映画「エルミタージュ美術館」を見てきました
映画『エルミタージュ美術館/2014年 英国 監督:マージー・キンモンス 出演:ミハイル・ピオトロフスキー館長』を妻と見てきました。
フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館、そしてこのエルミタージュが世界3大美術館と言われていて、私もその名だけは存知上げているのですが、この映画により、内部の様子をドキュメンタリータッチで見ることができました。
1764年に創立されたエルミタージュ美術館、絵画や彫像、宝飾品、陶磁器、武具など300万点もの所蔵品が、所有されている2000の部屋に展示・保管されていて、年間約366万人以上の入場者が訪れるとのこと。
プーチン大統領も重要な賓客が来訪したときには、ここに連れてきていると、映画の中でもエピソードが紹介されていました。
ダ・ビンチの絵画やミケランジェロの彫刻、ラファエロの絵画、などなど・・至宝の数々が高画質な映像で紹介されていました。
特に私が気になったのは、女帝エカテリーナの宝飾コレクション。
エカテリーナ特注の素敵な宝石棚?いやいや、引き出しのある箪笥状の素敵な保管庫に、エカテリーナが当時収納していたそのままの状態で見ることができました。圧巻でした。
ミハイル・ピオトロフスキー館長や各専門の学芸員、著名彫刻家のアントニー・ゴームリーや世界的建築家のレム・コールハースらがスクリーン上で各コレクションの背景にある歴史と人々について語っていました。
そしてエルミタージュが遭遇した数々の困難(戦争の火の手避けて一夜にして美術品を運び出す様子など)、そして館員が受けた受難のことも・・。これは映画を見ていただくまで書かない方がいいので具体的に書きませんが。
千葉では千葉市中央区の千葉劇場で上映されています。
ただ、美しいものを単純に見たいからという理由だけで行ってしまうと、このドキュメンタリーが割と淡々としているのでつらいことになってしまうかもしれません。ストーリーがあるわけではないので・・。
ちょっと覚悟して、気合いを入れてから行った方がよさそうですよd(^_^o)
【Now Playing】 オトナのJAZZ TIME / 島崎保彦他 ( ラジオ日本 )
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