映画「ウイスキーと2人の花嫁」を見てきました
映画『ウイスキーと2人の花嫁(WHISKY GALORE !)/2016年 英国 監督:ギリーズ・マッキノン 出演:グレゴール・フィッシャー、ナオミ・パトリック、エリー・ケンドリック、エディ・イザード、ショーン・ビガースタッフ、ケヴィン・ガスリー、ジェームズ・コスモ』を見てきました。
戦時下、スコットランドのとある島では、ウイスキーなども配給制で、いよいよ戦況も深刻となり、島のバーでも最後の一滴まで無くなり、ウイスキー好き・お酒好きのスコットランド人はほとんどパニックに!
そこにニューヨーク行きのウイスキー運搬船が島の近くで座礁する。沈没寸前のため乗組員は皆非難。
船はその状態で置き去りに・・・。
・・行くよねぇ~ヽ(=´▽`=)ノその船目がけて・・犯罪だけど・・って話です。
東京の公開日には、映画の中でその船に積まれていた「デュワーズ」の12年ものが抽選でプレゼントされたり、結婚式シーンもあるため、ウエディング・ポストカードやフラワー・ポストカードも配られたり、開演後トークショーに出演されるウイスキー評論家・土屋守ブレンドのウイスキーのプレゼントもあり、劇中に出てくるパグパイプの生演奏も行われたようです。
ほんとうは東京で見ようかと思ったのですが、今回は都合で地元の小さな劇場で見ました。
スコットランド人にとっては、ウイスキーは生活の中になくてはならないもの。
そして、妻に先立たれ、娘二人を育てる郵便局員の主人公は、娘に求婚する若者に、島の慣わしで婚約パーティーを開かなければそれを許さず、でもパーティーのためのウイスキーが無い・・。
島民あげて、座礁した船からウイスキーを引き上げようとするのですが、超生真面目な自営民兵の長を務める男がそれを察知、なんとかしてそれを取り締まろうとする。
島民とその兵の“騙し合い”のドタバタが絶妙。
いざウイスキーを引き上げると船は沈没。
そして、本国の税当局に告げ口をする兵。
船でやってきた税当局の担当者が島の中をくまなく探索・・が、大笑いしてしまうほどの島民のウイスキーの隠し方に(石垣の隙間や雨樋にもウイスキーを突っ込む(^^;))この映画の英国らしいユーモアとウイットなども感じ、面白い映画でした。なんと実話を元にしているのだそうです。
また、娘の結婚に絡んだ、相手方の母親の頑なな態度と結婚式での和解の様子、さらに船に積まれていた国王のラブレターなどのエピソードも絡み、美しい島と海の映像も含め、いい映画でした。
まだ公開されたばかりなので、お酒好き、ウイスキー好きの方にはおすすめの映画ですよd(^_^o)
【Now Playing】 キミまち! / 阿澄佳奈 ( TBSラジオ )
« 「山口マオ 絵本とイラストレーションの世界2」を見てきた | トップページ | 「昭和式 もめない会話帖」を読んだ »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画「エリザベス 女王陛下の微笑み」を見て来ました。(2022.06.18)
- 映画「大河への道」を見てきました。(2022.06.16)
- 映画「太陽とボレロ」を見ました。(2022.06.09)
- 映画「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」を見て来ました。(2022.05.28)
- 映画「シング・ア・ソング! -笑顔を咲かす歌声-」を見て来ました。(2022.05.22)
「お酒」カテゴリの記事
- 太田和彦さんの「居酒屋と県民性」を読みました。(2022.07.28)
- 太田和彦さんの新刊「75歳、油揚がある」を読みました。(2022.07.12)
- 「酒場歳時記・吉田類」を読みました。(2022.02.16)
- 「おじさん酒場」を読んだ。(2022.01.14)
- 太田和彦さんの「銀座の酒場を歩く」を読んだ。(2021.12.27)
« 「山口マオ 絵本とイラストレーションの世界2」を見てきた | トップページ | 「昭和式 もめない会話帖」を読んだ »
コメント