映画「ロンドン、人生はじめます」を見てきました
映画『ロンドン、人生はじめます(Hampstead)/ 2017年イギリス 監督:ジョエル・ホプキンス 出演:ダイアン・キートン、ブレンダン・グリーソン』を見てきました。
行くと言ったら、あわてて予告編を調べ、妻もついてきました(^_^;)
ロンドンのハムステッドの高級マンションで暮らす未亡人のエミリー(ダイアン・キートン)。
夫亡きあと悠々自適の暮らしをしているのかと思いきや、その夫の死後に発覚した浮気や借金、減っていく貯金などの問題を抱え、それらを棚送りにしているだけでなく、さらに上辺ばかりのご近所づきあいが非常に重荷・・。
息子は海外勤務に行ってしまうと相談してきて、上記のことなどを含め、様々な問題に直面、もう後には一歩も退けない状態です。
そんなある日、屋根裏部屋で双眼鏡を使い、森の様子を見ていると、その森で自然に囲まれ手作りの小屋で暮らすドナルド(ブレンダン・グリーソン)を発見。
トラブルになりそうになっていたので警察を呼んでしまい、そこから本人に会いに行き、不思議なつき合いが始まるのでした。
池で釣ってきた魚で森の庭・ディナー、気ままな読書、自作の小屋はなんだか中に入るとちょっと素敵。
野菜などを庭でつくり、余計な物を持たず幸福に暮らすドナルドは、ちょっとばかり頑固だけど心優しいのです。
次第にドナルドに惹かれていくエミリーですが、ドナルドは、開発業者から立ち退きの裁判に訴えられ、さあどうなる、ドナルドとエミリーのちょっとした恋心・・・ってな話です。
予告編でもおもしろそうと(妻もそう思ったらしい)思いましたが、予想どおりの面白さでした。
金銭問題をいろいろと抱えた主演のダイアン・キートンに言い寄ってくる会計士の焦りすぎで少し“ドジ”ぶりなエピソードが爆笑なことも手伝って、そして周囲の一見お上品そうなマダムたちのおせっかいなどもストーリーに豊かさを加え、さらにイギリスの風景の美しい映像もあり、素晴らしい映画になっていました。
連休の一日、こんな映画で楽しく過すのもいいものでした。
“おすすめ”印です(^-^)/☆
【Now Playing】 ビギン・アゲイン / ピアノ・ガイズ ( Instrumental )
« 『コーヒーの鬼がゆく 吉祥寺「もか」遺聞』を読んだ | トップページ | 疲れて少しのんびりしています »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画「ロスト・キング 500年越しの運命」を見てきました。(2023.09.29)
- 映画「青いカフタンの仕立て屋」を見ました。(2023.06.20)
- 映画「テノール! ~人生はハーモニー~」を見て来ました。(2023.06.10)
- 映画「パリ タクシー」を見て来ました。(2023.06.01)
- 映画「ウィ、シェフ!」を見て来ました。(2023.05.27)
「恋愛」カテゴリの記事
- 「抱擁/北方謙三」を読みました。(2023.10.13)
- 嵐山光三郎さんの「文人悪妻」を読みました。(2023.09.26)
- 吉行淳之介と開高健の対談形式本「街に顔があった頃」を読みました。(2023.09.05)
- 映画「青いカフタンの仕立て屋」を見ました。(2023.06.20)
- 「アガワ流 生きるピント」を読みました。(2023.06.18)
「建物・風景」カテゴリの記事
- ブログ版、出雲・松江の旅まとめ その3(2023.11.24)
- ブログ版、出雲・松江の旅まとめ その2(2023.11.23)
- ブログ版、出雲・松江の旅まとめ その1(2023.11.22)
- 「最後の聖泉 誰も行けない温泉/大原利雄」という本を読みました。(2023.10.14)
- 「昭和・東京・ジャズ喫茶 昭和JAZZ文化考現学」という本を読みました。(2023.10.04)
コメント