大岡山グッドストックでの「ビートルズ・アナログ鑑賞会」に出掛けた
大井町線大岡山駅から近い「大岡山グッドストック」という場所で、あのビートルズ資料館館長の野口さんが催された「ビートルズ・アナログ鑑賞会 Vol.5 」に行ってきました'(*゚▽゚*)'
なかなか都合がつかず、やっと念願叶いました。
今回はジョージ・ハリスン特集で、野口さんの落ち着いた進行と、ゲストの朝日順子さんの深い歌詞への読み込み、さらに藤本国彦さんの適切で“キレのいい”コメントが繰り広げられ、実に楽しくて私にとっても意義深い時間となりました。
前半、ジョージの歌詞からはすでにビートルズ時代に“達観”しているかのような様子が感じられるというお話、・・さらに作品を重ねていくと、そこに人生を重ね合わせるかのような様子についても語られジョージの曲がその後に掛かると実にしみじみと深い味わいを今まで以上に感じるのでした。
「オールシングス・マスト・パス」から感じられる全てのものや、人、時間などが過ぎ去り、いなくなっても、ジョージの歌詞からは何か励まされるものがあるという解説にも感銘を受けました。
そして、自分などがこの世に存在しなくなっても、人々は、世の中は何事もなく過ぎ去って行く・・というようなお話を聞いているうちに、ジョージの人生観を強く感じ、今の自分にも重ね合わせ、「そうだよなぁ」と客席でキュンとなっておりました(゚ー゚*)。oO
自分の身に起こること、世の中の出来事は、起こるべくして起こっているのだからそれを受け容れ、自分の人生の必然だとして生きて行く・・そんなジョージに強く共感を持ちました。私も年齢を重ねた今だからこその気持ちだと思います。
そして、アナログのいいサウンドで聞くジョージはやはりいいっ!!d(^_^o)
もう、これは野口さんに感謝です(^o^)もし野口さんに船橋の資料館でお目にかかることがなければこういう機会にも恵まれず、この素晴らしい音源を耳にすることもありませんでした。ほんとうにこういう時間と空間に居ることができて幸せだと思いました。
・・ドキドキのジョージの「マイ・スウィート・ロード」と「ヒーズ・ソー・ファイン」の聞きくらべ(^_^;)
なんと裁判時に使われた Jody Miller の音源まで持ち出され、お客さんが下した審判は!・・・く・クロ・・( ̄O ̄;)
生粋のジョージファンもいたことかと思いますが、「クロ」には手を挙げなかったでしょうね(^^;)
というわけでとても楽しい鑑賞会でした。
あっ、あとライブ・イン・ジャパンでの Isn't It A Pity でのクラプトンの弾きまくりの様子があんなに凄かったのにも今日あらためて気づきました。
これも凄かった!!!ヽ(=´▽`=)ノ
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