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2016/06/15

薬や健康食品では長生きできないのか?!という本を読んだ

20160615_takashi_okada01

『真面目な人は長生きする/岡田尊司著(幻冬舎新書)』という本を読みました。
著者は精神科医で医学博士、この本で書かれている内容の根幹となっているのが、百年ほど前のアメリカの心理学者が始めた「子供達の能力調査」と、その心理学者が亡くなった後、そのデータを使ってさらに調査対象者のその後、亡くなるまでを追った研究でした。

膨大で精緻な研究資料からは意外な結果が導き出され、それについてさらに著者がその他現段階で明らかになっているデータ等を加味してさまざまな興味深いことが書かれていました。

一般的に言われている「善人は早死にする」というのも間違いだった、と書かれていました。
思いのままに楽しみや快楽を追求した方がストレスが減って、喜びも増し、長生きできるのでは・・と、私も思っていましたが、実際の調査結果は違ったようです。
やりたいことだけをやって暮らし、人に大きな負荷を掛け、自分は悠々と生きて行く、そんな人は意外と短命だったりするのでした・・なぜかちょっとうれしい(^^;)

最初に書いたアメリカの心理学者、ターマンの研究対象者の中で最も長寿を享受したのは、人に優しく接し、思いやりがあり、進んで人の助けになろうとした人たちであった・・と聞いて、私は、ほっとしました。

エゴイスティックに自分の利益だけを優先し、思いやりや親切心に欠けた人は長生きできなかったということです。

友達や家族、隣人といった人とのつながりにおいて大事だったのは、愛されていると感じたり、楽しいと感じることよりも、ともに汗をかき、相手のために涙を流し、手をかけ世話をし、苦楽を共有することだった、という報告にもまったく意外な印象でしたが、これからもきちんと生きていこうという思いを強くさせてくれました。ちょっとありがたい思いです。

この本からは人の寿命って、身体的、医学的なことのほか、心理社会的なもの、家族との関係や婚姻状態、仕事ぶりや達成感、社会とのつながりや友情、物事に対する考え方や価値観が大きく関わってくるということでした。
けっこう、意外なことが続々と出て来て、新鮮な驚きを感じました。

たとえストレスがあっても、仕事に励み、自らを役立てることは、寿命にプラスだということに少し心を強くしました。
逆に、野心もなく、呑気に、心配もなく暮らすことが長寿に通じるわけでもないことを知りました。
今後の人生の心の支えにもなりそうなことが書かれている、今の日本人向けの本のような気もしました。


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