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2016/05/30

【はっPのアナログ探訪_0098: 二人はアイ・ラブ・ユー( You ) / George Harrison ( Single )】

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今回はジョージ・ハリスンのシングル盤。
1970年代半ば頃のものだったかと思います。
邦題はあんまりな(*^_^*)タイトルですが、それでも単に原題どおり「ユー」ではちょっと売りにくかったのかもしれないです。


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わざと入れているイントロ前のカウントもジョージらしく、逆にカッコイイです(#^.^#)
冒頭、いきなり高すぎるようなジョージの声にちょっとびっくりするのですが、ジョージらしいヒット・チューンとなっております(゚ー゚*)。oO
キャッチーなギターフレーズもいいし、ブラスやシンセでのストリングスもなかなか“イカして”ます。ジョンやポールにはない軽快感もあります!


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ジョージにはたぶん他のビートルズメンバーよりもサウンド全体をクリエイトする能力があるんじゃないかと彼のアルバム、楽曲を聞くたびに思うのです。
アルバム全体を通したサウンド、そして楽曲の中だけでも一貫したサウンドに対する発想力を感じます。

この曲はそこそこヒットしたんだっけ?!(*^_^*)
今、聞き返してみてもいい曲だと思うんだけどな・・。
まだ30代の若さを感じるジョージのシングル曲でした。

2016/05/29

「恋愛小説2-若葉のころ」いいです、とても

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原田知世さんの新譜『恋愛小説2-若葉のころ』を入手。
さっそく、何度か聞いてみました。

このアルバムは前回の「恋愛小説」の続編ですが、今回は知世さんがよく聞いていたと思われる歌謡曲、ニューミュージックを取り上げています。
とても親しみやすいのですが、そこは「原田知世」のアルバムなので、ただのカバー作品集にはなっていません。

前回同様独自のアレンジ、歌唱で知世さんのオンリーワンな世界が展開されます。

最初に言ってしまうと、このアルバムのベスト・トラックは「木綿のハンカチーフ」だと思います。

あの太田裕美さんのヒット曲ですが、太田さんの切迫感ある胸に迫るような感じとは異なり、ゆっくりと、都会に行ってしまった彼と女性との手紙によるやり取りになっています。

だんだん彼が都会に染まって、「恋人よ、いまも素顔でくち紅もつけないままか」「スーツ姿の僕の写真を見てくれ」と写真が送られてきて、彼女は「草にねころぶあなたが好きだったの」と答えます。
「でも、木枯らしのビルの街、からだに気をつけてね」と返事するあたりで、電車の中で聞いていた私の涙のダムが崩壊・・(T_T)

ポトポトと涙が落ちてこまりました…σ(^_^;)
そして、また今日、車の中で聞いていて、この曲でまたも涙がポロポロと・・、原田知世さん、あなたの素敵な歌唱のせいです。とても良いです。泣いちゃいましたよ。

「秘密の花園/松田聖子」や、「年下の男の子/キャンディーズ」などのアイドル的な可愛い曲も取り上げていますが、両曲ともリズムが“ズシュッ、ズシュッ”と重く決まり、これまた独自の世界を築き上げています。

知世さんがファンだったらしい原田真二の「キャンディ」などもヴォードヴィル的な仕上げがなされ、これも面白かった(#^.^#)

その他の曲も聞き逃せない聞き処満載のアルバムです。

知世さんがジャズのトランペッターでボーカリストのチェット・ベイカーの「チェット・ベイカー・シングス」を聞いて、歌い方、表現の仕方に大きな影響を受けたと聞いたことがあります。
私も知世さんの歌い方が大きく変化したと感じたときに、真っ先にチェット・ベイカーを思い出しました。やはりそうか、と思ったのです。

歌い手それぞれに歌い方があります。声を張って“歌い上げる”人、感情を露わにして聞く人に迫ってくる人、泣くように声をふるわせてうったえかけるように歌う人。
様々ですが、知世さんの今の歌い方はやはり“オンリーワン”なものではないでしょうか。

またまたいいアルバムでした。


【Now Playing】 夢咲案内人 / 原田知世 ( J-Pops )

2016/05/28

「幸福について」を読んだ

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『幸福について/ショーペンハウアー著 訳:橋本文夫(新潮文庫)』・・原題「処世術箴言(しんげん)」を読みました。

著者のショーペンハウアー(1788-1860)は、ドイツの哲学者。著書も多数あるようですが、今回読んだのは、1851年の「筆のすさびと落ち穂拾い(随想集)」に載った最大編「処世術箴言」の全訳です。

この文庫本の初版発行自体が昭和33年3月となっていて、古いものですが、でも、読み始めて全く違和感の無い現代の私達にそのまんま通じる「幸福論」となっておりました。

出世欲や、名誉欲、金銭欲、などを満足させることによって幸福が手に入るのかというと、・・ちっともそんなことにはならない。簡単に言うとそんなことから始まっていました。
つまりそれらは“人から”認められたり、うらやましがられたりして初めてちょっとうれしいような気分になるわけですが、でも人の心は移ろいやすく、自分が思っている地位にたどり着いたとしてもそれが“ひと”から見て尊敬の対象になるわけでもなし、いくらお金を持っていると、財産があるといっても、立派な家を持とうが、いい車に乗ろうが、別にどうということもなく、いくら物欲的なものを追求してもキリが無いのです。
だから、「幸福」を手に入れることはそんな人達にはそう簡単なことではない、というか永久にそれを渇望しつつ亡くなっていくのでしょうね、自分の銅像なんか建てちゃって。

