このあいだ残業していたら
先週だったっけ、夜、ひとりで職場にて書類作成の残業をしておりました。
この時期、提出物がけっこう多くて、昼間は断続的にお客さんが来たりして忙しく、夜にひっそりとやっておりました。
夜の7時半も過ぎた頃でしょうか、何か気配を感じました。
ほんの瞬間だったのですが、「来たな」と思いつつ、パチパチとキーボードを打っておりました。
おりましたら・・。
右背後側面にある通用口の鉄の扉のドアノブが“ガチャガチャ”と回りました。
最初の“ガチャガチャ”は気のせいか、と思ったものの、続いて目を扉に向けると、明らかに“ガチャガチャ”音と共にドアノブが左右に不規則に回っておりました・・( ̄O ̄;)
恐る恐る扉に向かい、通用口のドアを開けてみましたが、もちろんそこには誰もおりませんでした。
・・やばいよ、やばい。
私がいろいろと感じる人間だということがバレていて、悪戯を始めたらしい、目に見えない人。
とにかく仕事だけは目処をつけようと、さらに文書作成続行!とスピードを上げて書いていると、こんどは後方の更衣室で“ガサゴソ”と紙類、あるいは何か袋のようなものを音を立てて動かす音がしまして・・。
あかんっ!そろそろ本格的になってきた。
と、隣の部署とつながる通路へのガラスの扉の鍵を解錠して逃げる用意をしながら最後の追い込みに入りました。
そんな中、ますます動きは活発になり、更衣室の“ガサゴソ”はけっこう続いて、さらに扉のドアノブは“ガチャガチャ”やり始めました。
超スピードで仕事を片づけ、怖さ100%で扉を開け、セキュリティ操作を“じたばた”しながらして、逃げました。後ろは怖いから振り返りませんでした。
どなたか、立っていたら怖いから・・ (・_・;
という、お話でした。
また妙な現象を経験してしまいました。
誰だったんだろう、地縛霊のただのいたずら心か・・。
« 古い本だが興味深かった「総理大臣という名の職業」 | トップページ | 太田和彦さんの「おいしい旅」を読んだ »
「不思議&恐怖体験」カテゴリの記事
- 横芝光町のギャラリー『笑虎』が閉められることになった。(2023.06.17)
- 「死の向こうへ/横尾忠則」を読みました。(2023.04.21)
- 異空間に迷い込んだ話・後日談(2023.02.07)
- 昨年に続き、異空間に行ってしまったようです。(2023.02.04)
- 「美女という災難/日本エッセイスト・クラブ編」を読みました。(2023.01.30)
コメント