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2018/06/07

宙組「天は赤い河のほとり/シトラスの風」見てきました。【2/2】

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宝塚歌劇・宙組東京公演「「天は赤い河のほとり/シトラスの風」観劇のご報告第二弾!
今回は、ショー「シトラスの風(ロマンチック・レビュー)」の感想です。

1998年の宙組誕生時に上演された演目がこの「シトラスの風」。宙組誕生20周年となる今年は新トップ・コンビ東京お披露目公演での上演となっております(^-^)/☆

で、この「シトラスの風」ですが、宝塚ファンにはお馴染みなんですよね、なのに私、宙組が初演した頃は“宝塚休止期間”でしたので、まったく存知上げず、さらに近年公演されたものについても観劇することができておりません…σ(^_^;)

なので、初見した感想となってしまうのです、面目ない (・_・;

冒頭から清々しくて、爽やかで、とても上品な作品と感じました。
こういうの、宙組は“得意”ですよね。力感もあるが、細やかな手足のさばき、舞台上の振る舞いなど、宙組ならではのものを感じました。「いいねぇ」(゚ー゚*)。oO

このショーは、宝塚の伝統的な良さをそのままに、さらに初演当時としては“新しい”感覚を取り入れたショーだったのではないかと推察いたしました。

とても新鮮な感じがするんですよね。最初の舞台上のフォーメーションなども、当時かなり斬新だったのではないかと思います。

トップの真風涼帆(まかぜ・すずほ)さん、相手娘役・星風まどか(ほしかぜ・まどか)さんは、そんな演目にもピタリとはまり、若々しくて麗しいコンビなんだなと皆が納得できるような印象でした。

宙組は現状、二番手男役が組替えで来た芹香斗亜(せりか・とあ)さんと、はっきりしているので、芹香さんもいい感じで、いい頃合いで登場していました。
この人、ほんとうにカッコいいんだよね。

さらに愛月ひかる(あいづき・ひかる)さんや、桜木みなと(さくらぎ・みなと)さんら、男役は充実しているので、ショーも各コーナー・コーナーで十分な盛り上がりを見せていました。

新場面も加えたとのことですが、初見のためそれはわからず(*^_^*)
でも、バイタリティーあるシーンということでしたので、あのシーンかな、というのはわかりました。
美しく展開していく中で、躍動感あるシーンを挿入していくなんていうのも宙組の得意とするところだと思います。宙組にぴったりとはまるショーでしたね。

私の感覚としては、さらにトップ・コンビの濃厚なデュエット・ダンスや、主要男役と主要娘役の“からみ”が熱く繰り広げられる場面なども盛り込まれていると、なお良かったのではないかと思いましたが、初見でこんなこというと怒られちゃいますね、ごめん。

あとは、時々あることだけど、トップコンビお披露目なのに、エトワールがトップ娘役の星風さん、ていうのはなんかちょっと違和感ありました。
二人が最後に順番で大階段を下りてきた方が盛り上がったんじゃないかなと・・これも老婆心です、ごめんちゃい。

全体的には、近年のショーにはあまりない感覚で、私にはうれしい感じで伝わってきました。

超個人的感覚だけど、ぼくはショーは上品な方が好き!
なので、今回は迫力的にはまだもうひとつ、って感じもあったのですが、良かったです(゚ー゚*)。oO


【Now Playing】 That's The Way It Goes / George Harrison ( Rock )

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