フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »

2017/06/30

AIが、そんなにいいのか

20170630_ai01

ここのところ、“AI(人工知能)”という言葉を聞かない日はありません。
ついこの間では、「AIスピーカー」っていうのが出来てきて、そのスピーカーに今の自分の気分を語りかけると、その気分にちょうどいい音楽を奏でてくれるんだって・・自分の聞きたい音楽くらい“機械様”にお教えいただかなくたって決められるよ、決められなくて人間やってられっか、つうの。

「素晴らしいことでしょう、どうです」って、そのニュースでは自慢たっぷりでしたが、バカみたい・・って思いました。

今話題の将棋だって、もう人間は人工知能に勝てなくなってきてますよね。
そうすると現在連勝中のあの人の価値は下がるの??そんなことないでしょ。
人間が自分の頭脳から絞り出して対局するから皆が夢中になるんだ、「ついにコンピューターが人間に勝った」みたいによろこんでいる人がいるけど、それがどうした・・と、いつも思います。

クルマの自動運転に関してはいいことがたくさんありそうですが、事故対策や老人向けにはとても良いと思いますが、今やクルマに興味のない若者が多く、人工知能にたよった運転に完全に“おんぶに抱っこ”状態になると、人間自体の能力が退化の一途をたどるのではないかと危惧いたします。

それに、F1や、この間佐藤琢磨さんが勝ったインディなどのレースも自動運転技術の戦いになってきて、しまいにゃ人が乗らなくなるでしょう。
それが面白いかねぇ。

どんどん考えていくと、既にそういう状態に入っているのかもしれませんが、作曲、作詞に関してもAIまかせになって、機械が作った音楽に涙することになるかもしれません、いやもうなっているかもしれない。
ついでに絵画などの美術にも及んで、人間は何もしなくなって、それで何が楽しいんだろうね。

仕事だってほとんどAIにお願いしていくと、もう人間のすることはなくなってきて、失業も今よりも大きな社会問題になってくると思います。「そんなことはない、人間はそんな中でさらにグレードの高い仕事ができる」なんていう“幸せな”御仁もいっぱいいると思いますが、“過去ん十年”コンピューターが代わりに仕事してくれて、幸せになった人間なんて一人でもいるのかね。
決してそういうものの発達が人類の幸せにつながるとは思えない、というか幸せになったためしがない。

簡単に今思いついたことを書いてみました。
人は毎日の些細なことを自分でやって、つまらないことでもそれをやるから生きて行く楽しみがあったりするものだ、ということが書きたかったのです。
結論としては「人の愉しみを邪魔すんなよ、AI!!」ってことです。それじゃまた。


【Now Playing】 Maybe September / Tony Bennett & Bill Evans ( Jazz )

2017/06/29

「夫婦の散歩道」を読んだ

20170628_tsumura_setsuko01

『夫婦の散歩道/津村節子著(河出文庫)』を読みました。
夫婦ともに作家で、結婚生活は五十余年、苦楽を共にし(結婚してからしばらくは苦が多くを占めていたことが読んでわかる)、夫の吉村昭さんが亡くなるまで、またその後の津村さんの様子、そして夫に対する想いなどが綴られています。

とても淡々と書かれているのですが、夫婦が二人で歩む夕暮れの公園での様子、旅に出ての出来事、感じたこと、二人が関わった懐かしい人たち、200頁の本でしたが、内容は心打つものでした。

夫の吉村さんが亡くなったあとに見ることになった手紙には妻、家族を守るために「作家として売れることがなければ筆を折り生活の為だけに働く決意」が兄弟宛に書かれていました。

夫吉村さんの作家としての姿に亡くなるまでも、そして亡くなったのちにも敬意を失わず、夫婦二人で真摯に作家活動をして、さらに夫婦が出会ったかけがえのない人達に対するお付き合いの仕方もなかなか普通の人には出来ないものだと思いました。

あまりにも自然な文章で、すらすらと読み進むことができるのに、心に強く入ってくるそれぞれのエピソード。
夫婦として長い年月を連れ添うには、こんな自然体の二人のあり方が理想なんじゃないかと思い、自らに照らし合わせ、「まだまだだ、自分達」と反省もいたしました。

巻末には、“あとがき”にかえて夫の吉村昭さんの最後の様子が書かれていて、思わず涙してしまいました。
私が、先立つことになったとして、妻にどういうものを残せるか、妻にどんな想いで接することができるか・・あらためて考えるきっかけになりました。
しみじみと良い本でした。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 井上和彦、ケント・ギルバート ( YouTube )

2017/06/28

【簡単・3分宝塚講座 Vol.28(将棋みたいに感想戦をやろう)】

20170623_hibiya_dona

宝塚が好きな皆さん、こんばんは。
そして、これからどんどん好きになりそうな皆さんもこんばんは!

今回は宝塚観劇後の行動についてお話を。

最近は将棋の話題が各家庭でもにぎやかに語られるような状況だと思いますが、報道の様子を見ていると、戦いが終わったあとに、さっきまで闘っていた二人が戦いの様子を振り返る“感想戦”というものを行っているのにお気づきだと思います。

それがまた味わい深く、さっきのまで戦いがより深いものになっていくような気がします。

そこで、宝塚観劇のあとに“感想戦”いかがでしょうd(^_^o)

私も子供達や、ヅカ友との観劇後は別に闘ってきたわけではありませんが、今回の演目はあそこが良かった、あれはもう少しこうした方が良かったのでは?、あの人の演技、歌が良かったなど・・(*^_^*)・・楽しい感想戦を繰り広げます。
これが楽しいんだなヽ(=´▽`=)ノ

観劇終わりました、はいサヨウナラではあまりにも、もったいないじゃありませんか。
好きなものを食べたり、ビールなどを飲んだりしながらの感想戦、ぜひにとおすすめです。

ちなみに写真は、長女と観劇したあとによく行く、日比谷のスパゲティ食堂 Dona のスパゲティです。
劇場が近いせいか、感想戦の声があちこちから聞こえてきます。
これもまた楽しみのひとつです。
きょうのあの演目、ああそうか、こんなふうに感じている人もいるんだな、なんてね。

というわけで、今回は将棋だけでなく、宝塚観劇後も“感想戦”をやってみよう(゚ー゚*)。oOというお話でした。


【Now Playing】 Love Me Or Leave Me / John Lewis ( Jazz )

2017/06/27

「旅に出る ゴトゴト揺られて本と酒」を読んだ

20170626_makoto_shiina01

『旅に出る ゴトゴト揺られて本と酒/椎名誠著(ちくま文庫)』を読みました。
これは2001年に本の雑誌社から刊行されたものを2014年に文庫化したものです。

だから文自体は10年以上前のもので、椎名さんの文体も勢いがあるし、しかも余裕がある。
全体にはゆったりと流れるように書かれていて、読んでいるこちらも楽しみながらゆっくりと読めました。

