【はっPのアナログ探訪_0146: RAM / Paul and Linda McCartney ( LP )】
このブログで久しぶりのアナログ・レコードを聞く「アナログ探訪」企画。
忘れかかっておりましたが…σ(^_^;)再開です。146枚目から続けます。
というわけで、景気づけに大好きなポール・マッカートニーのアルバムからいってみます。
ポールのアルバムでは「レッド・ローズ・スピードウェイ」と並んで一番聞いてきた「ラム」を取り上げます。
さっそく針を落としてみたのですが、あのとき聞いたけっこう鋭角的に聞こえたギターサウンドなどが、とても“まろやか”(*^_^*)あら、不思議。
ポールの声もギターも“まるみをおびた”ように聞こえます。
そしてリアルに・・。
あのときもいいアルバムだと思ったが、今アナログで聞いても、素晴らしいぞ(゚ー゚*)。oO
中学生の頃に買ったアルバムで、もちろん日本盤。でもスクラッチ・ノイズひとつなく、いい音です。
歌詞カードの末尾に、「PTX-DX・クリヤーサウンド」と記され、特殊なカッティングがされていて、トレーシング歪、ピンチ効果による歪を減少させているらしい・・(*^_^*)
そういわれると、なんだかいい音に聞こえるぞd(^_^o)
今、「アンクル・アルバート」が掛かっていますが、実に“澄んだ”音で、狐につままれたみたい。あの頃、こんないい音には聞こえなかった。CDの音に馴れすぎたのでしょうか。
今でこそ、このアルバムも一定の評価を得ていますが、ビートルズ&ポール後追い世代の私には買う前から“酷評”に近いものが漏れ伝わっておりました。
でも、当時聞いてみて、「全然そんなことないじゃん、大好きこのアルバム」と思ったものです。
逆にジョンの評価は当時、“過大”だったようにも感じていました。
それに「ジョンの魂」や「イマジン」はいいアルバムだと思ったけど、何度も聞くにはなんだか“重い”って思ったのですよね、それは今もあって、ドライブ時に気軽に音楽を聞くときには、やはりジョンの曲数は減ってしまいます。
そんなこんなで、ポールのこのアルバムはいよいよB面に突入しています。いいねぇ、アナログ盤はB面にひっくり返して次の展開に期待する瞬間がある。
「モンクベリー・ムーン・デライト」もポールのハードでシャウトする歌唱が炸裂!
こんなのコンサートでやってくんないかね(^_^;)・・当時の歌詞カードを見ると、「モンクベリー・・」は“つきせぬよろこび”という意があり、LSDやマリファナ・タバコのことと考えてよい・・という注釈がついています。そっか、そんなこともあってのことなのか。
とにかく聞いていて、ポールの魅力がいっぱい詰め込まれているアルバムという印象をあらためて持ちました。
さあ、再開したアナログ探訪、次は何を聞こうか。
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