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2016/08/08

「ビートルズを観た」を読みました

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『ビートルズを観た -50年後のビートルズ・レポート- /編集・プロデュース:藤本国彦、企画:野口淳、写真:福岡耕造 (株)音楽出版社』を読みました。
もちろん1966年のビートルズ来日公演50周年に因んで出版されたものです。

そしてこの本の企画は、私も何度かお邪魔した船橋のビートルズ資料館の館長・野口淳さんの発案からなるものだそうで、わくわくしながら読みました。

来日50周年に因んだ企画本は他にも出ています。このブログでもご紹介した「ザ・ビートルズ日本公演1966」などがありますが、今回読んだこの「ビートルズを観た」は、視点が違うところにあると思いました。

あの日、あの時にビートルズを観たファンひとり一人へのインタビューが中心となっていて、それは来日公演を実際に体験できなかった私を含め、いわゆる“後追い世代”にとって、最も知りたくて、聞きたかった内容になっているのです。
来日後50年経って、当時のファンの思い、そして今もそのときに感じたことが残っていて、その後の人生にまで影響を与えている感動がこの本には載っているのです。

会場の様子や、主に当時学生だった武道館公演経験者の学校や友達など周囲の状況、ライブそのものに対する感想、聞こえ方、などなど興味深いことばかりです。

読んでいて一番感じたのは、実は野口さんのビートルズ資料館に何度か伺って、まったく見知らぬ初めてお目にかかる皆さんがそれぞれのビートルズをご自分の中で大事にしていて、それをあの部屋の中でテーブルについてお話していると、力の入っていない素敵な話題が飛び出して、皆が心温まり、紅茶などを飲みながら楽しい時間を過ごせたこと・・まるでそんな雰囲気がこの本から醸し出されているということでした。

つまり、ファンの心が集められ、やさしく語りかけてくれるような印象なのです。
これは、こういう本としては独特なものだと思いました。

掲載されていたファンの女性が、あのビートルズ武道館公演から歳月を経て、今度は娘さんとポールの公演に出掛けたときに、ポールがビートルズの曲を歌い始めると娘さんが泣き出したというお話には、私も目頭が熱くなりました。

私も後追い世代で、実際に初めてポールが来日公演を実現したときにコンサートに出掛けたのですが、ビートルズの曲を歌い始めた瞬間に、小さい頃からあこがれていたビートルズのポール・マッカートニーが同じ屋根の下、同じ空気を吸って、あの歌を歌っていると思った途端、涙が止まらなくなり、呼吸が出来なくなるほど泣いたことを思い出しました。

私が最後にビートルズ資料館を訪れたときにお会いした切り絵作家の「橫倉絹枝」さんもミュージックライフの本に続いてこの本にも登場されていました。
お目にかかったときにも素敵な方だと思いましたが、この本で日本公演後のフィリピンでひどい目に遭ったビートルズを思い、フィリピン大使館に抗議文を出した話も載っていて、筋金入りのファンだということも知りました。それに私と同じリンゴ・ファンだというのもうれしいことでした。

心温まる内容の詰まったこの本。あっという間に読み終えました。
大切にして、また時々ページをめくって、いい気持ちになろうと思います。


【Now Playing】 こんばんは吉永小百合です / 吉永小百合 ( TBSラジオ )

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