「めざせ ウ・リーグ」の話も過去に何度か出て来たことがありましたが、椎名さん、そして椎名さんの仲間達らしい楽しいスポーツと活動のお話でした。
つまり ウ→漁師の使う漁網についてる“浮き球”のこと、それを使って三角ベース・・懐かしい(^^;)・・で野球をやったらあまりにも面白いので、やがて全国を回って戦いを繰り広げるというものです。

子供の頃、草野球をやって、しかもメンバーが足りずに三角ベースでやっていたあのワクワクする気持ちを思い起こさせてくれました。

また、椎名さんがいつも書くキャンプでの話。
寝袋で寝るときの心地よさを書いてあって、個人用テントの中をきちんと片付け、防寒用の薄いマットを敷き、エアマットをその上に置く。
それから羽毛の寝袋をひろげ、何かを丸めて適当な枕を作り、喉が渇いたときのために傍らに水筒を置き、ヘッドランプを頭にくくりつける。

・・もうここらへんでなんだか“いい感じ”でしょ?!d(^_^o)
でもって、そのヘッドランプの明かりの中に文庫本をひろげるときの心地よさ・・って書いてあって、私としてはこういう文に“うっとり”してしまうんですよね(*^_^*)

そばではさきほどまでひとしきり話をしていた焚き火の爆ぜる音がする。
テントの生地を通して、その炎がゆれているのがわかる・・。うう、たまらん。

本を読むのに疲れたら、ヘッドランプを消していつでもそのまま睡り込んでいくことが出来るのだ・・そうか、そうか、そりゃいいっ!!こういうのがうらやましいのです、私…σ(^_^;)

とにかく、そんな椎名さんの羨ましくも、楽しく、そして時にはいつものように椎名さんが、なんだこれは!と怒るようなエピソードまで、たくさん掲載されています。
楽しく読んでください、ビールでも飲みながら(^-^)/☆


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 青山繁晴 ( YouTube )

2017/06/26

【行ってみた、喰ってみた、飲んでみた、酔ってみた №005 千葉市中央区弁天/まとい亭(カフェ・パスタ・ケーキ)】

20170624_matoitei01

今回は「喰ってみた」編です(*^_^*)
JR千葉駅東口を左に出て地下道を通り、地上へ出ると弁天界隈です。
地上へ上がったら千葉公園方向にちょっと歩くと左側に見えてくる「まとい亭」。
見つけたら階段を上がって二階にある入り口へ!

店内は“和”テイストの不思議空間。ちょっと“狭め”なのがまた隠れ家的で、自分だけの場所的な心をくすぐるのでした。

初めて来たのですが、なかなかいいです、この空間。


20170624_matoitei02

家族でやって来たのですが、注文したのは、本日のおすすめの「自家製生ハムとクリーミートマトパスタ」・・クリームチーズがのってますd(^_^o)マイルドなソースも美味しいし、生ハムが素晴らしく美味しかったのでした。


20170624_matoitei03

こちらはトマトテイストのパスタなのですが、緑色のソースはズッキーニなのです。
これは妻が食べたのですが、意外や軽くてどんどんすすんだのでした。


20170624_matoitei04

こちらはレギュラー・メニューのきのこのカルボナーラ、長男が「うまいぞ」って食べてました(^^;)


20170624_matoitei05

ここはケーキ類も美味しいらしいので、追加でいっちゃいましたヽ(=´▽`=)ノ
妻はホット・アップルパイ。アイスも乗って美味とのこと。写真を撮るからちょっと待ってと言ったら、「はよせんかい、アイスが溶けるじゃないの」と叱られました…σ(^_^;)


20170624_matoitei06

こちらは私と長女がたのんだ、チョコ入りのチーズケーキ。
こいつは濃厚でまたまたうまかった!


20170624_matoitei07

長男はチョコ好きなので、チョコレート・ケーキ。
黙々と味わっていました。感想は?と聞いたら「うまいよ、もちろん」とのことでした(゚ー゚*)。oO


20170624_matoitei08

ここはカフェとしても人気らしく、昼はまた別の顔があるのかもしれません。
前から気になっていたので家族みんなで来てみましたが、全員「もう一度来たい」という意見で一致いたしました(^-^)/☆リピーターになりま~す!!


【Now Playing】 日本リアライズpresents / ドランクドラゴン鈴木拓宅 ( TBSラジオ )

2017/06/25

「この日のビートルズ」を読みました

20170623_satoru_kamibayashi01

『この日のビートルズ/上林格著(朝日文庫)』を読みました。
この本は、朝日新聞デジタルサイト「どらく」で連載された「この日のビートルズ」を再構成したものだそうです。

第一印象は、とても真面目にビートルズ現役時代の大きな出来事を丹念に拾って丁寧に真面目に書いている、という感じです。

私とは年代的に近い著者のビートルズ経験は、かなり似たものを感じます。
ということは、実際にビートルズを体験(ほとんど後追い体験)したときには、ネットも無く、情報もめっちゃ少なく、関連書籍に書かれていることも今にしてみるとかなり誇張したものや憶測が多いということになります。

また、ビートルズに対するいわれの無いバッシングのようなものも多分経験されていると思います。ツェッペリンなどのハードロック系や、プログレ系のファンなどからもひどいことを言われた世代です。

そんな辛い体験を経た後には、インターネットが普及し、ビートルズファンであることを堂々と言える時代がやって来て、関連書籍も次々と出版され、新たな事実や、謎であったエピソードなども解明され、さらにレコーディング時の細かい逸話なども徐々に明らかになってきて、やっと“我が世の春”を経験するわけです、私達後追い第一世代。

そんなことで、ビートルズの節目の出来事について著者はとても丁寧に書き、まとめています。
既に知っていることも多いのですが、それにしてもこれだけのことをまとめ上げるのはたいしたものだと思いました。
私にとってもビートルズ現役時代のエピソードを復習することが出来ましたし、ちらほらと私の知らなかった話題も見受けられ、それも楽しく読むことが出来ました。

デッカのオーディションから、最後のフォトセッションまで、感慨深いものがありました。
ビートルズファンで、もう一度彼らの現役時代を“悪口”やメンバーの誰かに“偏った”記述などを抜きにして真摯に振り返りたい人にはおすすめです。

彼らのその時々の気持ちが伝わってくるような本でした。


【Now Playing】 You've Got To Hide Your Love Away / The Beatles ( Rock )

2017/06/24

雪組・幕末太陽傳/ Dramatic“S”を観劇いたしました。

20170623_snow_troupe01

宝塚歌劇・雪組東京公演「幕末太陽傳/ Dramatic“S”」のミュージカル、ショー二本立てを見て参りました。

この公演はトップスターのお二人、早霧せいな(さぎり・せいな)さんと咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんの退団公演でもあります。私にとってもお二人のステージの見納めです。

まずは「幕末太陽傳」。
“幕末ファンタスティック・ミュージカル・コメディ”とでも呼べばよいのでしょうか、私はこのミュージカルの元となっている映画(1957年・監督:川島雄三)を見たことがないのですが、なんというか“和風「グランドホテル」爆笑版”みたいな(*^_^*)感じでしたよ。