また、社交的であることが幸福に寄与する一因となるだろうと、私などは思っていたし、それがないのでたいした幸福でもないのか、とも思っていました。
でも、それがまた不思議と人に気を回し、気を揉み、ある一面では幸福にとってマイナス要素となる部分もあるやに書かれていました。一理はある、と思いました。

この本にも書かれていましたが、自らの精神世界を見つめることができる環境と自己を持ち、そしてその精神世界を突き詰めながら、それを表現できるようなことができれば、それは「幸福」のひとつの形である・・、そんなことも書かれていたと思います。私の読み方が間違っていなければ・・。

著者は、よくも感情を露わにせずに、世情の様々な事象について冷静に分析し、結論を導き、落ち着き払ってこんな長文をものにしたものです。
厭世的でもありますが、“あきれる”“あきらめる”なんてことも人間には必要じゃないか、などと私も愚考いたしました。

人のあり方

人の有するもの

人の与える印象

それらについて、深く考える時間となりました。

この本の帯に「大反響 いま売れてます」と書かれていますが、“売れていい本だ”、と思いました。


【Now Playing】 菊江仏壇 / 桂文乃助 ( 落語 )

2016/05/27

東金にジャズを聴きに行った

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昨日、5月26日(木)、勤務終了後に千葉県東金市にある東金文化会館に向かいました。
夜に行われるジャズ・ライブ『東金 Spirit JAZZ / 板橋文夫Fit!』を聴くためです。

写真のチラシは何度かこのブログに登場している私の中学時代の担任の先生が作成したものです。当日、会場にも先生のイラストがいくつか飾られていました。
そして、ライブ中にも先生の掛け声が何度も聞こえました・・先生、大病されたのに元気になられた。


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会場は東金文化会館の大ホールとなっていたので、そのつもりで出掛けましたが、開場時間に誘導されて入ったのはステージ袖から入ったステージそのものでした。カーテンは落とされ、観客200人限定でステージ上に客席が設けられ、その中心に本ステージが!

ライブハウスを模した、大ホールのステージ部分だけを使ったぜいたくなコンサートでした。通常のステージ袖にあたる部分にはスイーツ・コーナーがあって、ケーキとドリンクを休憩時間に取れるという粋な企画でした。とても田舎のコンサートとは思えない。

ステージに上がったのは、ピアニスト・板橋文夫さん率いる「板橋文夫Fit!」のメンバー瀬尾高志さん(b)、竹村一哲さん(ds)、さらにプラスメンバーとして類家心平さん(tp)、纐纈(こうけつ)雅代さん(as)の五人のジャズメン。

私、お名前だけは存じておりましたが、板橋さん(19494生まれ)のピアノは、エネルギッシュで力感あふれ、怒濤の演奏、そしてさらにリリカルな部分もあって素晴らしいものでした。


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ステージに上がると板橋さん、「おっ、エルビンのマスターがいるっ!」と喜んでいました。「エルビン」はかつて東金にあったジャズ喫茶、あのジャズの巨星「エルビン・ジョーンズ」に因んだ店名、そして本物のエルビンも訪れていた名店だったそうです。
たぶん齢九十を越えられているかと思われますが、私も伝説のマスターを目の当たりにすることができ、うれしくなりました。私の担任だった先生も常連だったようで懐かしそうでした。

さてさてコンサートの方は熱く、“ガンガンぐりぐり”のガチンコ・ジャズです。
久し振りにこんな燃えたぎるような生演奏を聞きました。
ベースは時折、弓を使ったりボディの鳴りを利用した不思議な雰囲気を生み出し、ドラムは若い方だけあって、攻撃的でパワフル!テクニックに裏打ちされた様々なリズム、ソロを聞かせてくれました。

トランペットは、マイルスのビッチェズ・ブリューみたいな高音の破裂音のようなプレイを聞かせたかと思うと、かすれるような渋いトーンでのロング・プレイを見せてくれたり、美しいメロディを素直に聞かせてくれたり、魅了されましたよ。

アルトサックスの纐纈(こうけつ)さんは、唯一の女性メンバー。
しかし、フリーキー・トーンから骨のある豊かな音色でメロディを奏でたり、変幻自在でパワーあふれる演奏でした。


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板橋さんのオリジナル曲を中心にあっという間の二時間でした。

最近は、割とゆったりとしたメロディ中心のジャズを聞くことが多かったのですが、いやもう熱いジャズ魂に久し振りに火が点いた感じです。
自宅で聞くジャズに今後ちょっと変化があるかも・・(#^.^#)


【Now Playing】 To Randy / John Handy 3 ( Jazz )

