【はっPのアナログ探訪_0102: ヤア!ブロード・ストリート(Give My Regards To Broad Street) / Paul McCartney( LP )】
久し振りのアナログ探訪は、ポール・マッカートニーの「ヤア!ブロード・ストリート」。発売当時に買ったものです。
同名映画のサウンドトラック盤です。テレビでもその映画は放映されましたが、深夜だったような記憶があって、あまり記憶がないのです…σ(^_^;)面目ない・・。
あのジョージ・マーティンがプロデュースし、有名ミュージシャンも参加していたと思いますが、なんといっても6曲に及ぶビートルズ・ソングがちりばめられていることが当時の話題だったと思います。
でも、どのビートルズ・ソングもイマイチ軽く、あっさりしているような気がします。
それは今聞いても同様な印象です。
サウンドトラックということもあるのでしょうが、渾身の演奏というわけにはいかなかったようです。
また、当時のポピュラー・ミュージックの流行のサウンド、曲作りもそんな感じだったのかもしれません。
「ひとりぼっちのロンリー・ナイト」など、CD以外で聞いたのは20年以上ぶりでしたが、アナログの音がこんなに心地よいものだとは思いませんでした。
角がとれた“まろやか”な音質にほっとしましたよ。
そして「心のラブ・ソング」のセルフカバーも、軽くて逆にいい感じです(#^.^#)
軽快過ぎて、ちょっと軽薄なくらい・・(^^;)
B面に入り、またまたビートルズ・ソングが登場しますが、やはりサウンドトラック的なオーケストレーションが入ったりして「エリナー・リグビー」も軽やかに流れるような曲調になっています。
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」もムーディー・ソングみたいな感じです。ベースも線の細い、軽く柔らかい感じ。
ポールも軽く歌っています。イントロと間奏のサックスはムード歌謡的な盛り上げ方で、サウンドトラック・アルバムを聞いているつもりならこれもOK!ってところでしょうか。
ラストの「ひとりぼっちのロンリーナイト/プレイ・アウト篇」は、いつ聞いてもちょっとウキウキしてくる、いい感じd(^_^o)
アルバム全体を通してもポールの多彩さを感じさせてくれました。
久し振りに針を落としたけれど、聞いてみれば心地良いアルバムでした。
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