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2016/09/14

映画「奇跡の教室」を見ました

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映画『奇跡の教室 -受け継ぐ者たちへ-/2014年仏 監督:マリー・カスティーユ・マンシオンロシャール 主演:マリアンヌ・アスカリッド、アハメッド・ドゥラメ』を見ました。チケットをいただいた“ともちゃん”さん、ありがとうございました。

この映画はパリ郊外の高校で本当に起こった奇跡のストーリーを映画化したものです。
主演のマリアンヌ・アスカリッド演じるアンヌ・ゲゲン先生は荒れに荒れ、人種も雑多な高校一年のクラスを担任します。

無法地帯と化したクラスは、校長や他の先生からも見放され、落第生も多数出そうな散々な状態・・。
その様子が映像として非常に荒い画像、まるでラッシュを見ているような感じのものなのですが、それがまた効果を発揮し、学校の様子、生徒の様子、先生達の見方などがうまく撮られていて、どうなるんだろうこのあと・・、と心配になりました。

でも、ゲゲン先生は、「私の授業は退屈させない」と淡々と授業を進め、生徒の悪態にも動ぜず、ひどい状況が増していく中で、ある提案をします。

国が創設した「レジスタンスと強制収容」についての全国コンクールにクラスとして参加することでした。
「私達みたいな馬鹿に出来るわけがない」「遊ぶ時間がなくなる」などの大ブーイングの中、コンクールで発表する内容についての研究が始まります。
校長からも「やめた方がいい、もっと優秀なクラスでやるべきだ」と、まるで乗り気ではありませんでした。

ケンカや研究の停滞、グループ間の揉め事など、次から次へと問題が発生するのですが、強制収容所で行われたことが展示されている施設の見学や自ら調べだした過去の事実により生徒の真剣さがやがて出て来ます。

そして、実際に教室にポーランド系ユダヤ人移民の子としてパリに生まれ、1942年・ドイツ警察に連行されてアウシュビッツの強制収容所に収容されるが奇跡的に生き延びたレンオ・ズィケル氏(実在の人物が出演し、実際に経験を語った)を呼び話を聞き、質疑のときには生徒達は涙ながらにそのひどい状況を知り、質問し、氏の真摯な答えに胸をかきむしられるような思いをするのです。ここはこの物語のひとつのピークでした。
私も涙が止まらなくなりました。


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反目し合っていた生徒の間でもやがてひとつの目標に向かう目的が定まり、ラストの発表に向けて胸が熱くなるシーンが続きました。そして先生の毅然として、しかも優しい態度がまた泣かせるのです。

コンクールの結果発表でクライマックスを迎えるのですが、久し振りにとても熱くて、うれしくて、やさしい気持ちになりました。
そして、この映画に生徒として出演しているアハメッド・ドゥラメは、当時のこの高校の実際の生徒で、当時から映画に興味を持ち、この脚本を監督と共に書いていて、さらに出演しているのです。映画の中でセリフの練習などをしている場面も出て来ましたが、夢が実現したわけです。
この落ちこぼれクラスはこのコンクールをきっかけに生徒達は優秀な成績を修めたり、夢を実現させたりしたとエンドロールでも出てくるのですが、ほんとうに素敵な映画でした。
見てよかった(゚ー゚*)。oO

千葉市中央区の千葉劇場でやっています。
見る価値のある映画でした。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 村上里和 ( NHK-AM )

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