担当者であった髙嶋弘之さんがこの2000年代に入って手掛けたクラッシックのテクニックをベースにビートルズやその他洋楽アーティストのカバーをする女性カルテットです。
楽器はヴァイオリン二人、チェロ、ピアノです。
で、コンサートの感想の前に、自ら社長となり、ビートルズ担当時代からの念願であった「クラシックのフォーマットでビートルズを聞いてもらいたい」という夢を実現させた髙嶋さんのビートルズ・コレクションがコンサートと共に会場ロビーで展示されていましたので、そちらについて先ずはご紹介いたします。
何と言っても髙嶋さんは本物の当時のビートルズ担当者であり、ビートルズを日本で必死に売り込んだ方ですので、その所有物はまさに貴重なものばかりです。
開場してロビーに入り、展示物を見ているとすぐに髙嶋さんがやって来て皆に話しかけてくださいました。因みに髙嶋さんはあのヴァイオリニスト・高嶋ちさ子さんのお父様です。ついでにあの高島忠夫さんはお兄さんにあたります。
どんどん楽しい話を皆にしてくれて、しかも iPad を手に、今回持ち込めなかった貴重な品々を画面に映して紹介までしてくれました。大サービス!!d(^_^o)
写真は髙嶋さんがビートルズのデビュー盤として選んだ「抱きしめたい」の当時のレコードとジャケットです。
一部に「プリーズ・プリーズ・ミー」が日本のデビュー盤であるという人がいるが、ブリーズ・・のジャケットにそういう印刷がされてしまったためで、実際は「抱きしめたい」なんです、と髙嶋さんが語られていました。
銀座にビートルズ・ルックで闊歩する若者登場という“ネタ”を作るために強力してもらったテーラーの宣伝がジャケット裏面に印刷されています。もちろん“ネタ”づくりに協力してもらったお礼だそうです(#^.^#)
こちらの写真右上に移っている高嶋さんと外国の老紳士の写真額は、一年前にビートルズのプロデューサーであったジョージ・マーチン氏と会ったときのものだそうです。
アビーロード関係のぶ厚い本が近年出版されたのですが、その本にジョージ・マーチンのサインも入っていました。御大ジョージ・マーチンご健在です。
そしてこの写真がビートルズ・マニアのあいだでは、あまりにも有名なビートルズ来日を記念して髙嶋さんが出そうとした「ベスト盤」です。
結局、EMI側からは許可が出ずに日の目を見なかったのですが、このテスト盤が残り、数枚プレスされたものの、現存して確認されているものはこの一枚だけらしく、“世界に一枚~二枚”の幻のレコード盤、もちろん本物です。
選曲も素晴らしく、髙嶋さんの好みもかなり反映されていて、発売されていれば日本で作られた名盤となったのではないでしょうか。
髙嶋さん、「私はビートルズのマネージャーだったブライアン・エプスタインと同い年ですよ。」と大きな声でお話されていましたが、だとすると81歳になられます。
とてもお元気でお顔の色つやもよく、かくしゃくとして、滑舌もアナウンサーみたいです(゚ー゚*)。oO
1966カルテットを始め、ますますご活躍されることを願ってやみません。
・・(^_^;)ここまで1966カルテットのコンサート内容がまだ出ておりません。
二回目にその素晴らしいコンサートの内容をお伝えします。
期待して待て!!
【Now Playing】 日曜喫茶室 / 逢坂剛・松坂健他 ( NHK-FM )
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