【はっPのアナログ探訪_0116: フレンズ / レベッカ( Single )】
今回のアナログ探訪はレベッカのフレンズ。
懐かしい人にはめっちゃ懐かしいことと思います(#^.^#)
たしか去年の紅白にレベッカが出て来てこの歌を歌いましたよね、あれからウン十年、時が経ったことを実感しました。
レベッカはボーカルのノッコさんの独特な高い歌声と、その切迫感ある演奏が魅力でした。
今、あらためて聞いてみてもあの切羽詰まったような“ギリギリ”感がたまりません。
なんか、窒息しそうです。たしかライブのタイトルが「窒息ライブ」だったような記憶があります。
そして、私はドラムを叩くので、このレベッカのドラムにはたいへんな魅力を感じていました。
ご本人のドラム雑誌でのインタビューなども当時読んでいたのですが、「とにかく全編強打!」というのが基本的な叩き方だったようです。
このレコードでも全部、全力で叩いていると思います。
ドラマーのあいだでは、二つの説があって、強く叩けば叩いたほど“良く鳴る”というものと、「叩き方の問題で、どんなに弱く叩いても“スターン”と鳴り響かせることは出来るのだ」という正反対の考え方があるのです。
実は私は後者の叩き方をしているのですが、でもこのレベッカのレコードを聞くと、“全力打撃”は、やはり効果絶大という気もするのです。
・・ま、信じて叩けばそれが一番、ってことなんですけどね(*^^*)
去年の紅白で注目したのは、ノッコさんはもちろんですが、ドラムが以前と同じように全力打撃なのかということでした。
目をこらして見てみましたが、全力打撃ではありませんでした。
やはり、年を経て、叩き方も変化してきたのだと思います。
今回は、ドラムの話になりましたが、そんなひとつの楽器にこだわった聴き方も面白いものです。
さて、次回はどんなレコードを聞こうか・・。
« 落語家がなぜ『噺』を忘れないのかという本 | トップページ | 千葉市の老舗洋食レストランが閉店しました »
「想い出交錯」カテゴリの記事
- 竹内政明の「編集手帳」傑作選を読みました。(2020.09.22)
- 「向田邦子 ベスト・エッセイ」を読みました。(2020.07.26)
- 「MUSIC LIFE 1960年代のビートルズ」を読み終えて(2020.07.19)
- 「ジャズ喫茶 ベイシー読本」読み切った。(2020.05.30)
- 「昭和恋々」山本夏彦・久世輝彦共著を読んだ。(2020.05.10)
「はっPのアナログ探訪」カテゴリの記事
- 【はっPのアナログ探訪_0156: LAW AND ORDER / LINDSEY BUCKINGHAM ( LP )】(2020.01.04)
- 【はっPのアナログ探訪_0155: THE HARDER THEY COME / Jimmy Cliff ( LP )】(2019.08.06)
- 【はっPのアナログ探訪_0154: SHAVED FISH / John Lennon ( LP )】(2019.03.07)
- 【はっPのアナログ探訪_0153: the WILDEST! / Lois Prima featuring KEELY SMITH ( LP )】(2019.02.22)
- 【はっPのアナログ探訪_0152: Another Day(アナザー・デイ) / Paul McCartney ( Single )】(2019.02.20)
コメント