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2018/07/21

「落語に学ぶ大人の極意」という本を読んだ

20180721_kazuhiro_inada001

『落語に学ぶ大人の極意/稲田和浩著(平凡社新書)』という本を読みました。
これは簡単に言うと、落語に登場する様々な“人間模様”、これは今に生き、日々の生活や会社などの仕事上でも「参考」になるんじゃないの、という本です。

実際に今までいろいろな落語を聞いてきましたが、薄々そんなことをいつも思ったりもしていました。
長屋の人情話を聞いていれば、持つべきものは隣近所にいる人達とのつき合いの中から生まれる温かみある人間的なやり取りや、実際に何か協力してくれたり、相談に乗ってくれたりする・・そんなことかもな、などと思うこともありました。

この本では、さらに現代では、そうも言っておられず、すっかり隣近所や、町内会などでも新たな事態が発生していることにもふれています。
要するに、“現状にも対応”しているのです。

そのうえで、落語の紹介もしていますが、それになぞらえて、まったく現代の話をそれに置き換え、大人としての『生き方の極意』みたいなものを、わかりやすく教えてくれるような、そんな本なのでした。

落語のお話の中には、男女の微妙な心模様、仕事上でのいさかい、部下の掌握術のようなもの、嫌なヤツ(上司や同僚)とのつき合い方、喧嘩の仲裁、不倫の対処、謝罪術、金の貸し借り、友情、などなどについてのヒントがいっぱい出て来ますd(^_^o)

人を笑わせながら、実はそんな人生での大切なことを“ぽつぽつ”と語っているわけで、噺家というものは大したものだと、あらためて感じました。

だからそれを娯楽として楽しめる“落語”のある日本って、やっぱりいいねと思ったのです。

次々に現代の人の物語に置き換えて、テーマごとにエピソード的に紹介されるお話も読みやすく、わかりやすく、しかも楽しく、あっという間に読んでしまいました。

ちょっとは、今の自分にも役だったかな、と思いましたよ。

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