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2015/12/20

再び「笑虎」へ

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この土曜日は思い立って、先週行った横芝光町の「笑虎」というギャラリーに、再び中学時代の担任で美術の先生の個展に出掛けました。

思い立った理由は、先週うかがったときに、たぶんかつての先生の同僚であろう女性がいらして、娘さんも連れてお二人でみえていました。
先生含め、皆で話が盛り上がったのですが、そのときその娘さんが自分の描いた絵を何枚か持って来て、先生に見てもらっていたのです。

先生は、「おもしろいから額に入れて一緒に展示しよう」とおっしゃって、きょううかがったら三枚の彼女の絵が飾られていました。


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私も衝撃を先週受けたのですが、まずはこの絵。
描かれた女性の手と足は・・。
そして胴体は二つに分かれ、その切り口というか、別れた部分が・・。
衝撃と共にかなりの新鮮さを感じ、けっこう動けなくなりましたよ。


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この「二人」という小さな作品についても、なにか「いろいろな人格が一人の人間の中にいる」・・そんな印象で、これも深く考えさせられるような作品でした。


20151219_shouko04

そしてこちらは、人と馬のような動物と楽器が一体となって、なんだかアンドロイドみたいな人物も不思議な感じです。

彼女のシャープでシャイな、不思議な魅力がそのまま絵に表現されているようでとても驚きました。
帰り道でも、先生の作品と共に、ギャラリーに母娘で現われた彼女の作品が頭から離れなくなりました。

もうひとつ、この夏に彼女が家族と共に訪ねた伏見稲荷で着想を得たという、身体の一部が鳥居となり、空間に伸びていく・・というような作品もあったのですが、それは彩色前であったので、また色が着いてから、という話になっていました。これが一番すごかった。

「笑虎」再訪は、先生の作品に再び出会うことと、彼女の作品が館内に展示されてどう輝いているかを確かめたいということ、それに・・先週、彼女は筆談で先生とも私とも会話を交わしていたのですが、理由も聞かないまま別れ、筆談時にメモ帳を何度もめくっていたのを見て、私が職場の窓口で筆談が必要なお客様との会話のために自腹で用意している「Boogie Board」という何度でも書いてスイッチで消せる電子黒板のようなものを使ってもらおうとちょっと小ぶりなパーソナル・ユース仕様のものを持って行ったのです。

先生からは「直接送ってあげた方が喜ばれるよ」と言われ、お送りすることにしました。
また、彼女と、彼女のお母様と、再び楽しい会話をしたいな、と思いつつ、またあの作品のような更なる作品も見てみたいと思っているところです。


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最後の写真はふたたび先生の可愛い作品です(^-^)/


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