2016/05/25

【はっPのアナログ探訪_0097: LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS / ELTON JOHN ・ JOHN LENNON ( Single 33回転 )】

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今回のアナログ探訪は、エルトン・ジョンのシングル盤ですが、6分15秒という長尺をシングル・レコード盤のサイズに収めるため、33回転でプレスされています。
もちろん、このルーシー・インザ・・はビートルズのアルバム収録曲で、ジョン・レノンの代表作のひとつです。

そしてジョン・レノンが歌とギターで参加しています。
この頃のジョン・レノンはエルトンと親交深く、ヨーコとは別居の真っ最中。そしてエルトンのはからいでコンサートに飛び入りしたジョンがヨーコと再会、ヨリを戻すきっかけを作ったわけです。その頃のレコードってことですね。

私が所有している日本盤はとても音圧が低く、なんだかこもり気味な音です。
いまいちパッとしない感じなんです・・ (・_・;


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B面に収録されている One Day At A Time は、ジョンのアルバム「マインド・ゲームス」に収められていたジョンにしては甘いバラードですが、エルトン風に洗練された曲調になっています。
私自身はジョン・レノン版のこの曲の雰囲気の方が好きですが、エルトン・ファンにはピアノ・ソロも入っているこの曲もこたえられないのかもしれないですね。

ちょっと期待して聞き始めると・・私にはやや拍子抜けした感のあるシングル盤でした。
ごめん・・。

2016/05/24

「ヴァンパイア・サクセション」二度目の観劇いたしました。

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宝塚歌劇・宙組 KAAT神奈川芸術劇場公演「ヴァンパイア・サクセション」、二度目の観劇をしておりましたのでご報告を。

その日は星組の紅ゆずる(くれない・ゆずる)さんはじめ、星組の方達がみえていました。
明らかにそれを意識したかのように主演・真風涼帆(まかぜ・すずほ)さんは好演!
最後の舞台挨拶でも「星組の皆が来てくれて、私はうれしい」とおっしゃっていました。
というわけで、真風さん、古巣の友の前で堂々と自信たっぷりの主役らしいところを見せてくれました、全編に渡り・・。

真風さんは、観客の様子を把握しながら文句なしの“ヴァンパイア”ぶり。
歌もいい、芝居もいい、台詞回しも冴え、立ち居振る舞いも見事なものです。客席から登場するシーンなども、素敵な凜々しい姿が光輝いていました。

相手娘役の星風まどか(ほしかぜ・まどか)さんも、前回の初日観劇からさらなる成長を感じさせ、もう“完璧”な印象です。
可愛く、美しく、歌も芝居もうまく、物怖じしない舞台度胸も十分感じさせてくれました。

二番的な位置にいた愛月ひかる(あいづき・ひかる)さんも、ますます男くささが増し、“背中でも演技できる”、そんな印象を持ちました。歌も独特の揺れるような歌い方が色っぽいんだよなぁ(#^.^#)

派遣の死に神を演じた、怜美うらら(れいみ・うらら)さんは、初日から比べるとかなり“抑えめ”な演技でしたが、横浜のお客さんの反応を見て取って、これでいける・・というようなものを感じたのだと思います。抑えめの演技で十分観客を魅了していました。
その辺りも怜美さんが多くの主要な役どころを経験したゆえのことだと思います。

前回からも感じていたのですが、ハワード・ハーマンを演じた美月悠(みつき・はるか)さんの男役も“かなりいい”ですね。単純に悪役的なところを表現するだけでなく、人物像まで浮かび上がってくるようでした。この人もいい男役だねぇ(゚ー゚*)。oO

そして、私が応援している和希そら(かずき・そら)さん。すっかり、星風さんの元カレが“板に付き”、舞台上の出演者や、観客の様子なども感じ取ってかなり工夫して演じているのが見てとれました。今後の本公演での主要な役どころにも十分対応していける・・と、私は感じました。

今回二度目の観劇で、宙組ヴァンパイア・チームは完成されたものを見事に見せてくれました。安心して見ることができて、ゆっくりと物語を楽しむことが出来ました。
「快作」でした。


【Now Playing】 A Hard Day's Night / The Beatles ( Rock )

2016/05/22

タイの映画「すれ違いのダイアリーズ」を見ました

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『すれ違いのダイアリーズ(The Teacher's Diary)/2014年・タイ 監督:ニティワット・タラトーン 主演:ビー(スクリット・ウィセートケーオ)、プローイ(チャーマーン・ブンヤサック)』という映画を見ました。


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タイにある水上の小学校の先生の実話の物語と、ある男性が女性の日記を発見して二人の日記上の交流が行われる、これも実話のふたつのエピソードを組み合わせて作られた映画だったそうです。タイでは大人気だったとのこと、日本では私が見た小さな映画館のようなところでしか上映されないようですが・・。


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物語はそれこそ湖上に住む小集落の小学生達、水上の分校に赴任してくる先生のお話です。赴任してきた男性の若い先生は、教室の高いところに隠すように置かれていた前任の女性の教師の日記を見つけます。
そこには、前任教師の生徒達との日々の格闘するような様々な出来事と交流が書かれていました。

