【はっPのアナログ探訪_0151: JET / Paul McCartney & Wings ( Single )】
今回のアナログ探訪は Paul McCartney & Wings の「JET」。
これも久しぶりにレコード盤で聞きました。
CDよりも圧倒的に軽快な音です。意外!
ポールの素晴らしいドラムの迫力は十分に表現されているし、コーラスの爽やかさもみずみずしい。
この曲の根幹を成すとも言える“ブラス”の音は非常に軽々と鳴っていて、CDとは明からに異なる印象を持ちました。
無理な音圧レベルのアップが無い感じ、とても素直な音です。
このブログのシングル盤「BAND ON THE RUN」のアナログ探訪時にも書いたかもしれませんが、「バンド・オン・ザ・ラン」のアルバム自体がCD化された当時、「もともとデジタル向けの金属的な音質のアルバム」なんて言われていた記憶がありますが、いや実はそうでもないと思いましたよ。
ひと言でいうと「とても“あたり”がよい」です。アタック音の部分も“滑らか”にさえ感じます。
聞いてみないとわからないもんだねぇ。
ついでにB面の隠れた名曲「Let Me Roll It」にも針を落としてみました。
ポールのベースの音がとてもいいよ(*^_^*)
固すぎず、やわらか過ぎず、ほどよいアタック音を残しつつ、この曲を引っ張っていきます。
ベースアンプのそばで演奏を聞いているみたい。
独特のリフを持つこの曲のギターも、CDよりアンプから出るナチュラルさを保ったまま録音された感じです。明らかにCDの音とは異なります。耳に心地良いd(^_^o)
ポールのボーカルも伸びやかに、朗々と、自在な感じでこれまたいいヽ(=´▽`=)ノ
ちょっとオールディーズっぽいオルガンも泣かせます。いい曲だなぁ(#^.^#)
というわけで発見の多かったポールのシングル盤「ジェット」でした。
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