私は落語好きでもありますので、この物語が「居残り佐平次」を主人公にして中心に据え、「品川心中」「三枚起請」「お見立て」などの“爆笑ヒューマン噺”を盛り込んだものであることがすぐにわかり、もう笑う準備をしながら見てしまいました。

早霧、咲妃の黄金コンビは今回も健在!、笑わせるし、人間的な面白味も巧みに表現し、この二人の切磋琢磨しつつの進化ぶりはいつも感心するだけでなく観ている私達の心を打ちます。
早霧さんの佐平次の飄々としながらも、人間味あふれる人物像、他の人では出来ないでしょうね。


20170623_snow_troupe02

今回で退団される鳳翔大(ほうしょう・だい)ちゃんも、咲妃さんに騙され、無理矢理心中させられ、海に突き落とされる役でしたが(^^;)、さすが大ちゃん、なんでも出来ますd(^_^o)世界一かっこいい大ちゃん、おもしろい役だってこんなもんです!大好きっ(*^_^*)

こんな奇想天外、奇天烈な出し物をやろうというのも、すごいことですが、それをやってしまう雪組の総合力はいまやたいしたものです。
“和モノ”に何の違和感も感じさせないのも雪組ならでは、専科・ベテランのうまい配置もピタリとはまって宝塚風幕末絵物語の出来上がりです。お見事でした。まだ見ていない人、びっくりするよぉ~(゚ー゚*)。oO


20170623_snow_troupe03

ショー「Dramatic“S”」、これはもう次から次へと波が押し寄せるように素晴らしいシーンの連続です。息つく間もないですよ、行ったら覚悟しといてねヽ(=´▽`=)ノ
退団される早霧さん、咲妃さんお二人の絡みのシーンには、もう・・涙があふれて・・でも泣いている場合ではないくらい、他の組子達の全力のエネルギッシュな舞台展開が素晴らしく、「雪組って、こんなに“熱い”組だったっけ?!」と深く感心してしまいました。
組子の成長ぶりは早霧さんがトップになってからまさに“急成長”!!誰もかもがカッコイイ男役、素敵な娘役になっているのですよね。
今、私は雪組が一番好きかな。

次期トップ娘役の真彩希帆(まあや・きほ)さんがソロで歌う場面もあったのですが、歌がうまいねぇ~、このくらいの歌唱力であれば、次期トップ・望海風斗(のぞみ・ふうと)さんと歌いまくる演目もOKでしょう。楽しみがまた出来ました。

また、今回のロケットは今まで見たこともない“アクロバティック”なもので、脚を残したままでの前転のような動きや、側転などの動きも入り、しかもサークルを作るようなフォーメーションも眼新しいもので、観客席は「おおっ」という歓声と、大拍手に包まれました。

さらに、早霧さんがキメたあと舞台から捌けていくときに宝塚劇場では非常に珍しい「ヒューッ」とか「フォーッ」とか、「イェーッ」っていうような歓声が起こっていました。実に珍しいことです。全国ツアーでは何度か経験したことがあるのですが。
それだけ早霧さんを皆で応援し、送り出してあげようって気持ちが盛り上がっているのでしょう、いいじゃありませんか。

以上、簡単ではありますが、早霧・咲妃トップコンビさよなら公演の様子を報告いたしました。
もう一回見たいけど・・かなわないなあ。
それじゃまた、次の観劇報告でお目にかかりましょう(^-^)/☆


【Now Playing】 Before Sunset / kb ( InstrumentalMusic )

2017/06/23

へんな話だと思った

20170623_newspaper01

久しぶりのアップになりました。ちょっと疲れていました。書かずに充電してました。
では、今回の話題に。

このブログでも何回か書いてきたこと。
いわゆる“〇〇〇48”とか、地方名のイニシャルを冠した数十人の女子を集めた芸能グループの“総選挙”と呼ばれている商売、まだやっていたことをニュースで知りました。

そのニュースは選挙で上位入賞した須藤さんという女性が、入賞挨拶の際に「自分は結婚する」と宣言して、それがファンに対する裏切り行為だというものでした。

グループには「恋愛禁止」というルールがあるらしいけど(でも、問われるとそのグループの有名な“総帥”的な人物は「そんなことは言っていない」とうまく逃げるのです。だったら「そんなルールは無い」と言えばいいのに、言わずに暗黙のルール化にしてうまいこと商売をやっている)、禁止だと言われて恋愛、恋心が遮断できるものだと思っている方がおかしいと、私は思います。

ルールがあったら人を好きにならずにいられるなんて、自分が同年代の時に電撃を受けたように人を好きになったことを思い出してみたらいいと思います。たとえば今は勉強する時期だから人を好きになってはいけない、なんて言われても“人間なんだから”止められることと止められないことがある・・そのくらい人としてわからないと、他人の人生を狂わせることになるよ、と思いました。

怒っているファンについてニュースで語られていましたが、同じCDを何枚も(10万円単位で買っている人がたくさんいるらしい)買って“選挙権”を手に入れ投資しているのに、なんということをした・・ってことらしいです。
「その何十万という投資を他のことにしてみろ」と言いたい。CDは聞くものだ、同じものであれば一枚で充分あなたの好きな人の歌声が聞けるのだ、応援したいのなら別の方法でするがいい。

選挙権を売っている側も、本来の音楽や映像等を売るのでなく、昔の「紅梅キャラメル」や「仮面ライダースナック」(買ったら中身を捨てて応募券やカードだけを取り出す、本来の食べ物を売ることから外れたものを売る行為)的ないかがわしい商売をしていることに対して自戒の念を持った方がいいと思うが、“儲かったらそれでいい”のでしょう。それに“乗せられて”そんな商品を買っている人もいいかげん意識した方がいい。

ファンにも総スカンを喰い、グループの仲間からも冷めた目で見られているらしい須藤さん。
ファンも、グループの仲間のひとたちも、人が人を好きになること、結婚したいと思うこと、それがどういうものか、もう一度心を落ち着けて考えてみたらどうでしょうか。

一人の人間に対して恋愛してはいけないとルールづけすること、音楽やダンスなどを含めた芸能そのものを売ることがビジネスの中で“ないがしろ”にされていないか、人が自らの思う道を歩むことに対して尊重することが自分自身の人生に対しても応援になるのではないかということなど・・、もう一度自分をニュートラルな位置に置き直して思い、考えてみることは大事だと思いますがいかがでしょうか。

久しぶりのアップで、思うように書けませんでしたが、言いたいことのエッセンスは書けたと思います。それではまた次回に。


【Now Playing】 りんご追分 / 美空ひばり ( 歌謡曲 )

2017/06/18

父の日に珈琲豆を挽いた

20170618_coffee02

昨日17日に長男から「父の日のプレゼント、これ」と渡され、「今晩はこれから友達の家に泊まりに行くから先に渡しておくね」と出掛けて行きました。


20170618_coffee04

なんだろうと開けてみると、珈琲ミルのかわいいのと豆でした。
そういえば新婚時代には珈琲を淹れていたなぁと思い出しました。
最近はインスタントか、パックみたいなものに入っているやつだけですませていました。