それを読みながら男性の新任教師も生徒達に真っ正面から向かっていくのですが、いろいろな事が起こります。
そして、それに合わせるように、前任の先生のエピソードも“うらおもて”のように映像は進行していって、前任のエーン先生(美人(*^_^*))、後任のソーン先生(体育会系で情熱あふれる)の二人に見ているこちらは完全に感情移入してしまいます。


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二人にはそれぞれ失恋物語がついていて、それも完全に携帯も繋がらない奥地の小学校で、しかも水上の孤独な生活・・。女性教師の方には恋人がいたのですが、わざわざ僻地に赴任する女性の気持ちがわからず二人の恋の行方は急降下・・。
男性教師の方も僻地に行っている間に恋人に裏切られ・・。

二人には、問題も起こすし、学習意欲のない子もいる中での水上教室が自らの心の灯火のようになり、体当たりで取り組みます。この様子が美しい湖と周囲の山々という風景と溶け合って大きな感動を呼びました。


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映画の最後の最後まで二人は互いに最初女性が書いた日記と、それに添え書きされた男性の日記を読むことで心のつながりを持つだけの状態。
それがまた二人の純粋な気持ちをよりいっそう引き立てて、ラストに向けて大きな感動を呼び起こしてくれました。
それに、生徒達の健気な様子がまた涙を誘います。

映像も音楽も美しく、ほんとうに素敵な映画でした。
強力におすすめしたい作品です。
とりあえず、妻と長女にすすめて、本日二人は見に行き、「とても良かった」と、感想をもらいました'(*゚▽゚*)'

現代の人たちが生きているこの世の中が、何か変な方向に動いているんじゃないか、などと感じているような人には漢方薬のようにじわっと効く映画かもしれません。


【Now Playing】 You're My Thrill / Kenny Drew Quartet ( Jazz )

2016/05/20

宙組 KAAT神奈川芸術劇場「ヴァンパイア・サクセション」行ってきました!!

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宝塚歌劇・宙組 KAAT神奈川芸術劇場公演「ヴァンパイア・サクセション」を見てきました。初日ですっ!

この公演は真風涼帆(まかぜ・すずほ)さんが主演となり、博多組と分かれて横浜で行う宙組公演です。
この劇場も初めて行きましたが、客席が“小屋”的雰囲気を持ち、けっこう集中して観劇できるような気がしました。
そして、真風さんは今回はヴァンパイアです。700年も生きてきて、なお死なないヴァンパイア役ですが、真風さんが演じるとあの格好良くて、ニヒルな印象なのに、どこかふんわりとした人間味が滲み出てきて、今回の役どころにぴったりです(*^^*)

クールだが、ちょっと可笑しくて、人間としての生き方にちょっと憧れのある700歳の青年?!(^^;)をとても感動的に演じてくれました。
どこか花組でやった「カナリア」を彷彿とさせるような全体の印象で、見ているこちらはどんどん舞台に引き込まれました。

真風さんの相手娘役は期待の若手、星風まどか(ほしかぜ・まどか)さん。
これがまたすごいんだっ!!(゚ー゚*)
臆するところなく、真っ正面からこの物語に挑んでいる感じ。彼女の魅力も全開に、歌も演技もほぼ満点じゃなかったかと思います。
ただ歌に関しては、ちょっと全体の力配分がまだわからない感じで、声量に“ばらつき”があったり、歌い上げるシーンでもうひとつ力が出なかった部分も無きにしも非ず。

今公演では二番手男役となっている愛月ひかる(あいづき・ひかる)さんは、ガッチリと真風さんと組んでこの物語をしっかりとしたものに作り上げていました。
「トップ・ハット」のときも良かったけれど、今回は男役の何たるかを見せてくれたような素晴らしい演技でした。愛月さんが作り上げた“男役像”見どころたっぷりです。

真風さんと関わり、ストーリー全体に深みを加えてくれたのは専科の京三紗(きょう・みさ)さんと、華形ひかる(はながた・ひかる)さん。
京さんは、心ふるえるような人の生き方、最後の迎え方についてしみじみと考えさせてくれるような名演を見せてくれ、歌唱にも涙がこぼれました。
華形さんは、ES細胞を研究し、ヴァンパイアにたどり着くのですが、知ってしまった故に数奇な人生を歩む男性を演じ、これもまたベテランらしい演技で魅せてくれました。私、大ファン…σ(^_^;)

そして、今回は主演娘役ではありませんが、“派遣の死に神”(^^;)を演じた怜美うらら(れいみ・うらら)さんは、ケバくて可愛くて、可哀想な死にかけの女性となり、物語の牽引役となりました。
この人の成長も著しいものを感じました。ラスト近辺の豹変ぶりを見せながらのギャグには観客も“ぶっ飛び”ました!お見事っ'(*゚▽゚*)'

さらに今回大抜擢と言えるでしょう、和希そら(かずき・そら)さんは主演の星風さんの“元カレ”を人柄の良さを見せながらさすがの台詞回しで見せてくれました。
もともと新人公演などでは主要な役を演じ、しっかりとした演技にはいつも驚いていましたが、今回は若くて明るく、“元カノ”には心配しつつ恋心を断ち切れない役どころを爽やかに演じてくれました。がんばれ、そらさん!

