先のばしぐせを直すには・・?という本を読んだが。
『先のばしぐせを直すにはコツがある/斎藤茂太著(集英社文庫)』を読みました。
というわけで、私は“先のばしぐせ”を自覚しており、それをこの歳になってまだ直せるんじゃないか…などとσ(^_^;)と思っている次第です。
読んでみましたけど、やはり難しいですねぇ(´・_・`)
気になったのは「忙しいのに“ゆったり”している人のヒケツとは?」というところでした。・・そうですよね、忙しいのにゆったりと仕事して、しかもうまく回している人っているんですよ。
結局、やらなければならない、ならないと思っていたが、よく考えてみればやらなくていいことが実に多くあるってことだと書かれていました。
・・そうかもしれないと思ったけれど、そうでもないかもしれない、とも思った(^_^;)
いろいろな仕事をスケジュール帳に書き込んで、その“びっしり”な状態に「よしよし」と思ったり、それで「おれは仕事やってるんだ」、と思ってしまうのがまずいけないんでしょうね。
つまりは、やる必要のない仕事をして、ムダなことにふりまわされ、何の意味もなくあちらこちらを飛び回る・・ (・_・;・・これじゃいかんのですよね。
あとは、たぶん人からよく思われたくて、「これ、やっておきますから」なんて安請け合いするのもよくないんですよきっと。
「多忙な人ほど“情報の選球眼”に優れている」ということも書かれていました。
「これは役に立つ情報だチェックしておこう」、とか、「これは自分には関係なさそうだな」、と取捨選択が早くて、その選球眼が確か、ということが必須条件なんでしょうね。
読んでいて、ますます「いかん・・」と思ったのでした(^^;)
仕方ないので、ぼちぼちやっていくことにしました(*^^*)
あまりにも、もっともなことが書いてあって、返って自分の不甲斐なさにちょっとしょんぼりしたのですが、そうも言っていられないので少しずつやってみます(^-^)それじゃまた。
【Now Playing】 スポーツ伝説 / 滝本沙奈 ( ニッポン放送 )
« 上野・鈴本演芸場に行ってきました | トップページ | お盆前に言っておきたい »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 古本の頁を繰っていて見つけるもの(2022.01.23)
- 中学生時代から今に至るまで、「レコード盤を貸してくれ」「CDを貸してくれ」「本を貸してくれ」と言われる話。(2021.12.21)
- 「日本人も知らなかったニッポン/桐谷エリザベス」を読みました。(2021.10.03)
- 「小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム -名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏-」を読みました。(2021.09.28)
- 坪内祐三の「最後の人声天語」を読んだ。(2021.09.25)
「仕事で生き生き」カテゴリの記事
- 糸井重里さんへのインタビューを中心にした「すいません、ほぼ日の経営。」を読みました。(2023.03.22)
- 「悩むが花/伊集院静」を読みました。(2023.03.02)
- 「プロフェッショナル100人の流儀(珠玉の名言集)」を読みました。(2023.01.10)
- 「静かに 健やかに 遠くまで/城山三郎」という本を読みました。(2023.01.02)
- 阿川佐和子さんと大石静さんの対談本「オンナの奥義」を読みました。(2022.10.05)
コメント