なぜに珈琲ミルにしたのかはよくわかりませんが、でも私はうれしい!ヽ(=´▽`=)ノ


20170618_coffee01

翌朝、さっそくガリガリと豆を挽いて、妻と二人、いい香りのする珈琲を淹れてみました。
カップは新婚当時に二人で買ったものを久しぶり妻が出してきました。
妻もフレンチトーストでも焼こうかと、ちょっといい朝食になりました(*^_^*)

久しぶりにこうして淹れた珈琲は長男の気持ちもこもってか、美味しいのでした(゚ー゚*)。oO


20170618_coffee03

そうこうしているうちに珈琲のいい香りに誘われて長女も起き出して、「私にも淹れてよ」ときたのでもう一杯。
三人での楽しい朝食となったのでした。


【Now Playing】 「いい音楽あります。」 / クリス松村 ( ラジオ日本 )

舞台をみて歌詞をかみしめていたら・・今の世の中がみえてきた

20170617_newspaper01

このブログでもご紹介した宝塚歌劇・星組が東京で先だってまで公演していた「スカーレット・ピンパーネル」はフランス革命後の国の様子、そしてイギリスからそれを見て苦しむ人々に手を差し伸べるピンパーネル団の活躍を描いたミュージカルでした。

あの舞台を見ていて、歴史物語なのに、主人公やその他の人たちが歌い上げる主題歌「ひとかけらの勇気」が、ずしんと心に響いたのでした。

その歌詞と共に私が客席で感じたことについて少しふれてみます。

ひとかけらの勇気

どうしてだろう この世の中に
欺瞞と不正 溢れている

・・どこかの学園の認可についての〇〇省にあったという文書、あった・ないの嘘と欺瞞、そこには不正もあって、さらに正義の顔をしている人物も実は既得権益を守り、天下り先を確保するために奔走していたのにそれを指摘され、みっともない行動に出る。
どっちもどっちだ、溢れている不正と欺瞞


人が自由に 歓び分かち
愛し合える 至福の日は 来るだろうか?

・・歓びは分かたれていない。歓んでいるのは、自らの利益のために法まで変えて人々を騙し、あろうことかそれを礼賛して自分の首が絞められていることに気づかない人を嘲笑いながら見ている奴らだ。至福の日は来るのか?来ないよ、ずっと。


遠国(とつくに) 嵐吹き荒れても
僕は見逃しはしない
ひとかけらの勇気が 僕にある限り

・・自分のふだんの生活には関係ない、身の回りさえ何とかなっていればそれでいいや、関わり合いにならない、と思っているうちに事は進展していくのだ、どんどんと。ほんのひとかけらの勇気があれば、たったひと言でもいい、「それは違うんじゃないか、それが人として国として正しいことなのか」と言ってもいいじゃないか。でも、“長いものには巻かれろ、札束には切られろ”ってことになっている。


どうすればいい この世界から
争いの炎 消えはしない
人が築いた 心の壁を
打ち砕き 解き放つ その日はいつか

・・世界のリーダーたる者が〇〇ファーストと言って、争いの炎を燃やそうとし、心の壁を打ち砕くどころか、より強固にし、あろうことか物理的な壁まで作ろうとしている。


強い力 立ち塞がろうと
僕は諦めはしない
ひとかけらの勇気が 僕にある限り

・・何度も諦めた方がいいと思ったし、ひどい目にも実際遭わされたこともあったが、今は心に何か静かに風が吹いている、ひとかけらの勇気はまだある。だから書いている。このあいだ会った学生時代の担任の先生にもそれでいいのだと言ってもらった。


登れない山 渡れない河
数多(あまた)の障壁乗り越えて
例えこの身 傷付こうとも

・・登れなかった山ばかり、渡れなかった河ばかりだったが、それでも最後に残された自分の真実の心に従って残りの人生を生きて行こうと思う。


僕は行く 君の為に
ひとかけらの勇気が 僕にある限り

・・君とは妻であり、家族であり、誠実に生きている人。勇気は死ぬまできっと私の中にあると思っている。

2017/06/17

『酒談義』・・読んだ

20170617_kenichi_yoshida01

『酒談義/吉田健一著(中公文庫)』という本を読みました。
著者は吉田茂元首相の長男で、英仏にわたる翻訳、文芸批評、小説も書き、多彩な文筆活動をされていた方だったのだそうです。
そして、この本を読むと、吉田健一さんの人生は酒とともにあった、・・そんなふうに感じました。

私が読む“酒関係”の本(^_^;)は、たいてい、地方の風景や、人々、そして地元のおいしい肴などと共に酒が語られるものばかりですが(それが正道ですものね)、この本の内容は吉田さんが酒そのものを語り、酒と自分をどう対峙させるか、酒とは何なのだ、美味しい酒をそのまま風呂にして浸かりたい・・など、真っ正面から取り組みすぎてどこか幽玄の世界にまで入り込んでしまったような、そんな本でした。

主に日本酒について書かれていますが、ワインやシェリー酒、ウイスキー、ブランデーなどについてもふれられています。
それらについていわゆる肴というか、相性の良いものも書かれてはいるのですが、酒(日本酒)については、そもそも肴なしで酒そのものを感じつつ、あっちの世界に行ってしまうのが一番だ・・的な書かれ方がされているのです。
私は、まだそういう境地に到達していない・・いかないと思う・・ (・_・;

酒は飲むほどに人の身体だけでなく、何か心のひだに染み渡り、やがては人生の隙間にじわりと染み込んでくる、そんなものなんじゃないかと私は最近思い始めています。
だから、酒が飲めない人も多く有ると思いますが、人にとっては人生、家族とともに自分にとっての大切な“友”のような存在かもしれないと、そう感じているのです。“下戸”の方、意味がわからないと思いますが、ごめんなさい。

今まで読んできた“酒”の本とはちょっとちがうこの「酒談義」、酒とともに人生がある・・(゚ー゚*)。oOと思っているあなたには“いい本”かもしれません。


【Now Playing】 ナイツのちゃきちゃき大放送 / ナイツ ( TBSラジオ )

2017/06/14

ラジオ、ニッポン放送で元NHK相撲アナウンサーの杉山邦博さんの声を聞きました

20170614_sugiyama01

今朝のラジオ、ニッポン放送の「あさラジ(髙嶋ひでたけさんがインタビュー)」に懐かしい元NHKの相撲アナウンサー・杉山邦博さんが登場していました。

私が子供の頃、杉山さんはNHKの相撲中継で活躍されていました。
その頃は、もうひとり、アナウンサーで北出清五郎さんがいらっしゃいました。
北出さんは名調子で、とてもわかりやすく、丁寧、緻密で正確な印象でした。小学生の感想ですけど…σ(^_^;)

また、当時の解説は神風正一さん(“きっぷ”がよくて、小気味よい)と、玉ノ海 梅吉さん(穏やかで重厚、かつ相撲愛あふれる感じ)のお二人がいらして、両解説者ともに小学生の私にもとても理解しやすい解説でした。

