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2016/06/26

望海風斗さんの「ドン・ジュアン」凄かった!

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宝塚歌劇・雪組 KAAT神奈川芸術劇場公演 ミュージカル『ドン・ジュアン』を、昨日見てまいりました。
モリエールの戯曲で、モーツァルト作のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」などでヨーロッパ中心に広く知られるスペインを舞台にしてフラメンコがふんだんに取り入れられたフランス産ミュージカルです。
初めて見る演目なのですが、期待十分でした。

物語は、主演・望海風斗(のぞみ・ふうと)さん演じるドン・ジュアンが女と酒、快楽・享楽を求め続けるスペインの貴族を演じます。
前半はその望海さんが妻であるエルヴィラ(役:有沙瞳/ありさ・ひとみ)をかえりみることなく酒と女をむさぼりつくす様子が描かれます。

“ものにして”しまった若い娘の父親である騎士団長まで現場に踏み込まれると殺してしまいます。そしてその騎士団の父親は亡霊としてその後舞台に登場し、望海さんを悩み苦しませることになります。

妻役の有沙さんは、歌唱力も演技力も群を抜いている感がありました。
もう観客をぐいぐいと引っ張って、ストーリー展開を怒濤の中に引きずり込む感じ、さすがです。

さらに舞台のほとんどを亡霊の姿で演じる香綾しずる(かりょう・しずる)さんの演技もダンスも雪組の層の厚さを感じさせてくれました。これほどの技量を持つ人が舞台を支えているのです、素晴らしい演技でした。

二番手的な存在の彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんも、前回の「るろうに剣心」から感じていましたが、男っぷりが上がりましたね、以前よりも骨太になった感じ。歌も力強くなりました。

そして今回望海さんの相手役となった、彩みちる(いろどり・みちる)さんは超若手ながら、前回のやはり「るろうに剣心」で見せた天性の輝きを今回も見せてくれていました。
前回は少年役でしたが、今回はヒロイン。
舞台に存在しているだけで誰もの目を引き、セリフも歌も観客の心を“わしづかみ”していく感じです。そうそう、かつての宙組トップ娘役・野々すみ花(のの・すみか)さんみたいな存在感!

彩さんの恋人役を演じた永久輝せあ(とわき・せあ)さんも男役度がぐんぐん上がっていると感じました。ほんと、カッコイイわぁ・・(*^_^*)

最後に主演の望海風斗さん。
あまりの素晴らしさに私、泣いてしまいました。
享楽のさなかにあるドン・ジュアンの“放蕩し放題”みたいな退廃的で荒れた様子から、彩さん演じるマリアと出会ってからの初めて愛を知ったときの感動と、その後の穏やかな様子、そしてラストの胸が張り裂けるようなエンディングを持ち味の歌で一気に演じ切ったという印象です。

とにかく歌の素晴らしさにはただ驚くばかり、現行のトップスターでもここまで歌える人がいるでしょうか。
そしてますます磨きがかかった演技と舞台のたたずまい、もう文句なしの満点の公演でした。
最後の挨拶で、「毎日お客さまの反応がちがっていて、それも自分達にはいい影響がある」というようなこともおっしゃっていました。そして「いのちをかけて演じます」という言葉も、そのとおりな印象の舞台でした。

望海さんの舞台、ほんとうに見てよかった!!'(*゚▽゚*)'


【Now Playing】 歌の日曜散歩 / ヒロシ ( NHK-AM )

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