映画「ル・コルビュジェとアイリーン 追憶のヴィラ」を見てきた
映画『ル・コルビュジェとアイリーン 追憶のヴィラ(The Price of Desire)/2015年 ベルギー・アイルランド 監督:メアリー・マクガキアン 出演:オーラ・ブラディ、ヴァンサン・ペレーズ、ドミニク・ピノン、アラニス・モリセット』を見てきました。
近代建築の巨匠ル・コルビュジェ(近年では上野の国立西洋美術館の設計で話題に)が気鋭の家具デザイナーとして活躍していたアイリーン・グレイと出会い、そこで起こる彼女の建築デビュー作「海辺の別荘<E.1027>」をめぐる嫉妬と愛憎の物語・・?かな。
けっこう複雑かつ、人間関係の“あや”がグニャグニャしていて・・変な表現でゴメン・・私はわかったようなわからなかったような気持ちでずっと見ておりました。
この映画は丹念な調査に基づいて、主役となる二人の知られざる物語を綴ったものとなっているとのことで、もともとル・コルビュジェや、アイリーンの存在を知っている人には、とても興味深い作品となっているのだと思います。
ただ、私はほとんど予備知識がないもので、洗濯機の渦に巻き込まれたままグルグル回されているような気分になってしまったのでした。
南仏コートダジュールの美しい風景と名作建築<E.1027>のたたずまいは圧巻だし、静かに交わされる主役達の会話は繊細で官能的であったりします。
もちっといろいろ調べて知識を得てから見た方がよかったな、と反省しつつ見終えたのです。
ル・コルビュジェのファンはかなり興味をもってこの映画に眼差しを向けているようです(特に美術関係者)。興味のある方にはかなり面白い映画になっていると思います。・・歯切れが悪くてごめん。
【Now Playing】 ニュース / NHK ( AMラジオ )
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