そして、きょう久しぶりに声を聞くことができた杉山さん。
杉山さん、ふだんは割と大人しく、冷静な感じでしたが、千秋楽などの大一番ではけっこう感情を露わにして“魂のアナウンス”になるのが、私の楽しみでした。
先代の貴乃花が横綱をかけた大一番で敗れたときだったか、場内の悲痛な“悲鳴”とも言えるような、ため息ともとれるような声が上がる中、声をふるわせてのアナウンスが今でも印象に残っています。

相撲が大好きなんだよね・・、夢中で話されていました。
髙嶋さんによると、収録が終わったあとも、30分くらい熱烈にお話されていたとのことでした。
私も子供の頃の一時期、夢中で相撲を見ていた頃がありました。

大関“猛牛”琴櫻が二場所連続で優勝(のど輪で輪島を一気に土俵の外に持っていった)し、横綱を手中にした感動のシーンや、大好きだった関脇・旭国が小兵ながら技を駆使して大関になった頃が一番相撲に夢中だったときかもしれません。

大人になると、生中継で相撲を見ることができなくなり、それにつれて相撲から遠ざかってしまいました。かつては「相撲」と「大相撲」という二大相撲雑誌を親に取ってもらっていたのに・・。

番組の司会者、髙嶋さんも小さい頃からの相撲好きだったようですが、私も「相撲」の世界にもう一度近づいてみたくなりました。
世間ではまた相撲人気が盛り上がっているようですが、すっかり疎くなっている自分、また元のように熱心なファンになれるのか・・、ちょっと二の足を踏んでいるところです。


【Now Playing】 愛と死の輪舞 / 瀬奈じゅん ( ミュージカル曲 )

久しぶりにマイルスをじっくりと味わってみた

20170613_miles01

14年前に私が幹事になり、中学時代の同窓会を開いたことがありました。
それからはそのとき集まった同窓生とは今ほどSNSなどのネット関係の状況が良くなかったので疎遠になってしまいました。

今年になって同級生がこの夏にまた集まろうと動きを始め、私にも声が掛かったので、何人かの同級生に連絡を取ることになりました。

その中に中学、高校と一緒だった男の同級生がいたのですが、14年前の同窓会時に声を掛けて以来、まったく音信不通となっておりました。
勇気を出して14年ぶりに電話してみましたが、声もまったく変わらず、話し方、雰囲気もそのままでした。ほっとしました。
逆に「変わっていないかい?」と聞かれ、「いやもうすっかりただのオジサンになってるよ」と応えたのですが、あれからの時間は年数よりも二人の距離を拡げてしまったように思っていました。

中学、高校時代は互いの家に行き、お互いの好きな音楽を聞き合ったものでした。
彼はクラッシックがほぼ80%、残りはプログレッシブ・ロックやクイーン、エルトン・ジョンなどを聞いていたと思います。彼はキーボードを弾いていたので、その影響もあったのかもしれません。
私は解散後のポールを中心にビートルズばっかでした。

お互いに好きな曲についてあれこれ意見を言ったりして楽しかったのですが、もう会うこともないかな・・と思っていたところでした。

久しぶりに話したときに向こうから「最後に会った頃にジャズを聞き始めたと言ってたよね」と言われ、「僕はジャズが嫌いだったけど、今は“マイルス・デイビス”が大好きで聞いているよ」・・と、当時の彼を知っている私には驚きの近況が語られました。

そこからは一気に、「ビッチェズ・ブリュー」や「カインド・オブ・ブルー」「スケッチ・オブ・スペイン」「バグズ・グルーブ」などのアルバムタイトルが次々に互いから出て、夢中でジャズの、マイルスの話をすることになりました。

結局同窓会には出席してもらえないことになりましたが、でもこれをきっかけにまた電話してジャズの話をしようということにまで進展し、うれしく電話を切りました。

私はさっそく、 iPhone にマイルスのアルバムを20数枚分入れて、通勤途中のクルマの中で聞き込んでみました。マイルスはやっぱり・・イイッ!!ヽ(=´▽`=)ノ

また電話する勇気もわいてきました。
昔みたいに音楽の話で何時間も過ごせるような仲に戻れるとよいのですが・・。


【Now Playing】 Bemsha Swing / Miles Davis ( Jazz )

2017/06/11

サージェント・ペパーズ・・50周年記念盤、ブルーレイの画像も見てみた

20170611_sgt_video01

表題のデラックス・エディション、音源の方のCD2,3,4も聞きました。
これについては、ビートルズを聞き込んだ人には、「この曲はこういうふうに作られていったのか」などと興味をそそられるものがあるかもしれませんが、マニアの域にまで入り込んでいない人には全部聞くのは大変だったことでしょう、お察し申し上げます。

さて、そんなわけで上記CDにはふれずに、同梱されていたブルーレイの画像の方、見てみました。そこに入っていた音源の方は、それを立派に再生する手段を持たないので、今回は割愛いたします…σ(^_^;)

画像の方はストロベリーやペニーレインなどのプロモ画像があり、あの時代にこれを作ったのか、とあらためて新鮮な気持ちで見ることができました。今見ても面白い画像です。

そして、サージェント・ペパーズ・・のメイキングの画像はとても楽しめるものでした。
元気だった頃のプロデューサー、ジョージ・マーティンがマルチのテープを回しながら、サージェントの製作過程を語ってくれて、それにポール、リンゴ、ジョージのコメントも添えられていました。

ジョージ・マーティンはフェーダーを自分の指の一部のように自然に操作し、どの曲のどのトラックに何を入れたか、どの曲のテイク〇〇にはどんなボーカル、ギター、ドラムなどが入っているか、引き出しを開けるようにスイスイと紹介してくれて、ファンには楽しいことこの上ないです。

そのとき、メンバーの誰がどんなことを言ったか、したか、鮮やかに記憶していて、このアルバムの製作が彼にとっても素晴らしい時間であったことがよくわかりました。

また、ポールもジョージもリンゴも当時のことを事細かに覚えていて、様々なエピソードを披露してくれています。
特にポールとジョージはこのアルバムを作っていく中で“遊び心”をふんだんに発揮していたことがわかりました。

天の邪鬼のジョンは後にサージェント・ペパーズ・・を揶揄したりもしていましたが、ジョンの取り組みもこのアルバムでは素晴らしいものであることがよくわかったし、ジョージ・マーティンのジョンの曲への思いや、ジョンの当時の様子もたくさん語っています。
それがまたうれしい!d(^_^o)

一時期、サージェント・ペパーズ・・は、不当に低い評価を受けていて、「リボルバー一番」みたいな、“わけがわかった”風な人が跋扈していて辟易としたものですが、さあ、あの頃のあの人たち、今どんな顔して聞いてんの?!

結局は買ってよかった、このお高いデラックス・エディション、ファンなら買って損はないでしょう、どうします?買っちゃう?!


