フォト

わたしのいきつけ

無料ブログはココログ

« 江本孟紀さんの「野球バカは死なず」を読みました | トップページ | 泉谷閑示さんの「仕事なんか生きがいにするな」を読んだ »

2018/07/27

月組トップ娘役に「美園さくら」さんが!

20180727_news_takarazuka001

宝塚歌劇団月組トップ娘役に美園さくら(みその・さくら)さんが来年1月から就任するとのこと。今朝の新聞で知りました。

6月の赤坂ACTシアターで「雨に唄えば」を観劇したときに、なんとなくそんな予感はいたしました。
私の見た感じでいうと、歌がとても伸びやかで、撥ねるような“バネ”のある歌唱が印象的でした。
お芝居の方は、まだまだという感じがしましたが、それでも物怖じせず、体当たりでいく気持ち良さがありました。
すでにトップ男役で、美園さんを迎える珠城りょう(たまき・りょう)さんのフレッシュで若々しい様子には合うのかもしれません。

そしてまたも涙を呑むのは、二年先輩だったと思う海乃美月(うみの・みつき)さん。
歌もダンスも良く、特にお芝居に関しては宝塚の中でも独特の持ち味とうまさがあり、トップ娘役としても十分な実力を持っている方だと思います。

宝塚はこういうことが必ずあります。運命の巡り合わせっていうんでしょうか。

宝塚歌劇団屈指の美貌を持ち、演技力も素晴らしく、どんどん成長していった宙組の怜美うらら(れいみ・うらら)さんは、最後の最後にきて後輩の星風まどか(ほしかぜ・まどか)さんにトップ娘役の座を譲ることになってしまいました。そして退団。

それは星組から月組に組替えでやってきた早乙女わかば(さおとめ・わかば)さんも同じこと。
主演を務めることもあり、実力も十分でしたが、月組には海乃美月さんもすでにいたし、そうこうしているうちに若手が台頭。時期的な運もあったと思いますが、一度はトップ娘役の姿を見てみたかった。

何度かの組替えを経て、星組にたどりついた白華れみ(しらはな・れみ)さんも、歌、ダンス、芝居、すべてにおいて実力十分でしたが、柚希礼音(ゆずき・れおん)さん、夢咲ねね(ゆめさき・ねね)さんの長期黄金トップコンビの時期にかち合ってしまい、トップ目前で退団に。

かつての宙組、花影アリス(はなかげ・ありす)さんも、気高いような美しさと、可愛らしさの両方を併せ持ち、蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さんとステージに立ったときの感じは、まさにトップスターでしたが、大空祐飛(おおぞら・ゆうひ)さん、野々すみ花(のの・すみか)さんの花組からの落下傘トップコンビがやって来たことにより、トップはあっという間に遠のいていきました。
でも、最後までどんどん成長していき、「トラファルガー」での名演が心にいまだ残っています。

そういうことって、これからもまだまだあるんですよね。

もしも、美弥るりか(みや・るりか)さんが星組に返り咲いて、トップになんて夢のようなことがあったら、ぜひ、海乃さんを相手役にしてほしいと思ったりもします。・・ないよねぇ・・(^_^;)

というわけで、今回は“グチ”のような、ぼやきのような、そんな内容になってしまいました。
そんな中で“遅咲き”?でトップ娘役になられた仙名彩世(せんな・あやせ)さんは実にめでたかったが、その実力を遺憾なく発揮されています。こういうトップ娘役もぜひまた登場していただきたい、と個人的な要望を述べまして、今回のブログ、終了といたします。


【Now Playing】 I Want To Hold Your Hand / Joshua Breakstone ( Jazz )

« 江本孟紀さんの「野球バカは死なず」を読みました | トップページ | 泉谷閑示さんの「仕事なんか生きがいにするな」を読んだ »

宝塚」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 月組トップ娘役に「美園さくら」さんが!:

« 江本孟紀さんの「野球バカは死なず」を読みました | トップページ | 泉谷閑示さんの「仕事なんか生きがいにするな」を読んだ »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のトラックバック