【2017年・宝塚歌劇を忘年会で振り返る その2】
続けて行きますよぉ~っ!(^_^)
4月に入って宙組「王妃の館/VIVA!FESTA!」です。
これはトップ娘役の実咲凜音(みさき・りおん)さんの退団公演となりました。
王妃の館、女神は高評価。テンポがよくて、個性も際立ち、ストーリー性も有って、ちょっとホロリとしたり・・。
私もコメディも達者にこなす、朝夏まなと(あさか・まなと)さん率いる宙組に高評価でしたが、なぜか実咲さんだけ先に退団させる状況に?!
いい演目だったけど、実咲さんの退団公演なので、もっとシリアスなものでもよかったかな、と余計なことまで思ってしまいましたが・・。
ショーの VIVA!FESTA! は、朝夏さん以降の宙組らしい怒濤の展開!d(^_^o)
“ソーラン宙組”という新しいワールドには驚いたり、わくわくしたりで、楽しめました。
5月に入って月組、美弥るりか(みや・るりか)さん率いる精鋭部隊の「瑠璃色の刻」。
女神は「大劇場でもやってほしかった」というくらいの評価。美弥さんと雪組から組替えでやって来た月城かなと(つきしろ・かなと)さんの魅力にやられたようです。
私も、雪組時代からいいと思っていましたが、月城さんがこんなにいいとは思っていなかったし、美弥さんは確実に実力を“本物”にしたなと感じました。
たいへんいい公演でした。
続いて同じ5月、星組トップコンビ、東京宝塚劇場お披露目となる「スカーレット・ピンパーネル」。
女神も高評価ながら、ピンパーネル団とロベス・ピエールがもうひとつ弱かった印象のようでした。
私は、トップコンビが全身全霊、渾身の演技でお披露目を乗り切ったという感じで見ました。とにかく、二人の意気込みがぐいぐいと伝わってきて、この大作を見事に作り上げたと思います。ショーヴランの礼真琴(れい・まこと)さんの歌唱は、過去のショーヴランと比べてもまったくひけを取らない堂々としたものでした。力入ってましたぁ~っ(゚ー゚*)。oO
6月には、雪組の「幕末太陽傳/Dramatic“S”」。
こちらは最強の雪組トップコンビ、早霧せいな(さぎり・せいな)さんと咲妃みゆ(さきひ・みゆ)さんのサヨナラ公演となりました。
幕末・・は、いくつかの落語の噺を合体させて舞台化するという(そういう設定で実在した過去の映画を宝塚の舞台で再現)凝ったものでしたが、早霧さんのお客さんをちょっとクスクスさせたりしての“イジリ”も見事な舞台となっていました。
最近、NHKでも放送されましたが、録画したものを見てみると客席では気づかないほど細かな演出、演技が光りました。早霧さん、咲妃さん、共に“ウマい”!!
二人は若々しく見えて、演技は老獪です。最後にきて、これまた素晴らしい演技を見せてくれました、さすがです。
ショーもすっかり雪組は圧倒的にお客さまを楽しませるような感じが板に付いてきて、それは組全体が喜びに充ちているからこそのものだと思いました。組の地力を感じました。
・・ここまでで、6月までの観劇演目を終えました。
まだまだ次回も続きますよ!
いっしょうけんめい思い出して書くので、またちょっと待っててねd(^_^o)
【Now Playing】 Speak No Evil / Wayne Shorter ( Jazz )
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