じゃくう鳥で珈琲飲みつつ深夜放送特集の雑誌を読んだ
年も押し詰まり、クリスマスイブだったが、珈琲豆がそろそろ切れるので、千葉市中央区の大巌寺町、淑徳大学前のカフェ「じゃくう鳥」に珈琲を飲みつつ豆を買いに出掛けた。
珈琲を飲んでいる間に、このお店の書棚にあった、かつての深夜放送全盛時代を特集している雑誌に目を通していました。
イタリアン・ブレンドの苦みを味わいながら、しみじみと私も当時聞いていた深夜放送を思い出しました。
私が実際に聞いていたのは笑福亭鶴光師匠、所ジョージ(+アルフィー)さん、タモリさん、谷村新司さん、小島一慶さんなどでした。
この本にも書かれていましたが、ラジオのいいところって、自分に話しかけられているような感覚になるところです。
「マイクの向こうで何万人という人が耳を傾けている」と、当時のDJの方々がおっしゃっているのですが、双方向な感じが実感できるんですよね。
これに比べ、テレビっていうのは、不特定多数に“まき散らしている”というか、“ぶん投げ”ている感じがあります。
不特定多数に問題なく届けるってことは、誰が見ても聞いても面白くないってことです。
以前よくあった紅白歌合戦での意味のわからないシュールなギャグコーナーなどは、まさに誰にでも“ウケ”ようとして、誰にもウケない典型でした。
だから今も私は、特に平日についてはテレビをまったく見ません。ラジオと USEN ばかりです。
ラジオを聞きながら、音楽を聞きながら、何か本を読んだり、ちょっとした文を書いたり、作業をしたりって今でもいいものです。
珈琲豆を買い、マスターと年末の挨拶を交わし、ほっこりとした気持ちで帰宅し、妻が買っておいたシュトレンを珈琲とともに家族でいただきました。
そんな感じでクリスマス・イブの夜は更けていくのでした。
【Now Playing】 チャリティー・ミュージックソン / オードリー、東島衣里 ( ニッポン放送 )
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