「もっとハゲしく 声に出して笑える日本語」を読んだ
『もっとハゲしく 声に出して笑える日本語/立川談四楼著(光文社知恵の森文庫)』を読みました。シリーズ第三弾だそうで、このブログでも以前第一弾だったと思いますが、ご紹介した記憶があります。
著者は時代を反映し、ツイッターなどからもネタを仕入れていますが、読んでいて自らの周辺、あらゆるところにアンテナを張っている様子が窺えます。
楽屋での先輩後輩の中でウケている話も面白く、あっという間に読み終えました。
私が気になったものを二~三ご紹介いたしましょう。
「感動をありがとう」「元気をもらいました」「癒やされました」・・これが三大ひと言感想文だそうで、これを使う人に気をつけましょう、ということでした。
ものを考えない楽をしている人ですから・・と。
以前から気をつけてました。
テレビのインタビューなどで上記のように答えている人って、まさにそんな感じ。
コンビニで「温めますか?」と聞かれた“バカップル”が「私たちみたいにアツアツでお願いします」と答え、店員が品物を渡すときに『今は熱いですが、すぐに冷めてしまいますのでお気を付けください』とやった話には笑いました。
最後に居酒屋で酔ったオジさんが言ってた言葉
「男のロマンが女のフマン(不満)になる」
・・・名言です。
私のロマンは妻の不満の塊となり、日々私におそいかかります (・_・;
【Now Playing】 あさラジ / 髙嶋秀武 ( ニッポン放送 )
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