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2016/08/04

天皇を中心とした井沢さんの日本史本を読んだ

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『学校では教えてくれない日本史の授業[天皇論]/井沢元彦著(PHP文庫)』という本を読みました。

学生時代には日本史の教科書や参考書を読んでいても、「どうして突然歴史の流れがそうなってしまうのか」とか、「源平の興亡はなぜあんなふうになったのか」など、ほとんど理由なくただ事象だけが書かれていて正直“ちんぷんかんぷん”でした。

でも、井沢さんのこの本では、天皇陵の話から日本人の死生観、宗教観をわかりやすく説明してくれ、死、戦、流血などを穢れとして忌み嫌う根本的な日本人の考え方を説き、武力を放棄してしまった天皇家と藤原氏のあり方に端を発し、その後の朝幕併存、二権分立の謎を丁寧に解いてくれていました。

日本の神道、仏教、朱子学の、時代によってのあり方などは、今まで考えもしなかったことばかり。
単に歴史の主な出来事をなぞっているだけではわからないことがあまりにも多いのだな、と思いました。

天皇という存在がなぜどの時代にも必要であったのか、やがて大政奉還ということになることの大きな理由、さらに明治以降の政治に天皇がいたおかげで逆に民主主義が進んだからくりにまで迫っていて、「読物」としても面白いものでした。

何か大きな時代の変化が起こるには、必ず理由があり、それは単純に歴史の教科書に書かれているような通り一遍の事由だけによるものではないということもよくわかりました。

久し振りに、家にいるときもしょっちゅう気になってページをめくってしまう興味深く、中に入り込んでしまう本でした。


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