【Now Playing】 Lucy In The Sky With Diamonds / The Beatles ( Rock )

2017/06/10

『PEN散歩』・・blog版・夕刻の庭

20170608_garden01

facebook ではすでにアップいたしましたが、こちらブログでも庭のようすをPENで撮ったものをアップいたします。


20170608_garden02

平日の夕刻、帰宅して何気なく庭を見渡すと、今までと異なる花々が咲いていたため、光は足らなかったのですが、PENを持ち出し撮ってみました。


20170608_garden03

ほっとするひとときです。


20170608_garden04


20170608_garden05

20170608_garden06


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 大高未貴・武田邦彦 ( YouTube )

「ひかりの魔女」を読んだ

20170609_koushi_yamamoto01

『ひかりの魔女/山本甲士著(双葉文庫)』を読みました。
山本さんの作品は、読む度に心の中にほのかな火が灯る感覚をおぼえます。
人の心を信用しない、無視する、自分だけよければいいのだ・・そんな人ばかりの世の中で、山本さんの書く物語は自分が小さかった頃にいた周囲の人たち、町の人たちの様子を彷彿とさせてくれます。

今回はおばあちゃんとその孫が主人公ですが、おばあちゃんと一緒に暮らしていた長男が事故で亡くなり、次男家族宅に身を寄せ、父母・長男・長女の家族の中におばあちゃんが入ってきます。
遠慮がちに見えたおばあちゃんですが、浪人中の孫と、かつて書道を教えていたことのある生徒であった人たちのところに挨拶に回ります。

そこで孫の男性は、おばあちゃんのなんでもないような心遣いがかつての生徒達の心をつかみ、やがてその周囲の状況をどんどん良くしていく様子に気づきます。

そして、おばあちゃんが来るまでは最悪の状態だった四人家族がおばあちゃんのさりげない“魔法”によって家族の繋がりを取り戻し、輝きはじめるのでした。

おばあちゃんがつくるごく普通の和食は、家族やおばあちゃんのかつての生徒達(おばあちゃん信者?)を幸せにしていきます。
山本さんのお話に必ずといっていいほど登場する心を込めてつくった食事は、“心の繋がり”のキーワードなんだな、と思いました。

いつも私を夢中にさせ、幸せにしてくれる山本さんの作品。
今回も幸せ気分で読めました。
途中で何度も泣いてしまいました。人が人を思い、家族同士が何かのきっかけでより深い思いを共有する、・・ささいなことですが、今の世の中ですっかり遠ざかり、忘れかけている気持ちを呼び覚ましてくれるのです。

以前、山本さんの作品「わらの人」の読後感を書いたときだったか、著者の山本甲士さんご本人からこのブログにコメントをいただいたことがありました。
とてもうれしかったし、山本さんご自身のあたたかさも感じました。

また山本さんの作品を読んだら感想を書きますねd(^_^o)


【Now Playing】 She's Leaving Home / The Beatles ( Rock )

2017/06/05

50周年記念エディション「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド New Stereo Mix」“ざっくり”と聞いてみた

20170605_sgt_new_stereo_mix01

ビートルズが生み出した傑作アルバム、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が世に発表されて50周年。
それを記念してあらたにミキシングを行い、発表された New Stereo Mix バージョン。
ちょっと遅れましたが遂に手に入れましたので、さっそく聞いてみました。
今回は“ざっと聞き”した第一印象を書いてみます。
オリジナル・レコード、CDと同時に聞きくらべたわけではありませんが、私の耳に、身体に残っている、そして沁みているオリジナル盤の記憶と比較しながらのものです。正確ではありませんが、とりあえず、ざっと聞いたところです。
では、一曲目から曲順に。


1 Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band

いきなりバスドラムにパワー感があります。「やってやろうじゃないの!」というジャイルズ・マーティンの心意気が冒頭から伝わってきます。
おっと、ポールのボーカルは、なんだかゴージャスな感じがします。残響音などに変化を加えたからでしょうか。
右スピーカーのギターでは、ロックらしい音の歪み具合がはっきりわかり、くっきりとプレイが浮き彫りになっているような印象です。
いつも気になる、途中で“グキッ”とやめてしまうギターソロは、やはり・・そのまま・・。そこまで手を入れちゃねぇ・・と思ってのことか。
それからリンゴのスネアの音が突然消える謎の部分は、やはりそのままスネアの音は消えていました。これはたぶんバックのオーケストラの音を生かそうとして、スネアの音が消えてしまったと考えるのが相当ではないかと思います。つまり音源としてはもうその部分のスネアの音は残っていないのでしょう。
全体のコーラスについては、個々の声がよく分離して聞こえるようになったと感じました。
サビの前のボーカルの音は、ホールにいるような感じがより増していると思いました。


2 With A Little Help From My Friends

まずは、リンゴのハイハット・プレイが繊細でくっきりとした音で聞こえるようになりました。
タムタムも元々オリジナルでは、ワイルドな音の録り方がされていましたが、さらに迫力あるのものになっていました。
コーラスについても、これもまた分離してよく聞こえます。
ポールのベースは想像していたほどは強調されていませんでした。もともとかなり強調されていたからかもしれません。


3 Lucy In The Sky With Diamonds

次に、この曲ではドラム、特に、タムタムの音がドラムの裏側のヘッドが跳ね返る音まで十分に聞こえてくるようなサウンド表現をしています。。
サビのルーシー・インザ・・・の部分のベースの音がいままでと異なる気がします。エフェクト感があるもので、単音的ではありません。
最後のリフレインの部分のドラムも反響音が増した感じでした。


4 Getting Better

最初のコーラス部分にキレがあります。
ポールのボーカルにパワーを感じるし、ボーカル部分については、生音っぽい成分が増えたように思います。だからポールのボーカルも聞き取り易いし、逆に伸び伸びしているようにも感じます。
ポールのユニゾンになっているボーカル部分には切れ込むような迫力があり、「ジーン」というギター?の音も明らかに変化を感じました。そしてなんだか宇宙的空間のようなものを感じました。
ポールのペースはオリジナル盤より輪郭をぼやかして“ポーン・ボーン”いう感じを増強しているようです。


5 Fixing A Hole

ポールのベース、単音に聞こえないくらいのエフェクト増しの感じがします。
バックの弦楽器のサウンドには、ふわふわとした空間を感じるような気がしました。
エピフォンであろうリードギターの音もくっきりとした感じです。
リンゴのハイハットにかけているエフェクトも強調されているように思いました。


6 She's Leaving Home

明らかにスピードが上がり(モノラルのスピードと同化したらしい)、ポールのボーカルはステレオミックスに慣れた私には“高っ調子”に聞こえる(^_^;)
逆に外部ミュージシャンが弾いている弦楽器は上品になったように聞こえる。
ポールのボーカルの音自体はまろやかになったようにも感じました。


7 Being For The Benefit Of Mr.Kite !

いきなり迫力が1.5倍増し!d(^_^o)
リンゴのスネアもハイハットも増強1.2倍増し
バックのテープ編集した間奏部分も輪郭くっきりです。
ポールのベースも“こんなもんでどうだ”ってポールが言い出しそうなくらいバブン・バブンいってる(^^;)
ラストの部分のフレーズがオリジナルと異なっているように感じた・・気のせいか・・。


