久し振りに出掛けたジャズ喫茶「BROOKLYN/ブルックリン」
このあいだご紹介した飯岡での山岸希代子展のあと、食事を済ませ、思い切って八街市にある表題のジャズ喫茶に向かいました。
開店早々のところに一番で入りました。マスターの様子もお変わりなく、安心しました。
アイスコーヒーを頼んで、早速ジャズのアナログ・サウンドに耳を傾けました。
JBLの4344(スピーカー)は、相変わらず快調にジャズを奏でています。よかった、ここに来ればこの音を聞くことができるのです。自宅では決して味わうことのない大音量で素晴らしい音!
ジャズ喫茶という形態は、日本特有のいいものです。至福の時間を与えてくれるのです。
ソニー・スティット、マイルス・デイビス、ペッパー・アダムス、ジョン・コルトレーン、ブルー・ミッチェルのアルバムが掛りました。どれも良かったのですが、ペッパー・アダムスの「ザ・マスターズ」というアルバムの音が凄くて、バリトン・サックス、ベース、ドラムなど、どれもJBLがうれしそうに躍動感あふれて鳴っていました(#^.^#)
そうそう、アンプはもちろん Macintosh です。いいなぁ、このコンビ。
ブルックリンの特徴は、マスターの人柄があらわれるような、端正な音、真面目な音、でも迫力はバッチリ、というものだと私は感じています。
このお店の装置よりも高価で、弩級のシステムを自宅で楽しんでいる方の音を聞いたことがあるのですが、たしかに想像を絶する音でしたが、でもこれを30分以上聞くのは無理だなと感じたのでした。
「ここの風圧を感じて」とか、「この最初のシンバルの音はどうだ」などと紹介していだたきましたが、でも、それは音の限界をマニアックに楽しんでいるのであって、音楽を楽しむというのとは別方向の世界でした。
ジャズを愛し、ジャズに身をゆだね、素敵な音の世界にうっとりするには、やはりブルックリンのようなジャズ喫茶がもってこいです。
また来ます。いいジャズを聞きに。
【Now Playing】 Someday My Prince Will Come / Miles Davis ( Jazz )
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