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2017/08/10

日本エッセイスト・クラブ編「散歩とカツ丼」を読みました

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『散歩とカツ丼/日本エッセイスト・クラブ編・'10年版ベスト・エッセイ集(文春文庫)』を読みました。もちろんブックオフ価格でd(^_^o)

ここに登場するエッセイはプロ・アマの競演で、それぞれの人生模様が浮かび上がってくるようで、心底“堪能”いたしました。どの人の文もうまいっ!!

タイトルの「散歩とカツ丼」を見て、どこかで永井荷風が出てくるのかな、と思っていましたが、ラストに作家・コピーライターの新井千裕さんの一文があり、荷風先生の市川在住時の散歩道のことが書かれていました。

漬物が幸せのバロメーターであるという話も面白かった。
ようするに手間ひまかけてする漬物づくりは、夫婦間にいざこざがあったりすれば、せいぜい浅漬けになってしまうのだ、というもので、漬物ひとつでもこんなに人生模様を感じさせる文章が書けるのだと、あらためて思いました。
私がブログで書いていることなぞ、浅い・・浅すぎる・・。

東京駅内の蕎麦屋で見かけた美人の鮮やかな“食い逃げ”の話も、その展開、スピード感が素晴らしく、これは読んでみてほしいです。食い逃げも鮮やかにやられてしまった話ですが、読んでいるこちらは著者にもその見事な書きぶりに“やられて”しまった感がありました。

居酒屋に入って、そこの客の会話などを聞いているだけで世の中の動きが見えてくる話もありましたが、これは鋭い観察眼(耳?)と、理解力無かりせば語れないものだとも思いました。
どの著者も人の言葉や、世の動き、ちょっとした出来事などにとても敏感です。見習いたい。

著者も作家のみならず、お医者さんや学者、写真家、染織家など多彩で、楽しく読めましたし、勉強になることがたくさんありました。
いいエッセイ集でしたよ。


【Now Playing】 ラジオ深夜便 / 研究者 飯田忠義 ( NHK-AM )

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