「星逢一夜」ライブ・ビューイングしてきた (4/4)
雪組・中日劇場公演のライブ・ビューイング感想、いよいよラストです。
今回は後半、ショー「Greatest Hits !!」です。
宝塚と東京での本公演では、「私立探偵ケイレブ・ハント」とのカップリングでしたが、今回は「星逢一夜」との組み合わせとなりました。
前回本公演では、ヒット曲の連発で、ちょっと「演芸大会」風?!な空気を感じざるをえないような気もいたしておりました(^^;)正直・・。
でも、今回は出演者数も絞られ、ショー自体もコンパクトになったせいか、“締まった”ショーになっていたと思いました。
トップの早霧さんがサンタクロースに扮した場面も、季節柄変更になりました。
代わりにと言ってはなんですが、鳳翔大(ほうしょう・だい)ちゃんの“マンボ”コーナーが設けられ、この人にかかればその場面はキラキラな大ちゃんらしいショー・コーナーとなり、お客さまにも“ウケて”いました(#^.^#)。大ちゃんならまかせておけばOKなんです。
早霧せいな(さぎり・せいな)さん、咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さん、望海風斗(のぞみ・ふうと)さんの主要三人はきっちりとダンスでも歌でも、ちょっとしたストーリー仕立ての場面でも“魅せて”くれます、雪組の盤石な様子にこちらも安心してゆったりと見ていることができます。
彩凪翔(あやなぎ・しょう)さんのゴースト・バスターズのコーナーは残っていましたが、今回はゴーストを退治するマシンは名古屋らしく“レインボー・シャチホコ”の形状( ̄O ̄;)、“やり過ぎ”かと思われましたが、名古屋だからいいんですd(^_^o)
彩風咲奈(あやかぜ・さきな)さんは、すっかりスケールも大きくなり、男役らしさが滲み出てくるようになりました。
歌唱も公演を重ねるごとに厚みを増しているように感じます。頼もしくなりました(*^_^*)
咲妃さんがカートを引いて都会にやって来る場面も楽しく、客席からは“可愛いっ”と声が出ているのが聞こえました。
“マテリアル・ガール”はギリギリ、演芸会風にならずに無事進行し、全てのシーンが見どころある締まったショーになりました。
雪組のショーを見ていて近年感じることは、舞台上の組子の皆さんの「どうです、見てください」というような晴々として誇らしげな感じがとても観客であるこちらをウキウキさせてくれるということです。
これは現在の5組の中でも最もそう感じるのです。
早霧さんの流麗だがキレのあるダンス、咲妃さんのスパッと切れ込んでくるようなダンス、それも他組にないコンビ感を伴って、とても魅了されます。
ほめてばっかりだが、事実雪組は今とても“いい状態”だと思います。
このまま現行トップのお二人のサヨナラ公演まで突っ走っていただきたいと思います。
今、この組が一番好きかな?!ちょっと前までは5番目だったこともあったのですが…σ(^_^;)・・ごめんちゃい・・。
いいもの見させてもらいました。ありがとう雪組!!!
【Now Playing】 ラジオ深夜便・日本列島くらしのたより / 島根県奥出雲町 尾方豊氏 ( NHK-AM )
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