オマケのショーでは、真風・怜美のデュエットダンスも見られ、これがまたすっごいビューティフル&ゴージャスっ!!!次期トップはこの二人にコンビを組んでもらいたいなぁヽ(=´▽`=)ノ

今回の公演、ほんとうに楽しめました。客席にもとてもよい雰囲気がただよっていて、大満足いたしました。初日を見たので、これからますますアドリブ含め、どんどん良くなると思いますよ。


【Now Playing】 Greensleeves / John Coltrane ( Jazz )

2016/05/19

宝塚大劇場「Me & My Girl」観てまいりました

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宝塚歌劇・花組宝塚大劇場公演「Me & My Girl」を先だっての休日、“弾丸”で観てまいりました。気合いを入れて集中して見て来ましたよ!

今回は当方の地元出身の若手男役・綺城ひか理(あやき・ひかり)さんが新人公演で主役のビルを演じるとのことで、見たかったのですが、はるか宝塚の平日夜公演では、“弾丸”となって見て来るというわけにはいかず、通常の本公演を観劇しました。


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今回は「役替わり」があるということで、まずはその様子から。

私が見たのはBパターンで以下のとおり。

ジョン卿:瀬戸かずや(せと・かずや)
・・落ち着いた中にもビルとの仲について悩むサリーに対する思いやりを深く表現されていたと思います。奇をてらわず、瀬戸さんらしい堂々とした演技を見せてくれました。

ジャッキー:鳳月杏(ほうづき・あん)
・・男役が演ずることが多い、この主役ビルを誘惑する女性の役。鳳月さんは思い切ってジャッキーの魅力を前面に出して演じ、ただの欲深い女ではなく、貴族としての気品も醸し出して、なかなかの女性に仕上げていました。

ジェラルド:芹香斗亜(せりか・とあ)
・・見ようによっては、割を食ったような役のように思われがちですが、ビルや伯爵家の人々との“つなぎ役”的な部分も有り、実はやり甲斐のある役であると思いました。それを芹香さんは台詞も割と少ないのに、存在感十分に演じ、さすがの感がありました。ちょっとたよりなさそうだけど、憎めない、これまた魅力ある人物に作り上げていました。

パーチェスター:柚香光(ゆずか・れい)
・・これはAパターンの鳳真由(おおとり・まゆ)さんと見比べたいな、と思いました。
柚香さんは、見た目は“カッコイイ”パーチェスターなので、コミカルな落とし方をどうやるのか注目しました。案外うまくやっていて、観客からも笑いを取っていましたが、まだまだアドリブ的な部分も含め、膨らませていけそうな予感がしました。
ドジだけど、見た目イケメンのパーチェスター、これもいいですね(*^^*)

マリア:仙名彩世(せんな・あやせ)
・・Bパターンの中でいちばんぐっときたのがこの仙名さんのマリア公爵夫人でした。
大詰めでの荷物をまとめているビルとの別れのシーンでは、今までにない、感極まるマリアの演技、台詞で、客席からは“すすり泣く”様子も感じられ、芝居のうまい仙名さん、感動の名演でした。それに伴い、物語全体がとても引き締まったものになったと思います。

主演娘役・サリーを演じた花乃まりあ(かの・まりあ)さんは、ご本人にとっても思いっきりいける役であり、歌もピッタリとはまり、ビルへの想いが一途なサリーをうまく演じていました。舞台上でも生き生きしていらっしゃいました。素敵なサリーです。
ラスト、扇で顔を隠し、何も知らないビルとの会話のシーンは、初演以来の絶妙なタイミングと台詞で仙名さんのマリアと共に“名演”だと感じました。
とても良かった'(*゚▽゚*)'

そして最後に主役のビルを演じた明日海りお(あすみ・りお)さん。
明日海さんは、月組時代に、ジャッキーやジェラルド、新人公演ではビルも演じ、この演目をよく知っているわけですが、今回はビルという人物を明日海さんの持っているもの全てを懸けて全力で作り上げようとしているな、と深く感じました。

アドリブ的な部分もきっと日々変化させたり、役替わりもあるマリアやジョン卿役の演じ方、アドリブも受け止めて、大きな心で演技されているのがひしひしと感じられ、ストレートに見ているこちらに伝わってきました。

かつての瀬奈さんの月組公演を何度か拝見しましたが、月組らしい綺麗で上品な仕上がりで、今回の花組は意外や“ラフ”な印象でした。
作品にも、それぞれの役にも、明日海さんを中心に体当たりで取り組んでいる様子が、“がんがん”伝わってくるのです。
まとめよう、とか、綺麗なステージにしようというよりも、役柄に没頭している感じ・・。

二つの役替わりパターンを経験して、宝塚での一ヶ月の公演後の東京は、いったいどうなっているのか、まったく想像もつきませんが、とても楽しみです。

宝塚の大事な演目「Me & My Girl」が、また新しい局面を迎えているように想いました。


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写真は大劇場のカフェテリア・フルールで開演前に腹ごしらえした明石焼きです。相変わらず美味しい(#^.^#)


【Now Playing】 All That I Can Say / Gretchen Parlate ( Pops )

2016/05/15

ブログをちょっと休憩しているあいだにも

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ここ数日ブログをお休みしていました。
ちょっといろいろ立て込んでいたのです。そのうちのひとつは月曜日以降にまた書きますね。関西まで行って来ました。

さて、ブログ休憩中にあのミュージシャンとタレントの不倫騒動について休養していた女性タレントがテレビに出てお話されたようです。・・ようです、って書くのは私がその放送を見ていないからです。

何を見たかというと(たまたま部屋を通りかかったときに見たというべきか)、その女性タレントの釈明というか、謝罪というか、そんな放送を見ての街頭インタビューの様子でした。
「納得がいかない」とか、「ゆるせない」などとインタビューに答えていた人がいました。
いましたが、何について納得がいかないのか、何が許せないのかわかりませんでした。

人の不倫に物言うことがあるのだろうか。
勝手に不倫して、仕事を失い、復帰への方向性を見いだそうとしてのテレビ出演だったのかもしれませんが、私の感想は「勝手にすればいい」でした。

タレントとしての自分の持ち味を損なうようなことだったのだと思いますが、自分で自分のセールスポイントにマイナス点をつけてしまったのだから「あとは精々頑張ってね、私の知ったことではないけど」という感想でした。

もう一人の相手方のミュージシャン?もどきの人については語るべくもないどうしようもない、自分で“ゲス”だと名付けているくらいの“ゲス”な人なので書くことなど何もありません。一生やっててください、そういうふうに。

なぜこんなこと書いたのかというと、「テレビ見ましたぁ?」とか、「どう思いますぅ?」などと聞かれたからです。
どうも思わないし、どうとでもなればいい、ということを書きたかったのでアップいたしました。

身から出たサビ、自分のことは自分で始末してください。

ということで今回のブログはお終い。
明日から、少し余裕が出来れば関西に行ったときのことを書こうと思います。
それではまた(゚ー゚*)。oO

【Now Playing】 Drive My Car / The Beatles ( Rock )

2016/05/10

岡本太郎の本「壁を破る言葉」をいただき、読みました

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『壁を破る言葉/岡本太郎 構成・監修:岡本敏子(イースト・プレス)』を読みました。
これは、このブログに度々登場する私の中学時代の担任の美術の先生がついこの間送ってくれたものです。

先生の作品を見ていると、岡本太郎、好きだろうな・・と思っていましたが、この岡本太郎の本を読む・・(刺すように読む)・・と先生が今までよく私に言ってくれたことを言い換えたような表現も多く、とても刺激を受けました。

ちょっと私が気になったこの本の岡本太郎の言葉と、私のコメントを付け加えて挙げると・・・

人生は意義のある悲劇だ。
それで美しいのだ。
生き甲斐がある。

・・・こんなふうに実感できたのはついこのあいだのことです。長かった。


孤独であって、充実している。
そういうものが人間だ。

・・・今、そんな実感です。


人間というのはいつでも、
周囲のさまざまな状況に対して抵抗を感じ、
孤独なんだ。

・・・ずっとそういう人生でした。今でも。


人間は精神が拡がるときと、
とじこもるときが必ずある。
強烈にとじこもりがちな人ほど
逆にひろがるときがくる。

・・・ひろがるときはほんの短い間のことがほとんどだが、自分でも信じられないくらい強く、空を飛ぶようにひろがったように思う、私の場合。


こんな具合です(^^;)

いつも身近において、パラパラとめくって、少しばかりの勇気を得たい・・そんな本でした。


【Now Playing】 ラジオ深夜便(ラジオと私) / 林真理子 ( NHK-AM )

2016/05/09

【はっPのアナログ探訪_0096: 月の光( CLAIR DE LUNE) / 冨田勲( TOMITA ) ( LP )】

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今回のアナログ探訪は作曲家としてもシンセサイザー奏者の草分けとしても、そして様々なことにチャレンジする音楽家としても日本の宝と言える冨田勲さんの有名なシンセサイザーによるドビュッシーの世界、「月の光」です。

冨田さん、この5日に亡くなられました。84歳にもなられていたんですね。
NHKの「新日本紀行」のテーマや、大河ドラマ「花の生涯」、テレビアニメの「ジャングル大帝」「リボンの騎士」などの音楽でご存知の方も多いかもしれません。

私がこのレコードを聞いたのは、当時のFM放送で冨田さん自身がこのアルバムを解説しながらどのように MOOGシンセサイザーで音を創り、絵画を制作するように造り上げていくのかを語っていたのを聞いて、いてもたってもいられずに買い求めてのことでした。

そして聞いてみて、ただもう素敵な世界が繰り広げられ、当時の私にはシンセサイザーは夢のような楽器だと感じたのです。そして冨田さんの頭の中ではこんな世界が描かれているんだ・・と、深く感銘を受けたことを思い出します。

当時の放送で冨田さんが掛けた「アラベスク第1番」には大きな衝撃を受けました。
今、アルバムにまた針を落としてみたのですが、あのときの感動が薄れるなんてことはありませんでした。
グイグイと心を根っこから持って行かれる感じです。すごいっ!


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B面に入って沈める寺院などの雰囲気、鐘の音、祈りを捧げるかのような音、興奮もあのときのまま・・。

この企画自体は日本では受け容れられず、アメリカで発表し、ビルボードのクラッシック部門で1位を取り、グラミー賞にも四部門でノミネートされたと後で知りました。そしてあわてて日本側が逆輸入的に発売することに・・(^^;)。そんな事だったのですね当時は。シンセサイザーでクラシカルな曲を表現することが“ウケる”なんて想像もつかなかったのでしょう。


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写真はジャケット裏にある冨田さんの当時の写真(バックには巨大なシンセサイザー群が・・)と、冨田さんが使用していた器具のリストが掲載されています。マニアは見入ってしまうことでしょう。

最初から最後まで、まったく無駄な音無し、次から次へと想像力あふれ、壮大な世界が展開され、感動に満ちあふれるレコードでした。今も変わりないです。

2016/05/07

「るろうに剣心」2回目の観劇

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宝塚歌劇・雪組東京公演「るろうに剣心」の2回目の観劇をしてまいりました。
いや、もう驚きました。舞台はどっしりと重厚感を感じさせつつも随所に楽しいシーンやギャグ(アドリブ含む)なども散りばめられ、舞台進行に身を任せ、どっぷりと楽しめました。

主役・剣心役の早霧せいな(さぎり・せいな)さんは、しっかりとした“剣心”というキャラクターを作り上げていました。さすがです、揺るぎない堂々としたトップスターとしての姿を見せてくれました。

相手役・咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんも、早霧さんに負けず劣らず“ブレ”の無い“神谷薫像”を舞台上で生き生きと演じてくれました。
このトップコンビは互いに切磋琢磨して行く“前進コンビ”ですね。

そして今回一番感じたのは雪組はいつの間にか層が厚くなっていたのだな、ということです。
花組から来た二番手男役の望海風斗(のぞみ・ふうと)さんは、実力十分の最高の二番手と言えますし、さらに彩風咲奈(あやかぜ・さきな)、彩凪翔(あやなぎ・しょう)の“イケメン男役”のお二人はもう立派な男役になられましたね。
彩風さんの男臭さあふれる「斎藤一」には女性ファンはキュンと来たことでしょう、彩凪さんの漫画からそのまま抜け出たような「武田観柳」の演じ方は、ただもう素晴らしいとしかいいようがなく、研究の成果が見事に出たのだな、と感心しました。

我等が鳳翔大(ほうしょう・だい)ちゃんは、もちろん豪快に、そして大ちゃんらしく麗しく「相楽佐之助」を演じ、大湖せしる(だいご・せしる)さんの女医・恵役は文句の付けようのない繊細かつ、大胆で、妖しい雰囲気も持たせた素晴らしいものでした。

「四乃森蒼紫」役の月城かなと(つきしろ・かなと)さんも、「剣心の影」を演じた永久輝せあ(とわき・せあ)さんも、立派な男役になられました。お父さんはうれしい・・(*^_^*)

「明神弥彦」という絶好の活躍の場を与えられた若手の彩みちる(いろどり・みちる)さんは、今回も“はじけて”ましたよぉっ!!(#^.^#)ほんと、いいわぁ・・ほめてばっかり(#^.^#)

そして、娘役陣も舞咲りん(まいさき・りん)さん、早花まこ(さはな・まこ)さん、桃花ひな(ももはな・ひな)さん、星乃あんり(ほしの・あんり)さん、とそれぞれがいい味出してました。娘役も実に層が厚い。
これに加えて雪組のスーパー・ウエポン、有沙瞳(ありさ・ひとみ)さんという素晴らしい役者もいるのですから、今の雪組は充実しています。

とにかく今回の雪組の舞台は大満足でした。
次のローマの休日でも、またノックアウトさせられてしまうことでしょう…σ(^_^;)
楽しみに待つことにいたします(゚ー゚*)。oO


【Now Playing】 Full House / Wes Montgomery ( Jazz )

2016/05/06

「僕のビートルズ音盤青春記 Part2 1976-2015」を読みました

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『僕のビートルズ音盤青春記 Part2 1976-2015/牧野良幸著・画(音楽出版社)』を読みました。
以前にもこのブログで、この本の Part1 の読後感想を載せたことがありました。
今回は1976年から現在に至るまでの著者・牧野さんのビートルズを中心にした音盤の体験記です。というわけで、1970年代の様々なロックの台頭、CDの出現を経てあえてアナログ盤回帰する著者のオーディオ変遷、そしてハイレゾに突入という怒濤の流れも含めた“音盤青春記”となっておりました。

この本に書かれている1970年代~80年代はレコード盤もCDも音盤の値段はかなりお高く、いくらビートルズが好きだと言えども、全てのアルバムを買うことはままならず、ましてやビートルズ解散後の四人それぞれのソロ作品を網羅することなど叶わぬことでした。

