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2018/09/09

映画「英国総督 最後の家」を見た

20180820_viceroys_house01

【※このブログでの文は、8月頭からのブログ休止中にデジタルでメモしておいたものをアップするものです。なので、現在とタイミング的にマッチしないものもアップされるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。】

映画『英国総督 最後の家(Viceroy's House)/2017年・英国 監督:グリンダ・チャーダ キャスト:ヒュー・ボネビル、ジリアン・アンターソン、マニシュ・ダヤル、フマー・クレイシー、マイケル・ガンボン』を見ました。映画を見たのも久しぶりでした。

1947年、国力が疲弊してきた英国が植民地インドを去る決定時の物語。
主権譲渡を最大の目的にやってきた新総督のマウントバッテン卿とその妻、娘。
首都デリーの壮麗な総督邸のシーンに圧倒されながら映画は始まりました。

邸宅には500人の使用人がいて、そこでは、独立後に統一インドを望む国民会議派と、分離してパキスタンを建国したいムスリム連盟によって、連日連夜論議が闘わされていました。その様子だけでも見ているこちらはジリジリとして息詰まるようなシーンの連続でした。

さらにそこでは、新総督のもとで働くインド人青年ジートと令嬢の秘書アーリアが互いに惹かれあっていて、信仰が違う上に、アーリアには幼いときに決められた婚約者もいる。
そんなヒューマンなドラマもあり、途中からは涙がこぼれ、「こんな映画だったのか」と意外な展開に驚きました。

インド独立の最中、混迷を深め、暴動もいたるところで起こっている激動の歴史的な姿が映像として描かれ、心揺さぶられる映画でした。

そしてマウントバッテン卿が艱難辛苦を乗り越え、導き出した方向も、実は裏でもっと大きなものが動いていたという衝撃の事実も盛り込まれていたため、こちらの衝撃も大きかった。


20180820_viceroys_house02

さらにさらに、グリンダ・チャーダ監督はある日、マウントバッテン卿の甥の息子にあたるチャールズ皇太子に出会い、彼に大叔父様についての映画を制作中だと話す。

チャールズ皇太子は「マウントバッテン卿の個人秘書を務めていたナレーンダル・スィンフが書いた『The Shadow of the Great Game』という本を、ぜひ読むべきだ、“本当は何が起きていたか”が分かります」と語る。

その数日後には、偶然が起きる。
チャーダ監督が新作映画の宣伝中に会いに来た俳優志望の若者、それがなんとナレーンダル・スィンフの息子だったという。
「あなたが分離独立についての映画を制作中である記事を読みました。父の本をぜひ読んでいただきたいのです」と語り、チャールズ皇太子から薦められたものと同じ本を提示する。
・・数年後、彼はこの映画に、父と同じくマウントバッテン卿の個人秘書役で出演することとなる・・という強烈エピソード付きです。

最初は華麗で華やか、そして苦悩が続き、光が見えたと思ったら、強烈などんでん返し、人類は、人間は何故こんなことを繰り返しているのか、と重いテーマを突きつけられる作品でしたが、映画として素晴らしいものだと感じました。
見る価値のあるものでした。

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