本は紙で読みたいし、街に見つけに出掛けたい
このブログでは自分が読んだ本は、ほとんど感想を書き、紹介しています。
だいたい年間70~80冊は読んでいると思う。
で、それだけの本の紹介を載せていると、いろいろと言ってくる人もいます。
ずいぶんと本を読んでいるのに、ブログを見ていると、古本屋やブックオフ、町の書店などに立ち寄っているようだが、“ムダ”なんじゃないの?!
アマゾンがあるじゃないのっ!・・って。
私だって、長いこと探している本で、アマゾンで見つけることができたら買っていますよ。
でもね、本屋などに出掛けていって“出会う”本が大事なんだよ、わかるかね。
神田などの古書店で見つけるものには、まったく新たな世界の発見があったり、こんな本が過去に出ていたのか、と驚くこともあります。
人生のうちでこういう出会いを“ふい”にすることは、私の考えだけど、まことにもって“もったいない”!!
それに、地方の「町の本屋さん」に行くと、その店ならではの“品揃え”に唸ることがあります。
去年、鎌倉に行ったときに、駅前の本屋さんに寄ってみたが、「う~ん、すごいっ」って、立ちすくんだことを思い出します。
普通の町の本屋さんで、私が今まで見たこともない、読みたい本のオン・ステージだった。
所持金のこともあって数冊しか買えなかったが、うれしさが止らなかった。
それから、わざわざ本を手に入れて読んでいるけど、「電子書籍」ってのがあるでしょ!こっちの方が断然持ち運びに便利、いつでも読めるし、便利だよ!って言われることも多々あります。
それもちがうんだよなぁ(*^。^*)
私だって iPad に何冊かの本を入れていますよ。いますが、まあそれを使って読むことは・・ほとんど無いね。旅に出るときくらいか。
紙の本をめくるってことは「経験」なんだよね。
「ああ、あと少しで終わっちゃう」なんて思うこともあるけど、それは紙ならではの感覚です。
そして手にとってその重みや、頁を繰るときの感触、装丁の素晴らしさを感じる時、手に持ったまま自分の椅子にゆったりと座って外の風を感じながら読み、そして居眠りをする・・そんなことも“紙”ならではのことです。
きょうのお昼、NHKのFM放送で、書店で本を売ることについてのトーク番組(再放送だった)を聞きながらそんなことを思ったのです。
出演していた中江有里さんも、私と同様なことをおっしゃっていた。
だから、本はほとんど“紙”で読むし、街に出て本と出会うことはやめられないのですよね・・そういうことなんです(*^_^*)わかってね、“デジタルっぽい人”たち。
【Now Playing】 名物カツオの刺身 / 太田和彦 ( YouTube )
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