8 Within You Without You

オリジナルでは“もや”の向こうからジョージが語りかけてくるような感じだったが、割と目の前でジョージの説教を受けている…σ(^_^;)感じ。
聞き易いけど、不思議感は減ったように思いました。


※ここまで聞いてきて、うわさに聞いていたよりもまっとうなミックスになっていると思いました。
たぶん・・大袈裟に言っている人って、ふだんあまりサージェント・ペパーズ・・を聞いていなくて、オリジナルとそんなに変わらない部分も初めて聞くような衝撃を受けてしまっているのではないか、などと密かに思いました


9 When I'm Sixty-Four

バックのクラリネットなどの演奏にリッチな感じがします。
全体に豊かな曲になった印象です。
ポールのボーカルは、生音っぽい成分が増しているよう。
リンゴのブラシの音もエフェクト感を減少させ、すっきりした印象です。


10 Lovely Rita

ドラムの音、特にハイハットとスネアが“本日おまけ増量中”的な感じ(*^_^*)
感想のピアノもオリジナルよりもはっきりと聞こえます。
バック・コーラス、個々の声もオリジナルより分離して聞こえました。


11 Good Morning Good Morning

ドラムがドスドス、ズボズボいってる(^_^;)感じ
ベースもヤケになってるのかと思うくらい、“これもん”で弾いている。
スネアもこれでもかというくらいの大増量&響き線の音もがっしり入っている。
ついでにバスドラもドッスン・ドッスンすごいのでした。


12 Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)

こちらはバスドラを強調したいはずだと思っていたらそうでもない(^^;)
そのかわりボーカルは切れ込み鋭く、ロックでヤクザな感じ増強です。


13 A Day In The Life

ジョンのボーカルが豊かな音になっています。エフェクトで絞っている感じがしません。
そしてこの曲もリンゴのドラムを大増強するかと思いきや、割と冷静にほどほどに強化しているのでした。
でも、ドラムの裏側のヘッドの鳴りを拾うくらいのいい感じの強調がされています。この辺の加減が絶妙です。
途中のオーケストラの盛り上がり部分も意外とそんなに“やり過ぎ”感はありません。
ただ「ア~~ア~~ア~~」のところのサウンド的空間はオリジナルよりも浮遊感がリアルに出ていると思いました。
最後の「ダ~ンッ」ていう四人で三台のピアノを弾いた部分については、迫力がかなり出てましたd(^_^o)

いかがでしょうか、“ざっと聞き”状態の感想。
今回のアルバム全体についての感想は、また後日、もう一度聞き直してからにいたします。
それではみなさん、何度も聞いてみましょうね(^-^)/☆

2017/06/04

「三省堂国語辞典のひみつ」を読んだ

20170603_hiroaki_iima01

『三省堂国語辞典のひみつ/飯間浩明著(新潮文庫)』という本を読みました。
著者は国語辞典編纂者で、三省堂国語辞典の編集委員です。

私が現在主に使っている国語辞典は、同じ三省堂の「新明解国語辞典」ですが、今回この本を読んで“新明解”と“三国”と呼ばれる三省堂国語辞典のあり方っていうか、編纂の仕方が大きく異なっているということを初めて知りました。

“三国”は現代語の用例を採集するということを熱心にやり、まさに現代に使われている語を、この本にも書かれている“ストンと落ちる”形で読者に提供しているというのが最大の特徴であることがわかりました。
今までノーマークでした。
今度本屋さんに行ったら「三省堂国語辞典」、じっくり見てみようと思いました。

たとえば、「ふつう」という言葉が、今では“ほめ言葉”になっているという部分まで取り上げているのが“三国”です。
「ふつうに可愛い」とか「ふつうにおいしい」っていうのは「だれが見ても」・・という意味で現在使われています。・・私はまだ納得できないので、そんな使い方はしませんが。

世間ではめっちゃ嫌われている「させていただく」についても、著者は完全否定していません。でも、気にする人が多いので、著者自身は使わないとおっしゃっていますが。
私も、使うのがおかしいと感じるシーンもあると思いますが、完全にその使用を否定するものではありません。前後の関係から使うこともあります。

上記のような話、それから現代語の採集にあたっては、著者は図書館、テレビ、インターネットにとどまらず、実際に街に出て使われているシーンを丹念に拾っています。
さらに実証するために、物の仕組みを知ろうとライターを分解したりする著者の様子なども書かれていましたが、これもまた面白かった。

この本を読んでいて、私も言葉についてちょっと考えてみました。

いまだ私が使おうとしない言葉は以下のとおり。

〇リア充  〇はんぱない 〇カッけー 〇何気に

自分の体の中には上記の言葉はまったく染みとおっていないので使うことはありません。
たぶん今後も使わないと思います、死ぬまで。

あと、今、気になる言葉。

<印象操作>

・・・某首相が答弁のたびに相手に反論させぬように使っているようですが、こんな言葉あったかね?!
都合のいい、逃げ言葉としか“印象”に残りません。残念。


<〇〇となってございます。>

・・・国の役人が答弁のときに、「おたずねの数値は昨年度は〇〇〇となってございます。」と答えるのを頻繁に聞きます。ふだんこんな言葉の使い回しはないですよね。
これは都道府県の職員あたりにも拡がっているようですが、さすが市町村職員で使っている人を見聞きしたことはありません。
これも使うことは一生ないだろうな。

というわけで、自分が気になる言葉にまで話が拡がってしまいましたが、今回ご紹介した本もなかなか面白いですよ、ぜひ!d(^_^o)


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 武田邦彦・須田慎一郎 ( YouTube )

2017/06/03

ついに星組・スカーレット ピンパーネルを見た

20170602_star_troupe01

宝塚歌劇・星組東京公演「スカーレット・ピンパーネル(ミュージカル)」をご厚意で見ることが出来ましたので感想を。

この公演はトップスター紅ゆずる(くれない・ゆずる)さん、娘役トップの綺咲愛里(きさき・あいり)さんの新トップコンビ、東京での本公演お披露目です。まったく予想がつかない紅さんのトップ、期待と不安とが入り混じり、ドキドキしながら見に行きました。

過去にこのスカーレット・ピンパーネルは、同じ星組で安蘭けい(あらん・けい)さん主演、そして月組で霧矢大夢(きりや・ひろむ)さん主演で行われていて、いずれも大人気でした。
安蘭さんは、艱難辛苦を全身で受けとめ、革命政府との闘いや、妻マルグリットとの荒涼とした関係の中、信ずるところを突き進むパーシーを演じ、霧矢さんは革命政府からフランス貴族を亡命させ、妻との関係にも心底悩みながらもその“人間力”で心の底にある温かさを保ちながら活躍するパーシーを演じ、両者とも甲乙付けがたい好演でした。

