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2016/12/06

「もたない男」・・を読んだ

20161206_tatsuya_nakazaki01

『もたない男/中崎タツヤ著(新潮文庫)』という本を読みました。
怖かった・・。
巻末で対談している南伸坊さんは、そうとう変だが、笑えるとおっしゃっていましたが、私は怖くなった・・。

著者中崎タツヤさんは「じみへん」ほかで知られている漫画家です。その漫画もそうとう変ですが、この本は中崎さんのいわゆる“断捨離”的な自分の行動について、自分で書いているものです。

その様子は私から見ても巻末で対談する南伸坊さん、“本家”断捨離のやましたひでこさんから見ても「変」を通り越して“異様”です。

仕事で使うペンのインクが減ってくると、そのカラになった部分を覆っている“軸”が勿体ないからと、軸を削って短くし、接着剤で繋ぎ、自分を満足させます。・・軸が短くなって書きにくくなってしまうにもかかわらず。

本は読むそばから読み終わったページを捨てていきます。そもそも買ったときに書店で付けてくれるカバーは付けさせないのはもちろん、もともと付いているカバーも外して「これは捨てておいてくれないか」と書店員に言って断られます。

物を買ったら包装は店員に捨てさせ、例えばSDカードを買った場合は、アダプターが付属して入っていたらやはり店員に捨てさせようとして同じく断られます。

職場として借りている部屋にはカーテンもジュウタンもなく、ガスコンロは外して押し入れに入れ、間仕切りの襖はやはり押し入れに、小さなテーブルとペン数本、物差しはペンケースに入るサイズに折ってしまいます。
椅子は“背もたれ”がもったいないからと丸い小さな椅子に座っているのです。・・もうこの辺でそうとう不気味だ・・。

百均で買った二個一組の糊はひとつだけ欲しかったのだからと、もう一個は捨ててしまいます・・・!!!。

他人には自分のそういう部分を押し付けたりはしないと言っていますが、女性が“フリフリ”のついた洋服を着ていると“無駄”だといっていらつきます。
さらに髪の毛のふわふわや、カールなどについても無駄だからまっすぐストレート・ヘアにすればいいのにと、もっといらつきます。

もういけません。私は笑えなくなった(・_・;

・・怖くなった・・。

そして片っ端から無駄だと捨てていく中崎さんなのに、物欲は異常に有り、ものを買っていくのです。そして買ったはしから捨てていく・・(^_^;)

その様子を笑うといよりは、恐怖を味わうように楽しむのが、この本の本来の楽しみかもしれない・・と思った私でした。

・・・こわいもの見たさに読んでみては(^_^)

きょうは背中がぞわぞわするような本のご紹介でした。以上。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 金田一秀穂 ( NHK-AM )

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