【はっPのアナログ探訪_0089: オール・マイ・ラヴィング(All My Loving):ラブ・ミー・ドゥ(Love Me Do) / The Beatles ( Single )】
今回はビートルズの日本でのシングル盤となった「All My Loving」と「Love Me Do」のカップリング盤です。
この私が所有するレコードはA・B面ともにモノラルです。
当時のレコード盤では、ポールのベースの音が後ろに引っ込んでいてあまり良く聞こえないですね。
それでも、ビートルズの飛ぶ鳥を落とす“勢い”のようなものは強く感じます。
ポールのダブル・トラックのボーカルは生き生きとして、ジョンの“バラバラ”と弾く三連のギターカッティングはバンドの意気込みを加速させ、間奏のジョージのチェット・アトキンス風ギターがこれまたカッコイイ!!(^-^)/☆
高校生になって初めて同級生二人と他校の生徒一人を加え、バンドを組んだ時に真っ先に私がやろうと言ったのはこの曲でした。
ベース担当のクラスメートが「譜面を買ってきてそのとおりに弾いてみたんだけど、これってすごくメロディアスなベースで驚いた。ベースが歌っている感じ。」と言っていたことを思い出します。
けっこう、ベースの彼はいいところを突いていたんだなぁと、あらためて今にして思います。
「Love Me Do」は、当時の雑誌や、レコード盤の解説に、ビートルズのデビュー曲だと書かれていて、とても興味深く聞いてみたのですが、「オール・マイ・・」や、その他既に知っていた何曲かのビートルズの曲と比べると見劣りする曲だよな、と思ったことを思い出します。
一本調子でいまいちメロディもキャッチーでない、そんな感じだったのですが、・・今聞いても・・そんなにいい曲じゃあないですよね(^_^;)ビートルズ・ファンは怒るかもしれないけど、私もビートルズ・ファン、やはり他の同時代のビートルズ曲と比べるとちょっとねぇ・・という感じ(*^_^*)
このレコード盤は、まだまだビートルズの曲をそんなに知らなかった頃に買ったもので、けっこう思い入れがあります。
ビートルズに夢中になり始めた頃のワクワクする気持ちがよみがえってくるのです。
「オール・マイ・ラヴィング」は、アメリカを制覇した時のエド・サリバン・ショーで最初にビートルズが演奏した曲で、ビートルズ自身も「どうだっ」と自信を持ってアメリカの人たちに聞かせたのだと思います。
永遠の名曲ですね。
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