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2017/03/05

「 Grand HOTEL /カルーセル輪舞曲」見てきました(その1・ミュージカルの感想)

20170305_moon_troupe01

宝塚歌劇・月組東京公演『 Grand HOTEL(ザ・ミュージカル)/カルーセル輪舞曲(モン・パリ誕生90周年 レヴューロマン)』を美弥るりか(みや・るりか)さんファンの長女と観てまいりました。
新トップスター、珠城りょう(たまき・りょう)さんのトップお披露目公演でもあります。

グランドホテルはかつて同じ月組の涼風真世(すずかぜ・まよ)さんがトップだったときに彼女のサヨナラ公演でこの演目の初演が行われています。
舞台はずっとタイトルのグランドホテル内に限られ、凝りに凝った舞台セットと組子達の独特の所作で濃密に繰り広げられ、ホテルにいる人々の様々な人生が繰り広げられるという“濃い~”ミュージカルです。

今回は何と涼風さんのときに主役だったオットー・クリンゲラインを美弥るりかさんが演じ、珠城さんは当時久世星佳(くぜ・せいか)さんが演じたフェリックス・フォン・ガイゲルン男爵を演じます。こんなのありなんですね。驚きました。
さらにトップ娘役の愛希れいか(まなき・れいか)さんは当時の羽根知里(はね・ちさと)さんが演じたグルーシン・スカヤを演じ、これも当時の主演ではありません。
当時の娘役主演のフラムシェン(麻乃佳世/あさの・かよ さん)は、早乙女わかば(さおとめ・わかば)さんと、海乃美月(うみの・みつき)さんが役替わりで演じます。今回は早乙女さんでした。だから早乙女さんの登場シーンはとても多い。

全体的なことを先に言うと、あらかじめこのミュージカルの全容を知っておいた方が断然いいっ!ということです。セットも舞台進行も、雰囲気もふだんの宝塚とは大きく異なるし、展開を追おうにも全貌がよくわかっていないと、このミュージカルは何を言いたいんだろう、と途方にくれるかも。
登場人物や、その特徴も調べちゃってから見た方が演技やダンス、歌、芝居そのものに素直に集中できます。
私もすっかり忘れていたので、前半はちょっと、何がどうなっていくのか・・置いていかれました・・面目ない。


20170305_moon_troupe04

珠城さんは彼女に似合う役を主演として与えられたのだと思います。しかし、もうひとつフェリックス男爵の人物像が見えてこなかったかなぁ・・。ちょっと“うすい”感じになっていて、やや魅力に乏しい人物になっていたように感じます。思い出せば、久世星佳さんの男爵は、主演の涼風さんと匹敵するくらいの重厚な演技でした。久世さんを見に来て良かったと思えるくらい・・。
ただ、まだ東京公演は始まったばかりなので、これからもっと充実してくると思います。歌劇団のねらいはよくわかりました。

娘役トップの愛希さんは、ベテランというか、やや落ち目のバレリーナ、しかもけっこう年齢がいっている・・(*^_^*)。でも、さすが愛希さん、ふだんの愛らしさをうまく消して老?バレリーナの姿をリアルに感じるくらいの名演でした。しかも、ちょっと愛に飢えたやや“抜けた”キャラを巧みに演じていました。歌もいいし、やるなぁ、と思いました。


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そして美弥るりかさん。初演の涼風さんに迫る素晴らしい舞台でした。
この「グランドホテル」という演目を、そして月組をぐいぐい引っ張っている感じでした。
美弥さんの今までの経験を全て投入し、オットー・クリンゲラインという難役を見事に演じている様子に、ファンである長女も「素晴らしい」と感激していました。

初演では主演娘役が演じたフラムシェンを演じた早乙女わかばさんは、水を得た魚のようにあるときは可愛く、あるときは打算的に、あるときはずるく、あるときはお色気を振りまき、全力投球でした。早乙女さんの良さが前面に出ていたと思います。好演でした。
海乃美月さんが役替わりをするそうですが、今回はそれを見ることができません。見られたら、お二人の演じ方の違いがわかって楽しかったのですが・・それが心残りです。

役替わりでは、今回のホテルのフロント係に朝美絢(あさみ・じゅん)さん、グルーシン・スカヤの付き人を暁千星(あかつき・ちせい)さんが演じ、それぞれが交替となるのですが、朝美さんのフロント係は「グランドホテル」の物語に句読点を打つように、非常にめりはりの効いたいい演技でした。それに歌もよい!組替えが予定されていますが、雪組に行っても活躍は間違いないですね。

暁千星さんのグルーシンの付き人役もなかなかのキャラクターづくりをしていました。
今までの暁さんから一皮むけたような印象も受けました。かつては、あの天海祐希(あまみ・ゆうき)さんが演じた役です。・・珠城さんも「パック」で天海さんの役をしてから急上昇していますので、これは・・来たのかな・・と思いました。

とにかく、いつもの宝塚とはひと味もふた味もちがった舞台、芝居、セット、組子たちの取り組み、d(^_^o)事前にいろいろ調べてからの観劇をおすすめして、「その1」を終えます。次回「その2」では、レヴューの方の感想をご紹介いたします。


【Now Playing】 I Want To Be Happy / Bud Powell ( Jazz )

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