そして紅さん。
今までのパーシーは、敵に察知されぬようにわざと“変な人”“おかしな人”を演じ、スカーレット・ピンパーネルに変身したときの凜々しさ、格好良さがそこで鮮やかなコントラストを見せたのですが、でも紅さんはいわずと知れたコメディエンヌ。
パーシーはますます“おかしな”感じが強調され、客席は爆笑、客席に市川染五郎さんがいるのを見て、舞台から“捌ける”ときに“六方”を踏んだり(*^_^*)、もう紅さんらしいのです。
だから、スカーレット・ピンパーネルになり、妻のマルグリットと心通じたときにも、今までは男らしく、それまでのちょっと変なパーシーからキリッとしてそこが格好良かったのですが、でも、おかしなパーシーも残しつつの表現になっていて、・・私はそこがいいと思ったんです。紅さんらしいよ。人間味があり、ユーモアもあふれ、やさしい男パーシー、いいじゃないですか。

そして、紅さんは全身全霊をもってスカーレット・ピンパーネルになっていました。
こんな全力のトップスターを見たのは長いこと宝塚を見てきましたが、初めてです。
紅さんが持っているものを躊躇せず、出し切って、そこに苦労の末その座についた星組トップスターがいました。こんなに新鮮な気持ちで心の中で後押ししながら観劇したのも初めてです。


20170602_star_troupe02

相手娘役、綺咲愛里さんもそれまでの「キャチ・ミー・・」や、「オーム・シャンティ・オーム」でも予想以上の素晴らしさを発揮していましたが、今回も今までの遠野あすか(とおの・あすか)さんや、蒼乃夕妃(あおの・ゆき)さんとはひと味かわったマルグリットを演じていました。トップお披露目とは思えぬ堂々としたものです。

そしてこの演目で一番“おいしい”役どころ、ショーヴランを演じた礼真琴(れい・まこと)さん。完全二番手ですよね、演技も厚みが出て来たし、歌唱は今までで一番と言えるくらい、歌い上げ方も素晴らしかった。
ミュージカルとしての部分が終え、幕が降り、その後のショーで一人、礼さんが「ひとかけらの勇気」を銀橋で歌い出したときに今の星組の様子が全体的にわぁっとオーバーラップしてきて、こらえていた私の涙のダムが崩壊・・・。
嗚咽しそうになるのをこらえながら「よかったよ、よかったよ」と何度も心の中で繰り返しながら見守りました。

こういう群衆のシーンが多い演目では、星組は本来の力を発揮します。
七海ひろき(ななみ・ひろき)さんはロベスピエールを演じ、従来のこの演目での配役よりもいい場面をもらっていましたが、今までとちがう星組の様子にちょっと圧倒されていたような気もしました。次回からは大丈夫でしょう。

それからルイ十六世の遺児「ルイ・シャルル」を演じた星蘭ひとみ(せいらん・ひとみ)さん、セリフ回しもいいし、舞台に立つ姿が非常に爽やかで、凜としたものがありました。これからきっといい役者になられるんじゃないでしょうか。

今回、紅さんの新トップスターの舞台での様子を中心に書きましたので、星組個々の方々にはふれませんでしたが、星組、かなりいいですよ。
紅さん、綺咲さん、新しい星組、ぐんぐん引っ張っていってください。
期待しています。


【Now Playing】 Migratory Birds / Takahiro Kido ( Healing Music )

2017/06/02

飛騨「吟醸・蓬莱」を飲んでみた

20170602_hourai01

先だって、私のいちばん大切なお友達からいただいたのがこの「蓬莱」です。
箱に書かれていたこの酒の数々の受賞歴をみても驚きますが、なんといっても全国酒類コンクール第一位!(*^_^*)しかもお友達は「酒」にはちょっとうるさいというか、大好きな人なので期待は高まるばかり・・(^-^)/☆

全国燗酒コンテストでも「最高金賞」を受賞しているようですが、今回は冷やして飲んでみました。


20170602_hourai02

うまいねぇ・・。
いい酒独特のフェラーリに乗っているような爽快感がまずは口中に拡がりました。
甘ったるくなく、辛口でさぁ~っと、風が吹き渡るようです。
この感覚は、そうそう澤乃井で飲んだ高級酒「梵」にも似たような感覚がありました。

そして、香りは梵とはちょっと異なる感じがしました。
風土、水のちがいでしょう、飛騨の風景が眼前に浮かび上がってくるような気がしましたよ、いやほんとに。

なんていうのか、小さなことには動じないような大人の風格のようなものさえ感じました。
ほのかに酸味も感じられ、一服の風景画を味わっているような感覚にさえなりました。

おいしいなぁ、ありがとう・・(゚ー゚*)。oO・・今度また東京あたりのいい居酒屋で一杯やりましょうね、生涯の友よ。


【Now Playing】 播磨の渡り鳥 / 坂本冬美 ( 演歌 )

2017/06/01

「壇蜜日記2」を読んだ

20170601_danmitsu01

『壇蜜日記2/壇蜜著(文春文庫)』を読みました。
壇蜜日記第一弾はすでにこのブログでご紹介していますので、ご覧いただく際はカテゴリー「書籍・雑誌」で検索してみてください。

第一弾では人気の勢いに乗ってブイブイ言わせていたような記憶があるのですが、この壇蜜日記2では、その後のかなりな“バッシング”があったのか、その影響を感じました。
ようするに、壇蜜さん、自分を卑下していて、存在すること自体を否定するような輩の罵詈讒謗にだいぶ疲弊している様子がうかがわれるのです。

私が持っている壇蜜さんの印象というのは、世の動き、人の思惑(特にバカでスケベな男)、自分を利用している人が裏で考えていることなどを敏感に察知し、自らの容貌を適切かつ賢く利用して、ある意味自分の中にある考えを密かに実行している人・・というものでした。
要するに“頭がいい”って、思っていました。

でも、この壇蜜日記2を読むと、そんな壇蜜さんも、特に仕事で絡んでくるような人の中に“ゲス”な人たちが多く、しかも次から次へと壇蜜さんに謂われのない“言い掛かり”をつけてくるので、だいぶ弱っているような感じを受けました。

最終的には「自分というものは、こういうものだ、こういう生き方をしているのだ」という姿勢で、しかも怠惰な感じの私生活も垣間見えるような日記となっていて、壇蜜さんの中にある“芯”のようなものはしっかりとして、揺るぎないものになっていた、と思いました。

できれば、ここから巻き返して、「壇蜜日記3」を出してもらい、大反撃してもらいたいものだと思いました、正直d(^_^o)

壇蜜さんを好奇の眼差しで見たり、下心丸出しに近づいてくる男、&壇蜜さんを表面だけで判断して蔑む女性などに対して、斜めから見ていたと思われるテレビ等の露出が多くなってきた頃の壇蜜さん、もう一度あんな感じで“ギャフン”と言わせる文章を書いてもらえたら、と思いました。

いや、ひょっとしたら今までと異なる視点で、しかも今までいたところとは異なる場所に自分を移して生きて行くのが壇蜜さんなのかもしれません。

そんな期待もしつつ、それでもこの本は面白く、しかも文章は“ウマい”!
独特の感覚とキレと、ふっと緩くなる感じ、勉強させてもらいました。
いい本でした。


【Now Playing】 深層深入り 虎ノ門ニュース / 有本香・小川榮太郞 ( YouTube )

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック