『宝塚夜話・第四十二夜 < 久し振りに予想どおりの星組トップコンビ就任 >』
宝塚歌劇星組の男役・娘役の次期トップスター・コンビの発表が先日ありました。
私が第一報を得たのは“ヅカ友”の“お酒の女神”からでした。
そして、妻からもメールが入り、男役は紅ゆずる(くれない・ゆずる)さん、娘役は綺咲愛里(きさき・あいり)さんが来年早々、1月6日から東京国際フォーラム「オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-」で、デビューするとのことです。
久し振りに予想していたとおりのトップ・コンビになりました。
紅さん、いろいろつらいこともあったかと思いますが、星組生え抜きのトップスターとして、星組の良いところを存分に伸ばして今までにないトップスター像を築いてほしいと思います。
綺咲愛里さんは、今までの宝塚娘役にない、とてもキュートでアイドル的、でも芯の通った印象も今までの舞台から感じていました。綺咲さんも他組のトップ娘役にないキャラクターが生きてくるような気がします。
正直、紅さんについては「メイちゃんの執事」や「オーシャンズ11」などのときにグングン成長し、男役としての力をつけたと感じていたのですが、その後私が見た範囲でいうと、これはという更なる飛躍とまではいかない状態だったのではないかと感じていました。・・ファンの方、ごめんなさい(´・_・`)。
でも、トップになったのですから、これからは紅さんの思うように様々な役に取り組んで、紅さんしかできないトップ男役像や、大作などが回ってきても今までの作品とは異なる世界をファンに示してもらいたいですね。紅さんならきっとできると思います。
個人的には、紅さんのセリフも歌詞も、いつもとても聞き取りやすくて、それは意外と気づかないけど、なかなか出来ないことだと思っていました。
こういう見えない努力や工夫も紅さんの持ち味だと思います。新しい星組、楽しみにしています。
そして、綺咲さんも可愛いだけでなく、月組の愛希れいか(まなき・れいか)さんのように、オンリー・ワンと言えるような新たな娘役像を見せてくれるとうれしいです。
さらに、紅さんを振り回すくらいの思い切りのよい演技や、ダンスを見せてくれれば、紅さんは確実にそれをうけて存在感がさらに増すのではないでしょうか。
現在の星組を見ていると、礼真琴(れい・まこと)さんが実質二番手になっているわけですが、紅さんのトップを宙組から来た七海ひろき(ななみ・ひろき)さんも対等なくらいの立場で支えてくれれば、星組、なかなかいい組になっていきそうな気がします。
紅さん、綺咲さん、素敵なトップ・コンビ期待しています(゚ー゚*)。oO
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