ニッポン放送「あさラジ」が最終回だった
関東圏内のラジオ放送局「ニッポン放送」で毎朝6時~8時までやっている帯番組、「あさラジ」が本日をもって最後の放送でした。
今朝は早起きして、放送開始から聞き、クルマ通勤途中でも聞き、職場に早めに着いてからも、ラジコでブルートゥース・スピーカーを使い放送最後まで聞きました。
メイン・パーソナリティの髙嶋秀武さんは75歳になられ、でも歯切れ良く、歯に衣着せぬ語り口は健在!まだまだ、どんどんいける・・と、私は思うのですが、残念です。
髙嶋さんには、学生時代の深夜放送などでもすっかりお世話になりました。
「大入りダイヤルまだ宵の口」も聞いていました。“ひげタケ”なんて名前で呼ばれていたのも思い出します。
朝の帯番組も石川みゆきさんとのコンビ時代が懐かしい。
野末珍平さんや、海江田万里さん、食文化評論家の長山久夫さんら、番組ゲストも強烈な個性の持ち主が多かった。そして、その方々のお話を聞くのが通勤途中の私にはとても楽しみでした。
それに隔靴掻痒(かっかそうよう)なんて言葉も髙嶋さんの語りでは日常に入っていて、私にも勉強になりました。そんな言葉髙嶋さんの番組を聞くまでは知らなかったのでした。
私も今まで様々な場所の様々な職場に通勤しましたが、その中で今のようにクルマ通勤だったことが何度かありましたが、そのときの車中のお供は髙嶋さんの番組でした。
ラジオで見えませんでしたが、いよいよラストが近づくと、最後にアシスタントを務めた東島衣里さんは泣き出したようで、髙嶋さんは“照れて”「うそ泣きすんなよ」などと言っていましたが、もうそのときは私も涙がぽろぽろとこぼれました。
私の青春時代からのずっとずっとのおつきあいだった髙嶋秀武さん、番組を引退されてからのトークショーも完売だそうで、私も平日でなければ行きたかった。
まだまだその語り口、聞きたいです。
ニッポン放送でも、他局でもいい!ぜひまた番組を持っていただきたいです。
でも、とりあえず「お疲れ様でした。私にとってのラジオ・パーソナリティ、ナンバーワンは“髙嶋秀武”さんでした。
【Now Playing】 Oh So Blue / Horace Parlan ( Jazz )
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