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2016/11/23

映画「続・深夜食堂」を見てきました

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久しぶりに千葉劇場以外の映画館に行き、「続・深夜食堂」を見てきました。
結果からいうと、とても良かった。期待以上。

コミックスの原作もいいし、ドラマ化されたシリーズもいいし、この映画もいい。

マスター役の小林薫さんのたたずまいは独特で、特に小林さん演ずるマスターが何かはたらきかけるわけでなく、事件(エピソード)の主役でもないのに、この「めしや(深夜食堂)」に“ふつうの人たち”が集まってくるその中心になっている・・その構図がこの深夜食堂の「肝」ですね。

大事件が起こるわけでもなく、大きな悲劇があるわけでもないのに、深夜食堂に集まる人たちが抱えているそれぞれの“何か”が沁みてくるのです。


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「焼き肉定食」での、喪服オンパレードで始まるストーリーは、その中に喪服コスプレで深夜の街を歩き、心を癒やそうとする女性が登場し、人の心の寂しさ、人恋しさがジンと伝わってきました。
ふとしたことからその女性を慰める立場になった佐藤浩市さんが演じる元編集者と名乗る男の深みがあるようで、実は“ぺらぺら”というキャラクターも、役者としての実力を感じました。この最初のエピソードから“やられ”ちゃいました。

「焼うどん」での、親子と恋人の対比も絶妙でした。
完全に感情移入してしまい、私も深夜食堂の常連客になって、その様子を感じたり、何かひと言声を掛けたくなるようなお話でした。
母親役のキムラ緑子さん、いい演技でした。

「豚汁定食」この三つ目、ラストのエピソードはコミックスからではなく、オリジナルのストーリーなのだそうですが、なるほど前の二つとはちょっと異なる雰囲気でした。
このストーリーの中心となった渡辺美佐子さん演じる息子のために福岡から上京した老女の過去がわかりはじめると、実に深くため息をついてしまうのでした。
自分が過去に捨てた子が立派に親になっている姿を遠くのタクシーの窓から、マスターや交番のお巡りさん(オダギリジョー※この人の演技も秀逸だった)の気配りで見ている姿を見ている私が涙にくれてしまいました。

いい映画でした。いつも書くけど破壊、暴力、凶悪、恨み辛みなどがメインの映画は、この歳になるともう“懲り懲り”です。
しみじみと世の中や、そこにいる自分を感じられる、そんな映画が今は私にしっくりきます。


【Now Playing】 飾りじゃないのよ涙は / 中森明菜 ( 歌謡曲 )

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