著者もそうですが、私も解散後のソロ・アルバムについてはほとんど買えない状態の時期もありましたし、ロックや、音楽そのものから遠ざかっていた時期もありました。
特に著者と同じ“後追い世代”の方にはそんな体験をされていた方は多いのではないでしょうか。

でも、著者はジョージのソロ第一弾といっていい「オール・シングス・マスト・パス」をずいぶんあとになってから聞き(「リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」を所有し、よく聞いていたのも私に似ている(*^_^*))、ジョージに目覚め、そしてすっかり遠ざかっていたポールのアルバムにも手を伸ばして行きます。
・・なんか、ほんと私に似ている・・。

違うのは、このあと著者がUK盤オリジナルのレコードの世界に入り込んで行ったことでした。
船橋のビートルズ資料館で聞かせていただいたオリジナル・レコードの素晴らしさは今では私もよくわかりますが、つい最近まで私はそのレコード盤の深みには気づきませんでした・・ある意味幸せだったかも…σ(^_^;)


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さらに著者は元CDジャーナルのF親方とリヴァプールでのポールのコンサート、そしてビートルズ縁の地巡礼?!の旅に出ます。
ここがこの本の一番盛り上がるところでした。私も行ってみたぁ~いっ!!ヽ(=´▽`=)ノ

ペニーレインや、ストロベリーフィールズ、アビーロードの横断歩道のシーンなどは、“いいねぇ”'(*゚▽゚*)'楽しんで読ませていただきました。

ラストの方で、著者がハイレゾや、DVDの高音質音源、USB、5.1チャンネルサラウンドなどの世界についても語られていますが、これについては私は完全未体験、まったく未知のビートルズ世界がまだまだあるのかと思うと、ちょっと尻込みしてしまいました。
これによって著者はあんなに夢中になったアナログ盤からちょっと距離を置き始めているのが感じられました。それほどいいものなのか・・。

とにかくイラストも楽しいし、ビートルズ・ファンでこの本を読んで面白くない人はいないでしょう、素晴らしい本でした。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 松田美緒 ( NHK-AM )

2016/05/03

庭と花を楽しみながらお話を聞いた

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昨年、このブログに度々登場する私の中学時代の担任の美術の先生の個展で出会った先生のご近所の女性。
70歳前後かと思いますが、ギャラリーの喫茶室でノーベル賞をとった先生の研究について、詳しく、そしてあまりにもわかりやすくお話をしているのを聞いていて、思わず声を掛けてしまいました。


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新聞やテレビなどで、ノーベル賞をとった研究について、ニュースの前段で解説をしたりしますが、私にはちっとも理解できません。それは原稿を読んでいるアナウンサーも理解していないからなのだと思います。
でも、この女性は私達にもわかるようにお話をしていて、喫茶室の皆が“耳をダンボ”にして聞いてしまったのでした。


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「このお話は、もったいない。どこかで皆で聞ける場所を設けた方がいいですよ。」という私の提案を覚えていた先生がその女性の家の庭が素晴らしいので、庭を見ながら話を聞こうという企画を立ててしまいました。


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本来はつつじの花見をしながら、ということで5月1日をその日にしたのですが、その女性の住まう「干潟」は銚子の近くで、予定より早く見頃が終わってしまい、それでもすごい女性が丹精込めた庭をながめつつやろう、ということで行って来ました、旭市干潟まで。


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素晴らしい庭の“ほんの一部”なのですが、写真を掲載いたします。
ただ唖然としました。
夫婦二人でこの庭を、花を維持しているのです。


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田園の写真がありますが、これもご夫婦の田園・・・。
庭の中に素敵なテラスになっている見晴らし台があって、そこから眺めたものです。
海から吹いてくる涼しい風が吹き渡り、夏でもエアコンはいらないくらい快適だそうです。大きな家で離れもあるのですが、まったく使われていない様子。
「この部屋で茶の湯をやってはいかが。」と思わず進言してしまいました。


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女性のお話はカミオカンデから、生活習慣病に対するある研究が進んでいる話、早稲田大の公開セミナーに通い、加藤諦三先生のお話を聞きその講義内容について、果てはベトナムの和平から現在に至るまでの様子、話はまったく止まらず4時間に及びました(^_^;)


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固有名詞などもはっきりと記憶していて、舌を巻きました。
現在進められ、空港の警備にも利用され始めている表情から人を判断する研究についても、その専門家のところに通い、講義を受けているとのこと。
干潟は東京から遠い、・・それなのにこのバイタリティ、そして庭づくりにも精を出す、超人でした。


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皆で持ち寄った蕗の煮たものなどをつまみつつ、お弁当を食べ、先生の奥さまは着物を着てきて茶を点ててくださいました。気分は最高です。


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そこへ、超人のだんな様が近くで取ってきた、と言ってメダカが瓶の中に!'(*゚▽゚*)'
水槽も立派なものがあって、これを飼育するのでしょう。

超人のお友達も含め、7人で楽しい庭鑑賞と食事とお茶と、お話の会、楽しく終了いたしました。
それにしても超スーパーなご夫婦でした。


【Now Playing】 ライザ / 葉加瀬太郎・古澤巌 ( InstrumentalMusic )

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